バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

すすきのかんざし

2013年10月13日 | 料理日記


 神々は出雲の国にお出ましで、神社の神様は留守だと聞いていますのに、田舎は賑やかな秋祭りです(笑)
家の前を綺麗なタイコがお披露目に通って行きますが、酔っ払いのJから電話があって、今年は写真を撮り損ないました(笑)
「○ちゃん、お父さんが亡くなったので僕は自粛をするからね。君もうっかり鳥居をくぐったらいけないよ」と言ったのは昨日まで、祭りで帰省中の友人に誘われると、飲み会に出て行きました。

帰るコールかと思っていましたら「また誘われたぁ~。○ちゃん、遅くなるから・・・絶対僕は鳥居をくぐっていないからね!」と言って電話は切れました。

「奥さん、Jさんいますかぁ?」よく知っている酔っ払いからまた電話が掛かって来ましたが、Jは留守ですと言う前に電話は切れました。
相当酔っているようで、Jの周辺は皆が酔っ払いで困ったものです。

これからお迎えコールが掛かるまでじっと待っています。
こう見えても中々厳しい人生を送っているのですよ(笑)

“待てば海路の日和あり”あれ?意味が違いましたが、そうこうしていると人生の先輩からまたとない贈り物を頂きました。
“とれとれカワハギの肝付き”です。
先輩のご指導通りすぐさま煮つけました。



ついにお迎えコールが掛かり迎えに行きましたが、町はまだお祭りの雰囲気が残っていました。

「今年は僕もメラメラ燃えてきた♪ウイ。(タイコを)かきたくなった」と言いましたが、何にメラメラしたのか不明です。
「ドタン!」風呂場でしりもちをついて、寝かせるまでこちらの肝はつぶれっ放なしです。

上弦の月だったね・・・なんて色っぽい歌。
もう歌えない祭りの夜は。


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テスト2

2013年10月11日 | 記事日記


 何事もきっちりやってくれる跡取り妹のお陰で、父亡き後も安心して暮しています。
今日も姉妹が揃って食事の機会がありました。

お土産に持たせてくれた芋ケーキが絶好の被写体に思いパチリ。
いかがでしょうか?(笑)新しいカメラで撮りました。

お料理はお料理が美しく撮れる機能もあるようですが、めんどくさくてまだ読んでいません(アチャ)
まぁ、これで上等ですよね?(笑)

Jさんも説明書を読んでみて?、と言いますが、「ぼ、僕は・・・」と言って機械物は一切触りません。
(ちなみに、こんにちの新型洗濯機も触れません・・トホ)
Jは生き方上手で実に巧みで、わたくしはお手上げです。

そんな夫ですが、どう言う訳かご詠歌は上手です(笑)
これから逮夜毎に、お坊様の都合の悪い時はJが先達を務めます。
大きな声の後を三姉妹がトボトボ付いて行きますが、父は喜んでくれると思います。

全てを承知していた父でした(クスクス)


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テスト中

2013年10月10日 | 記事日記


 朝は大輪のバラが綺麗でした。
撮影練習には好適と思い一枚フォーカスしましたが、コンパクトの限界は否めません(クスクス)

秋バラは芳香が素晴しく、虫を寄せ付けていましたよ(笑)
美人は大変です(クッ)

目鼻があるだけで苦労をしているわたくしとしては気の毒に思いますが、そんな苦労もまたあらずやも?
七転輪廻の後(のち)の世に(笑)


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心のしおり~ 花も嵐も(笑)

2013年10月10日 | 記事日記


 「値段は値段だけの物」と骨の髄まで知っているのに(笑)安い物に手が出てしまいました。
Jが隣にいながら、何故私を引き止めてくれなかったのかしら・・・アチャ。

デジカメ買いの失敗?ですか。
「○ちゃん、モデルチェンジ前の値引きかも知れないよ。すぐに慣れるからね」と言って慰めてくれますが、安物買いの何とやらの類(たぐい)のようですね(笑)
説明書の読み解きも難しく、ポンコツカメラと侮っていた愛機が愛おしいです。

五年前の正月に「○ちゃん、お年玉!」と言ってJが一台のコンパクトデジカメを買ってくれました。
オダギリ・ジョーが広告塔の大好きなカメラでした。

いつかは別れが来るとは思っていましたが、馴染んだカメラがこんなに良かったなんてクスン、残念です。
店員さんが進めた他メーカーの新しいカメラと本当に仲良く出来るでしょうか?(笑)

娘の一眼レフは素晴しいけれど、私は超小型でいいのです。
ただ説明書がもっと分かり易くあってくれれば・・(笑)


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火曜の朝焼け42 「がんばりましょうか?」

2013年10月09日 | 料理日記


 出先から帰ると玄関先にイチジクの箱が置かれていました。
真ん中の妹は、下の妹や姉にいつも心遣いの絶えない子で、こうして今日もたくさんのイチジクが届けられました。
その日の内にジャムを作りました。

皮をむいた重さが1.2キロありました。
イチジクは甘いので、重さに対し二割の砂糖にして、低糖ジャムを作りました。
レモン1.5個分の絞り汁を加えると、色も鮮やかになり、香りと程良い酸味で、高級ジャム(クスクス)の完成です。

さぁ、妹に見せる写真を撮りましょうとカメラを向けましたが、完全シャットアウトでした(笑)
ポンコツカメラはこの日を持って終了しました。
私のオモチャで、いじられ通しで、良く活躍をしてくれました。
近々に新しいカメラを買いに行きますが、どんな物に出会うのでしょうか?
カメラの調子が悪いとブログに書いただけで、記事欄に広告が入ります。
分かっている事とは言え、分析能力の高さに感心します(笑)

八日は二十四節気十七節「寒露」の日でしたね。
松にこもを巻く映像が流れていましたが、暖かい十月で実感から遠く感じられます。
良い季節でもあり、順に用事を片付けるのにも絶好の時期ですね。
困ったものですが、十月を頑張れば後が楽な事を、長年の暮らしで知ってしまいました(笑)

はてどうしたものか、台風の渦に巻き込まれる心境です(笑)


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カラスが鳴かない

2013年10月07日 | 記事日記


 淋しさはそれぞれの心に秘めて(クスクス)

天寿を終えた父の葬送は、男児ばかりのひ孫が時折笑いを添えて、本来の明るさを呼び戻してくれます。
姪のおなかの赤ちゃんが男の子であれば五人揃って男系ひ孫です(笑)

孫はかわいい、かわいいの父でしたが、ひ孫となるとちょっと感慨が薄れるようでした(笑)
体の弱りと共に自然の摂理ですね。

Jが「○ちゃん、お父さんが亡くなって淋しくなったけれど、頑張って行こうね」と言って両手だけを強くハグしてくれました。
こう言う事は何の抵抗も無く出来るのですよ(笑)

ついさっきまで居た父がもういないのですね。
母を送り、Jの母を送り、とうとう父まで見送りました。

二年前の春、Jに取っては最愛の母を見送った彼の淋しさを、私もこうして父を送って見て、しみじみと思うものがあります。

ひとりふたりと親が去り、無邪気な命が輝き、葬送は人間の無常の中にも確かな光りを感じさせるものですね。

今席でも長姉の夫の責任で、場を盛り上げなくてはと、Jはしきりに若い人の中で、酒席を取り仕切っていましたが、娘から「そんな事は若い人に任せなさい!」と叱られていました。

「Jさん、今日からあなたが長老になったのだから、お酒はもう若い人に注がれる人になりなさいよ」とわたくしがとどめの訓示をしましたら、一気に元気を失くしました。

世代がはっきりと移行しましたね(笑)
いつも二番手でこちょこちょやっていたいJは、少し追いやられた事に痛切な悲哀を持ったようです。

これから父に代わって、中心の置物になるように背後を支えるつもりですが、この「酔いどれ天使」はJの持ち味で、父も認めていましたので、好きにさせようかとも思います。

曇りなき秋空に、近日鳴き続けていた裏池のカラスの声がぴたりと止まりました。



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「敬礼」

2013年10月06日 | 我が家の伝言板


 妹達はそれぞれが父によく尽くしていました。
札付き(笑)のプータロウの姉が、父の定期健診の「病院行き付き添い係」でした。
ひとつくらい役に立つ事もあるものですね(笑)
昔ばなしに今ばなし、長い待合時間を二人はよくしゃべりました。

自己管理の徹底した父はボケも無く、自分の飲み薬には細心の注意を払い、難しい名前も効能も良く知っていました。
長年父の体を見て下さった先生や薬剤師さんが、父の自己管理の徹底振りを揃って誉めて下さいました。

療養型患者になり、大きな病院の先生の手を離れる時「僕が今考えられる最良の調薬をしました」と言って地域の先生にお渡しする薬を預かりました。

皆から非常に近い場所になって、妹達の誠実さや、孫も代わる代わる訪れて、心を寄せて来ました。
老人特有の痒(かゆ)みで、娘達の手が上手く痒い所に届くと、「わぁ~っ!」と言って喜びました。
父をとても可愛く思う瞬間でした。
励ます言葉が見つからなくて、「女ばかりのきょうだいだから、男のおじいちゃんがいなくなると困る」と言いますと「うんうん」と頷きました。
どうやら父のプライドを刺激しているようでした(笑)

そんな父でしたが、「思い出ごはん」をわたくしが一人で食べに行った明くる日に、静かに息を引き取りました。
享年九十歳。卒寿の父の長い人生に、わたくしの隣でもうひとりの私が、母の時と同じように最上級の敬礼をしていました。
感謝でいっぱいでした。


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秋桜

2013年10月04日 | 記事日記

秋祭点描 (10月上~中旬播磨路は一斉に秋祭りに入ります)
     
          

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秋来たりなば秋に添い

2013年10月03日 | 記事日記


 日ごとに秋枯れの庭になって行きますが、わたくしの今の生活の優先順位からすれば園芸や庭の手入れは後回しになります(笑)
先日に妹から、「お姉さん、今植える花は何がいいですか?」と問われましたが、「今は辛抱のしどころね。11月になれば葉牡丹やパンジーで冬花壇が出来るから、それまで待ちましょう」と姉の薄識(笑)を振り回しました。
素直な妹は真に受けていますが、折角花を入れようとしているのに可哀相な事をしましたか?(笑)
ことほど左様に、今はキク科キク系などの宿根草でしか名案は浮かびません(クスクス)

秋の花壇の難しさです。
ここで最強に力を発揮するのが秋バラですが、働く彼女には難しいと思います(笑)
プータロウの姉にもバラのお守りは大変です(笑)
たくさんのバラを管理されるマジョリン先輩はやはり素晴しい!

じっと我慢の秋庭ですが、そう言わずにちょっと園芸店にでも。
きっと新しい発見があるかも知れませんね。


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心のしおり~ 伝わる手

2013年10月02日 | 記事日記


 病院の父を見舞って家に着くと、庭に少し歪(いびつ)なクレマチスが咲いていました。

どういう訳か背を向けて、葉陰に隠れるように咲いています。
今頃のクレマチスをとても珍しく思いました。

花苗にしては割りと高価な苗で、良い場所に植えたはずなのに、初夏に一輪花を付けたまま咲きませんでした。
そんな下積みの長い花もあるのですね。
諦めていた花を見た時、心が動くのを覚えました。
花の持つ力を感じ取ったからだと思います。

父と一緒の時も、心が動く瞬間があります。
今日は「また明日(あした)来ます」と言うと、「待ってるから・・・」と言いました。
そんな時は何だかキュンとなります。

父は足をもんだり、撫でたりしていると少し寝ている時があります。
優しく使う手は大変な効果がありますね。

本当に「手」は言葉でした。
手話が生まれ、愛が伝わり、私にも与えられた「手」を、大切に使いたいと強く感じています。
病床にある父が、今教えてくれているのですね。


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火曜の朝焼け41 「誓い」

2013年10月01日 | 記事日記


 新しい月の始まりは新鮮で、ちょっと愉快で“頑張ろう”と言う力も湧いて来ます。
その為には早く寝よう!
この事はとても大切な事だと実感して、誠実に実行する事にしました(笑)

本日、ブログ生活五年目をスタートさせた私の誓いです(笑)


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