つくば実験植物園の絶滅危惧種を展示しているカンアオイを4種ほど。
カンアオイ(寒葵)はウマノスズクサ科の多年草。
冬期も葉が青々としており、形がアオイのそれに似ているのでこんな名が。
日本には50種以上の種類があるが、そのほとんどが固有種である。
花は葉の下に隠れるようにして咲いており、地べたに密着しているものも多い。
花に見える部分は萼で、地味な色合い。
なので、野外だと、葉の下なこともあり、気をつけていないと見過ごすのが当り前かも。
地域による変異も多く、マニアに乱獲されて数を減らしているため多くが絶滅危惧種である。
まずはアサトカンアオイ(朝戸寒葵)
奄美大島でも限られた地域の常緑樹林下に生育する。
「朝戸」はこれが発見された地名。
2012年に新種登録されたそうだ。
次はフクエジマカンアオイ(福江島寒葵)
長崎県の福江島に生育する固有種。
1994年に発見されたが、もともと個体数が少なく、自生地の状況がはっきりしないとのこと。
フジノカンアオイ(藤野寒葵)
奄美大島の湿潤な森林下に自生する固有種。
日本のカンアオイの仲間では最も大株になる。
花は黄緑色から赤紫色まで多岐に渡るとのこと。
自生地や株ごとに花の色や形に変異が見られ、種が異なる可能性もあるようだ。
下の画像は同じフジノカンアオイの大型種として展示されていたもの。
奄美大島には8種ほどのカンアオイが分布するが、これがいちばん広範囲で見られるようだ。
特に花が大きいものは「オオフジノカンアオイ(大藤野寒葵)」と呼ばれる。
フジノカンアオイと違い、沢沿いなどを好むそうだ。
花期はフジノカンアオイは12〜5月、他2種は2〜3月。
朝のうちは晴れていたけれど、午後になって曇ってきた感じ。
気温は15度まで上がったが、風がひんやりであった。
昨夜、白玉がおこたの中で吐いてくれたので、敷布とコタツ布団を洗濯。
いつもはガマの穂みたいな固形物といった感じで、湿気はほとんどない。
なので、古布で覆って掴み取れるので、洗濯するまでもない。
が、今回は水分が多くびっしゃりと濡れてくれたので、交換するしかなかった。
でも、花粉や黄砂が飛散しているので、外干しにできず、縁側に広げることに。
素材がフリースだから、花粉の付着がすごそうなので仕方ない。
昨日、粗方、用事を片付けたので、以降は家で呆けていた。
剪定作業の煽りか、腕や太腿が地味に痛むし(笑)
でも、娘の制服などクリーニングに出さねばならないのを思い出した。
水曜定休なので昼食後に出かけた。
ちょうど30%オフに当たったけど、単品の価格がそれなりに高いので手痛い。
ワイシャツは安いけどブラウスは高いんだなあ。
明日は午後から雨の予報。
そろそろインゲンや枝豆の種をポットに蒔こうかと考えているが、最低気温がまだ一桁。
先週辺りは20度越えになる予報だったが、割り込む気温に変わっちゃったので、もうちょい待ちかな。
今年はエンドウ類を一切、植えていないが、今からじゃ遅そうだ。
運が良ければ苗が手に入るだろうから、そうなったら考えよう。
庭でくつろいでいる麦さんであるが...
乱入してくる困ったさんが
どこまで本気なのかは分からないけれど、戦うのはやめて!
麦さん、逃げ出したけど..
何だか納得いかない顔つきのどん兵衛さんである