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バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

旅人

2020年01月30日 | イベント紀行
 毎日何かを誓い合いながら暮らしている二人(夫婦)ですが、健康で九十歳まで生きましょう!と話し合っています。
非常に難しい事です。
身なりを整えて、口紅を引き、オシャレなエプロンを着けて、台所に立っていられるおばあさんを想像すると、生き方としては、なかなか良い形だと思います。
ささやかな暮らしの中から、希望を見出すのはそう容易い(たやすい)ものでもありません。
何かを諦め、模索し、立て直し、前を向きます。
相手がいるから、暮らしが成り立つ、ふと、自分の立ち位置に感謝が生まれます。

このように静かに模索をしていると(笑)、ウォーキングから帰った夫の声が聞こえます。
「〇ちゃん、どっか行こう!」
野球が無い日はTVを見ているJも、同じ事では嫌になるのでしょう。
和田山までの遠出を決行しました。
日頃お世話になっている方へのお土産探しもいいかな?と思いましたが、夫にはもうひとつの意味がありました。
竹田城跡のふもとの観光施設で、室津牡蠣が提供されると、新聞報道で知りました。
「天空の駅」と言われる立派な施設です。
私達はまだ「竹田城跡」がさほど有名でなかった頃に登っていますが、駐車場からその石垣を臨む事が出来ます。


牡蠣好きの人には、良心的な値段で満腹感に満たされます(笑)
大きな身入りです。さすがの室津産と、播磨灘一帯の深い恵みに感謝をします。


牡蠣は好きですが、この量は食べ切れません。
Jに五個譲りました。彼は21個になりますね。

「Jさん、カニとカキとどっちが好き?」
「カキ」
「ウナギとアナゴは?」
「・・・」
「それでは、一番好きなものは?」
「キミ」

四十数年を掛けて、私は実にうまくJを教育出来たようです(笑)
この分だと九十歳もあながち冗談ではなさそうです。
お互いのわがままを受け入れ合って、はるか天空の駅に辿りつけますように、今日もその一歩を頑張ります(笑)


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