行き納め・関西⑤～法隆寺・夢殿～

東大門を出て・・東院伽藍へ。

こちらもぐるりと回廊に囲まれてます。そして真ん中に・・
　　　夢殿！！
八角形のお堂です。・・西円堂とよく似てます。こちらはとても有名～。

おおぉ～。これこそが「日出処」のなかで厩戸の王子がよくお籠りになっていたお堂なんですね！
・・・ここで瞑想し、雨を降らせたりなさってましたわー。
そのときはこのお堂を大王の宮廷に持ち込んでましたね。
その後、池辺の宮に、さらには斑鳩の宮に運んだことになるけど。当時の運搬技術で運ぶのは大変だったでしょうね。かなり大きいのですよ

マンガだとちょっと小ぶりです。

部屋のなかはがらんとしていて何もない・・ってことでしたけど、今はしっかり仏像が安置されてます。
この中で王子は仏や宇宙と交信されていたのです。

お堂の周りを巡り、四方から中を覗いていたとき・・うわっ！冷たい風がびゅーっと吹いて・・
とうとう雨です！
幸い回廊にも屋根があるのでここでしばし雨宿り～。

屋根の瓦も凝っていますね。
この日はほんとう寒くて・・冷たい雨。だけど神秘の空間法隆寺にはこんな雨も似合います。

やっと雨が小降りになったので。これは東院伽藍の回廊を外から撮ったもの。

伽藍のすぐ横にある鐘楼。2階に見える部分に鐘をつく棒が見えますが・・
どうやってつくんだろうか？？

この東院伽藍のさらに東側が中宮寺ですが、ここは実際、厩戸の王子がお住まいになっていたところだとか。
だいたい見られるところは見て来たつもりですが・・・まだ見逃してますねぇ。きっと。
次またいつか訪れることもあるでしょうか？
名残惜しみながら、飛鳥のロマンとお別れです。

ちょうどお昼になるころ。

腹ごしらえして次なる目的地「醍醐の花見」へ！

続きます～。