バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

月曜便り1 「だんじり」

2011年10月10日 | 記事日記
 十月三日から始まった、NHK朝の連続TV小説は、大阪府・岸和田市が舞台となる「カーネーション」。
世界的デザイナー「コシノ三姉妹」の母で、自らもファッションデザイナーであった小篠綾子氏の自伝小説です。

初週は京都市出身の実力俳優「小林薫」と子役の「二宮星」の生き生きとした関西弁にすっかりハートを掴まれ、だんじりの引き手のように、わたくしも走り出してしまいました。

大阪・岸和田だんじり祭り。

女は乗れないこのだんじりに綾子さん(役名糸子)は小さい時から強い憧れを持っていました。
今日の放送で、その糸子が自身のだんじりを見つける場面がありましたね。

父の言い付けで、家業の売り掛け金の集金に出掛けた彼女がふと目にしたもの、それは布が走るように動くミシンでした。

糸を回す取っ手(はずみ車)がクルクル回るだんじりのコマ。その踏み台(ペタル)がだんじり曳行の力強い足音。
勉強よりも洋裁好きの糸子は、ついに自らのだんじりを見つけ出したのです。

「これがウチのだんじり・・・このだんじりにのっちゃるわい!」


いい場面でしたね。上手な脚本、演出でした。
かつて演劇部所属。間抜けた脚本を書いていた、自身の才の無さを痛感するに文句なしの名場面でした(笑)


この写真はある年の見物時に撮った一枚です。

 

スピード感が気に入っています。
Jもチャッカリ岸和田の親戚の人?

 


住まいする播州も祭りどころで、あちらこちらから太鼓の音が聞こえます。
先週末は夫の氏神神社の秋祭りでした。
今週末はわたくしの里界隈のお祭りです。

来年には物心のつく孫にも見せてやりたい郷土の勇壮な秋祭です。



とうとう見つけられなかったわたしのだんじり?

そうでもないか。
結構重い大きな箱だったよね。家庭というだんじりぐるま。

やっと・・・がんばりどころへ来たみたい。



ランキングに参加しています
およろしければクリックを♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする