シロバナエンレイソウ(白花延齢草)である。
シュロソウ科の多年草。
白花のエンレイソウなのでこんな名が。
エンレイソウは有毒植物だが嘔吐させる効果がある。
食中りの人に根を煎じたものを飲ませることにより、命拾いしたことからこんな名がついたという説がある。
林縁や明るい林床などに生育する。
エンレイソウは花弁に見える部分は萼だが、これは白い部分は花弁。
その後ろに見える黄緑色の尖ったのが萼である。
別名「ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)」。
エンレイソウよりも高地で見られるからのようだ。
とはいえ、エンレイソウと生育環境が似たような場所でも生育する。
画像を撮影した場所は、近くにエンレイソウの群生地がある。
数が少ないが、根茎で増えるとのことなので、これから増えていくことを期待している。
実際、数年前は2、3輪だったのが、今年は倍以上に増えているからね。
花期は4〜5月。
今日も朝から青空広がる晴天となり、気温も上がって暑かった。
出先の茨城県では29度まで上がっている場所もあって、陽差しが強くて目がチカチカしていた。
6時に家族4人でつくばへと出かけた。
事の発端は、娘が東京で開催されているイベントに行きたいと言い出したこと。
息子が同行することになったので、前回と同じくつくばまで乗せていき、そこから鉄路でとなった。
息子が行きの高速でやたら飛ばしてくれたので、8時過ぎには駅に到着。
そこで二人を下ろし、9時前まで旦那と周辺ドライブ。
10分前に植物園に入ったが、既に車がたくさん駐車していた。
知らなかったのだが、今日は4日でみどりの日のため、入場料無料。
そのせいだけではなかろうが、入場者の数がものすごく多かった。
開園前の段階で、既に入口前には大勢の人が待ってたからねえ。
前回は出がけに腰をやっちゃったため、1時間半くらいで切上げた。
今日はそれもなく、最終的に3時間近く散策できたが、暑さで途中、頭痛が発生。
予想はしていたががっかりだ。
熱中症も起きかけてるのかもと、自販機で水分を調達し、ついでに薬も飲んだ。
30分くらいで落ち着いたが、水分と薬、双方の効果だと思う。
既に終わってしまった早春の花もあってがっかりだったが、それ以上に開花している花の多さにうっとり。
蕾だけの木にはがっかりもしたが、今回も初見の植物が幾つかあって大満足。
キッチンカーも来ていたけど、価格の高さにびっくりであった。
レモネード、Sサイズの容器で500円っていったい...。
12時に植物園を後にし、これからどうする?となったが、霞ヶ浦に向かった。
私はおそらく、霞ヶ浦を眺めたのは初めてだと思う。
広大な湖?に目を見張ったわ。
道の駅は駐車場がいっぱいで残念だったけど、風景は楽しめた。
国道51号線を北上し、大洗インターから高速に乗って帰途に。
交通量は多いわ、高速道路の走り方が分からないサンデードライバーは多いわ、怖い思いをした。
いつまでも追い越しレーンを走り、後続車に煽られてる車も結構、見たなあ。
無事に帰りつけて本当に良かった。
子供らは高速バスでこれから帰ってくる予定。
首都高を抜けるまで、渋滞に巻き込まれそうだなあ。
駅までの迎えは旦那が行ってくれるので助かる。
久しぶりにGWらしい?行楽を楽しんだ一日であった。