買いましたよ、ロックジェト53号!
ちょっと前に週刊現代に出たジュリー関連記事がさんざんだったから・・その反動もあったかなぁ?ひどい記事は立ち読みで読み捨て!でもね、ちゃんとしたこと書いてくれれば買うのよという勢いで。
でも近辺の本屋にはないの。51号(ザ・タイガース再結成特集)のときにも探したけどなかった。なので密林さんから購入。
読みたかったのはジュリーのライヴ評!その名も「ジュリーのライヴを観た!」です。
執筆は佐藤睦氏。51号で「沢田研二の<PRAY>について」というアルバム評も書いていた方です。現在発売中の本誌なのでかいつまんでご紹介。
「2013年6月28日、東京国際フォーラムA。生まれて初めて、ジュリーこと沢田研二のライヴを観た。」
・・と始まっております。私もわくわくしながら参加した今年の初日ライヴに来てらしたのですね。
「自分が子供の頃からスターだった人を仰ぎ見る興奮、ものすごいミュージシャンのステージをはじめて目撃する緊張、そういうワクワクドキドキする嬉しい気持ちに導かれたライヴ」
ロック専門誌の編集さんだからすごいプロ目線で来るのかと思ったら、思いのほか!まるで私の初参加のときのような心持を書かれていて親近感です
・・子供の頃からスター、というのだから年齢も同じくらい?鉄人バンドについてもひとりずつその音楽性を紹介していてリスペクトが伺えます。
ちなみにカズさんは「ジュリーの歴史の中でいつもイカしたギターを弾き続けてきた」とご紹介。
「あまりに急な登場で仰天したが客席は総立ちでジュリーを迎える」と「ワイン」でのご登場に興奮しながらご覧になった様子。
カサブランカ・ダンディからのシット曲については「懐かしい反面、やはり呆然」「ステージの上のジュリーにかつての姿をどうしても求めてしまい、不思議な気分になった」
おぉお~もうほんとにジュリ堕ち初心者の感想じゃないですか、佐藤さん!決して悪い意味には書いてないです。このあと!
「だが、本当のジュリーの力を思い知ったのは、今年の新曲4曲を聴いたときだ」
まさに・・私たちファンがライヴでこの4曲を聴くと感じるあの凄さを1曲ずつしっかり素敵な言葉で語ってくれてます。
<Deep Love>で涙が止まらなくなり、<Pray>を聴かなければ泣き止むことができなかった、という。この後がまた名文!
「会場は宇宙空間のように静まり、ジュリーの歌は燃えていた。その場にいる誰もの心が大きく揺さぶられていた。
なんという圧倒的な歌だろう。生まれて初めてこんな歌を聴いた、と私は思った」
この表現!すばらしい。私ではこんな風に表現できなかったけど、確かにそういう空間ができていましたね。よくぞ書いてくださった!
実際にライヴに行って体験したら、ちゃんとした感性の人はこの凄さがわかるのよね?ということが確認できましてたいへん嬉しい!
全国40ヶ所のツアーとタイガースのライヴも紹介した上で締めの言葉!
「もしかしたら、今、どのロックバンドのライヴよりも、ジュリーのライヴは刺激的かもしれない。
このすごさは絶対に目撃するべきだと声を大にして言いたい。」
言ってー!声を大にして言ってくださいー!
こういうまっとうな正当な評価をこそ、ファンは望んでいるのです。ちゃんとした記事なら多少高くても本を買うんですよー。
で、編集部に感想メールを投稿しちゃいました。実際ジュリーの記事で売り上げ伸びているのではないかな?そのことをわかっていただきたい。
今後またぜひ取り上げていただきたいし、特集なんかもお願いしたい!ちゃんとした音楽記事ならジュリーだって嫌じゃないでしょ?インタビューなんか受けてくださったら嬉しいなぁと。
ぜひぜひお願いしまーす。