バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

山へ藪入り

2017年08月16日 | 新>生活ノート
夏休み生活ノート~№28

嫁ぎ先でもお盆は色んな行事で忙しく、その頃はお盆の明けた今日あたりに、母に帰っておいでと言われて「藪入り」をしました。
父も母も亡くしたわたくしはもう・・・帰る家も無くなり(笑)、夫に連れられて六甲山にのぼりました。






やはり気温は低く、お客様もまばらどころか、喫茶室は私達夫婦で貸し切り状態です。
日頃はお好み焼き店ばかりですが、今日は上品路線で行きましょうという事になっています。

時折モヤが晴れて下界が見えますが、また何も見えなくなります。
少し残念ですが、静かな空間は十分に藪入り状態です。

以前に宿泊した時も雨で何にも見えませんでした。
それではお二人のお写真でもいかがですか?とスッタフさんに同情を頂きツーショットが残りました。



雨の六甲山も考えようによってはそれなりに魅力的ですので、またお立ち寄りになって下さい。

表六甲ドライブウェイを下りて、兵庫県立美術館の人気絵画展「怖い絵展」を観る事がコースに入っていましたが、Jがまた蕎麦が食べたいと我がままを言い出し、「もう仕方がないわね」と西に曲がって、新開地「松濤庵」さんの天ぷら蕎麦を食べる事にしました。
私が通っていた映画館のマスターに教えて貰い、Jに教えて時々立ち寄る信州そばのお店です。
「ちょっと海老が小さくなったんじゃない?」と私が意地悪な事を言うと「そうぉ?」と意に介さず、汁まですっかり飲み干しました。

もう絵画展は消え去り家に帰りました。
神戸をぐるっと回って来たよねと言ってJは何でも楽しそうです。

たった半日の藪入りでしたが、山は涼しくて、狐につままれたような時間でした。


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