
ココから
世界のどこだって行ける!!
恋と仕事と好きなコト――森田芳光監督からのラストエール
製作年度 2011年
上映時間 117分
脚本:監督 森田芳光
音楽 大島ミチル
出演 松山ケンイチ/瑛太/貫地谷しほり/ピエール瀧/村川絵梨/星野知子/伊東ゆかり/松平千里/伊武雅刀/西岡徳馬/松坂慶子/笹野高史
鉄道を愛する2人の青年が、共通の趣味を通じて友情を深め、恋にも仕事にもマイペースに奮闘していく姿をほのぼのとした心あたたまるタッチで綴る。
12月に急逝した森田芳光監督のオリジナル脚本で撮り上げたハートウォーミング・コメディ。

各駅停車のゆるさと、そこにひろがる何か懐かしさの味わえる作品で、
私はかなり楽しめました♪
まず、、子供が小学校に上がる前、ウチの

ママ鉄化していたかも知れません。当時同じように電車派の子供が何人か仲良く集まり、
そのママ友の情報で、よく出かけました~


当時のグループの一人は、今、当時の夢を叶えて鉄道会社に就職してしまった子もいます。
なので、
車派の子供の親よりはこの作品を楽しめたかもしれませんが


主人公二人の名前も勤務会社名も、彼らに関わる全ての登場人物の名前に
特急や急行がもれなくついています(笑)
同じように鉄道オタクであっても、こだわりや楽しみ方も色々で、
二人はそれを認め合いながらぬるく引き合い、ほんわかとした友情を築いていくのです。。。
そのぬるさは、恋愛においても然りで、アツクない恋愛ってどぅなん?みたいな(笑)
大手不動産ディベロッパーに勤務する小町が、ある日会議で提出したレポートが社長の目に留まり
普通には左遷と受け取られかねない九州支社への転勤にも、嬉しさを隠せない小町クン。
もちろん列車で向かいます♪
ちょっと寂しくなった小玉クンには実はかなりイイカンジのお相手がいたのですが・・・
どこでもマイペースな小町くんと、気ぃ使い~の優しい小玉くんが絶妙の距離感で
ユーモラスに、爽やかに、草食系鉄ちゃんの恋と仕事をみせてくれ、
ほのぼのとした気持ちにさせてくれる作品でした

いつも、どんな時も明るく笑って生きていくのは現実には難しいですけれど、
好きなことや好きなものがある事で、焦らず、くさらずやっていければ、
人生そんなに悪くないかも~と、そんな風に思わせてくれるふたりでした♪
森田芳光監督も鉄ちゃんだったのかしら?と思わせるロケ地もあり、
吾が子鉄もはまっていた懐かしいプラレールも登場します!
そして、20路線80モデルの列車が登場するわけですが、かなり九州に行ってみたくなりました♪
初日の夕方の回でしたのでカップルが多かったですが、お子さん連れでも大丈夫だと思います。
このところ続けざまに夜行列車が姿を消していっていますが、ブルー・トレインにもう一度乗りたかったな~と思っていたら
夕方の情報番組で「サンライズ 出雲」は行列の出来る寝台特急で、2ヵ月待ちの超人気だとか。
なんだか列車の旅に出たくなりますよ


ぴあ映画生活新作映画9本の出口調査2位、3位は「マリリン 7日間の恋」

なんと!鉄ママだったのですね。
ということは、出て来る名前とか鉄道の詳しいことも全部判っちゃうのかな?
すごい~~
私は判らなくてもほのぼのして楽しめました。
ふたりのいい距離感がたまりませんね。
いい具合にゆる~い映画だけど、
不思議な縁に遭遇して、観終わって
温かい気持ちになりました
のんびり列車で旅をするのもいいですね~
GWは恒例の京都です
今回は中学のプチ同窓会にも参加します~
コメント&TBありがとうございました(^^)
kiraさん、ママ鉄だったのですね(笑)
森田監督が、ご自身が大いに楽しんで作られた作品だったように思います。
子鉄のママの姿勢は結構違っていたかと思います。
きっかけは子供の喜ぶ姿をみることだったとは思うんですけどね(笑)
当時を思い出して終始ニマニマ、二人の姿にほっこり、でしたよ~
列車の旅は四季がありますからね~。
この作品のPRで、松ケンと瑛太くんは時刻表の表紙をジャックしたとか。
時刻表苦手なんですが、苦労して乗り継いで行った旅も想い出ですよね~。
いろんなことも思い出し、ちょっと幸せなキモチに~
GW楽しんで下さいねー
森田監督作品、他のもみたくなりましたよ
好き、という気持ちがいっぱい詰まってて、てっちゃん二人を
優しく魅力的にしていました
小町と子玉・・・う~ん、なにやら楽しいっ。
kiraさん、ママ鉄さん??でいらしたのですね。
日本の名曲[遠くへ行きたい]なんてやっぱり鉄道旅の世界ですよね~。
10代の頃でしたが、そのこともママ鉄化に小さく影響したかも?ですね(笑)
深夜特急がどんどん無くなって行くのは寂しいですが、
ガタンゴトン。。と揺られる旅もまたいいですよねー♪
そうそう、、子供はまだ掴まり立ち0歳のころ、「世界の車窓から」という番組を
ジ~~~ッとフリーズして見ていたんですよ
それと、懐かしい武君の「恋する惑星」ご覧になってらしたんですね!
後でお邪魔します♪
僕もこの作品のゆるっとした雰囲気は好きでした。
小町と小玉は周囲の人ともふつうにコミュニケーションできて、でもマイペースで生きている、新しいタイプのオタクかもしれないですね。
彼らのような生き方は好きだなぁ。
納得でした~
段々オタクも様変わりして、彼らのように引き合い、
人生をちょっと豊かにできたら・・ステキだな~と感じました♪
オタクとまではいかなくても、さまざまなシーンで趣味を共有しあえる、ソコから生まれるものでもね