新年度が始まる

キブシ（木五倍子）である。

キブシ科の落葉低木。

江戸時代、お歯黒にヌルデの種子である「五倍子（ふし）」が利用されていた。

その代用品としてこれの果実も利用されたことから「木の五倍子」でこんな名が。

山や林縁などに生育する。

新葉が展開する前に、昨年の枝の葉腋から穂状花序を垂らし、多数の花を付ける。

見た目は釣鐘型だが、花弁と萼片それぞれ４枚から成る。

その見た目から「黄藤」とか「簪花」の別名もある。

雌雄異株で、雄株では雄蕊が長く、雌株では雌蕊が長い。

花穂は雄花の方が一般的に長いとのことで、穂の長さの差が何故できるのか、ようやく分かった。

とはいえ、全ての花穂に該当するわけではないので、観察する必要はあろう。

倒木で行く手を遮られた林道沿いで撮影したものだが、強風で枝に絡んでしまった花穂も見られた。

今年は２月下旬には、県道沿いの山の斜面に花穂が垂れ下がっているのを目にしていた。

そのひと月前くらいには、まだ黒く変色した果実が垂れ下がっていたのにね。

どのタイミングで変わったのか、本当に不思議である。

花期は３〜４月。

午前中は雲が多かったが、午後になって晴れ青空が広がった。

気温は昨日ほどには上がらなかったが14度。

過ごしやすい一日であった。

息子は昨夜、22時を過ぎてから帰ったようだ。

具合が今ひとつだったので、20時半には自室に引っ込んだため、見送りはなし。

もともと、夕食を食べたら帰るが、風呂に入ってからになり、仮眠をとってからになったので致し方ない。

２時には無事に到着したようで、よかった、よかった。

５時半に目が覚め、トイレに起きたらどん兵衛が現れた。

昨夜も床の間のベッドで寝ていたようだ。

一緒に部屋に戻って、布団に潜り込んできた。

麦とは違う喉のゴロゴロ音が眠りを引き起こし、次に気がついたのは７時。

サイレンの音が鳴ったせいであった。

起き出して洗濯機のスイッチを入れ、可燃ゴミを出しに行った。

新聞を読みながら朝食をとるのはいつものこと。

選抜では健大高崎が優勝したのを知った。

県内から出場した学法石川が一回戦で当たった高校だった。

初戦敗退となったが、相手が優勝校ともなれば負けても諦めがつくかしら？

９時半を過ぎてから用事を片付けに出かけた。

まずは運輸局で、車の名義変更に関しての不明点の確認。

旦那が今乗っている車の名義が義父なため、相続物になってしまった。

手続きが煩雑になってしまい、必要な書類がえらい量に。

その中で不明なものがあったので、その点を確認し、用紙ももらってきた。

それから銀行で相続税納付。

次は法務局だったが、駐車場に入れない車が道路にあふれていたので諦め警察署へ。

運輸局で車庫証明を取るよう言われたので、それの手続き。

でも、旦那の住民票が只見に移っているため、すんなり手続きできるかの確認作業が入ってしまった。

結局、家屋が旦那の名義になっているので問題ないとなり、必要書類をもらうことができた。

戻り足、法務局の前をまた通ったのだが、車の列はなくなり、駐車場にも空きが。

ラッキー♪と入り込んで車を停め、用事を片しに法務局へ。

こちらも発行してもらう登記事項証明書の枚数が多くて、ちょっとばかり時間がかかった。

が、無事に入手できてホッとしたわ。

ただ、これって、第三者も自由に取れるのが分かったので、もやもやするなあ。

身分証の提示も不必要だし、個人情報のはずなのに何かおかしく思える。

そちこち回って、話を聞いたり書いたり何だりで、すっかり疲れ切って12時半に帰宅。

娘が昼食にラーメンを作ってくれてありがたかった。

あとは家でぐったりしていたのは言うまでもない。

今日からバスもダイヤ改正となったが、娘が利用している路線は大幅に改正。

今までいわき駅から泉駅まで30km近い距離があった路線だが、それがなくなった。

日中は隣の地区の小学校まで、朝と夕方以降は小名浜の営業所までとなったのだ。

それと、土日の運行はなくなってしまった。

娘はイオンモールまで行く手段がなくなってしまい困った様子。

まあ、利用客が少ない上に、運転手も足りていないので仕方ないのは分かる。

路線自体なくなった所もあるので、それに比べたらマシな方だ。

長いこと変えよう、変えようと思っていたブログの名称だが、年度初日に合わせて変更した。

１月１日にと当初は考えてたんだけど、ばたばたしててし損ねた。

これはずーっと前、個人的に紙で発行していた情報紙もどきの名称。

しまいこんでいたのが整理中に出てきたので、懐かしく思いつつ眺めて笑っていた。

とはいえ、書く内容は変わりないので、今後ともよろしくお願いします。