
有り余る才能と熱意がありながらも結果に結びつかず、
崖っぷちに立たされているコンテンポラリーダンサーと
加齢とともに増していく閉塞感に苛まれながら、同僚と不倫関係を続ける年上の高校教師が
運命の出会いを果たし、
捨て身の<激愛>に溺れていき、様々な困難の果てに二人が選び取る道とは…―
脚本 大石静
演出 塚原あゆ子
主題歌 KAT-TUN『KISS KISS KISS』(ジェイ・ストーム)
挿入歌 MISIA『白い季節』(Ariola Japan)
出演 亀梨和也 深田恭子 早見あかり 小芝風花 大貫勇輔 寺島進 麻生祐未 生瀬勝久

高柳の家庭を守る為、「現地集合」延長なし、帰りの食事も向かい合ってすることは無い、
どこか束縛とも取れる高柳の気配りが、結唯に結婚という二文字を取り上げていたが、
その安全策(!?)の為、たった1回、30半ばでの無断外泊で騒ぐ母親にピンチに立たされる結唯。

翌日慶の部屋から直接学校に急いだ結唯は、同僚教師たちの好奇の目線に堪え、
携帯を慶の部屋に忘れたことで、皆の目前で実家に電話をする羽目に・・・

そんな結唯に親切心から携帯を届けに来た慶から、結唯は授業を抜け出して受け取るが
この時点で結唯の不倫愛を知らない慶が、なぜ裏に回れと言われるのか解らない様子が可愛い。
彼にしてみれば、教師といえど独身同士の交際に、問題など存在しないのだから。
加えて、ふたりの環境からくる価値判断が、慶の元カノ(ホントか?)の告発以降の
2人の関係に影を落としていく展開。
今回は年下の男に振り回される結唯のジレンマと、
彼女を自分を救う為に現れた存在だと思いたかった慶の純愛の誤算が描かれていて、
先週もあった慶の「今、どこ?」と
今週の「今どこ」のトーンの違いが凄く印象的だった・・・
逢える期待にときめいた初回の今どこ?
結唯に対する不信が詰問調になってる、今週の「今どこ」…―

「同じ服で職場に出勤するわけにいかない」「歯磨き」に「化粧」だって、、
同性なら結唯に同調できる「準備が必要なのよ」も、シンプルに生きる慶には通じない。
それでも自分の感情に気づいた結唯は慶に会いに行き――と、
また3話は凄い展開になりそうですぅ・・・
でも、泥沼の展開になろうとも、慶の生き方が穢れなさを感じさせて、
不倫している結唯の側にも悪女的な狡猾さもなく、
なにより2人が、何処かいじらしさがあるのがイイ。
打算の無い慶が男らしいし、
(安定を)失うことを恐れる結唯の背中を押してあげたくなる・・・
これはやっぱり、恭子ちゃんと亀梨クンのキャスティングが功を奏していると思いますね

明日の3話も楽しみです~~

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