まだまだ暑い日が続いています。
暑さに慣れ過ぎて、32度とかあっても涼しく感じてしまうとか、感覚が異常。いや!暑いって💦
でもまだ梅雨は明けてないんですよね~。
ほんとの夏はこれからなのねどうなるんでしょ?
で、ところざわサクラタウン探訪続きですー。
入口の大きな「風と木の詩」スクリーンに迎えられ、しばし見とれ
この漫画を初めて読んだのは中学時代だったなぁ~。未知の領域・・衝撃の出会いでした
いまや世間でも広く知られ、日本のカルチャーとして世界発信もされている「BOYS LOVE」すなわちBLですが、当時はそんな呼び名はまだまだなくて。
50年以上前のBL草創期、そうした傾向の文化を愛する女子を表す「腐女子」の呼び名もまだなくて、お耽美好きとか言われていたような。
当時はもっとこう~ひっそりとこっそりと楽しむ妖しくき儚き夢の世界でしたよねぇ~なんて入り口前でついつい話し込んでしまう。
「あ、とりあえず中の展示を観ましょう~!」ってことで入場。すると
ばーん!と、いきなりこんな大きな年表があらわれました。
1970年竹宮恵子先生の「作品執筆、少女コミック創刊から始まって
1971年には萩尾望都先生の「11月のギムナジウム」
1972年萩尾望都先生「ポーの一族」、山岸涼子先生「ゲッシング・ゲーム」、岸裕子先生「玉三郎恋の狂騒曲」・・錚々たる漫画家さんたちの名前が続々
私はこのころまだ小学校低学年なのでさすがにリアルタイムでは読んでいません。
で、1976年「風と木の詩」連載開始なんですねー。
1978年にはコミックJUN、79年JUNあらためJUNE、1980年にはALLANN創刊。
会場にはこんな感じで・・
やっぱりお耽美雑誌の元祖「JUNE]を中心とした資料の展示。
竹宮恵子先生の美麗な表紙にときめきますー
JUNEで紹介された様々なカルチャーも・・お!?そのなかに、
・・あったー「悪魔のようなあいつ」DVDが展示されておりましたよ
やはりこの時代、お耽美雑誌を賑わす美形としてジュリーの存在は絶対欠かせない!
JUNE紙面では「世紀末的美形ベストテン」なんていう企画もあり、(1979年5月号・展示はあったけど撮影不可)シンガー部門でジュリーは2位(1位はデヴィッド・ボウイ)、
スター・タレント部門では1位ビョルン・アンドレセン 2位坂東玉三郎 3位デヴィッド・ボウイ に次いで4位沢田研二と並んでおりました。
う~ん、1位でないのはちと残念ですが、ジュリーはポップ過ぎたのでしょうか。
ってことで、このようにBLの歴史を語るうえで中心になるのはやっぱりJUNEなんでしょうが・・私が最初にこうした世界に触れたのは、「ALLAN」が入口でした。
初めて買ったのは1981年夏の号?
・・この号に「魔界転生」四郎さまと霧丸のキスシーンポスターがついていたから、買わずにいられなかったのですよ。
中学3年の夏を迎える少し前・・映画・魔界転生が封切られ(6月6日でしたっけ?)そのころ真田さんファンだった私は映画を観に行き、妖艶な四郎さまに見事はまってしまったのです
本屋さんの棚でこの妖しくも心ときめく雑誌を見つけ、めっちゃドキドキしながら買ってしまったのが始まりでした。
ALLANでは当時のジュリーを「美中年特集」でも取り上げてたし、裏表紙が6番目のユウウツの広告?だったこともあったような。(これはちょっとうろ覚え。単に画像があっただけかしら?)
この雑誌の目玉!「読者のページ」にはよくジュリーのお名前が登場し、一般的な雑誌では知ることができないエピソードを知ることができたのです。
今ならば検索すればネットで調べられるけど、当時ははほんとこうした情報が貴重だったのですよね。
あの「悪魔のようなあいつ」の存在を知ったのもじつはこの読者のページの投稿文からでした。
どうやらジュリー主演のめっちゃドキドキしちゃうすごいドラマがあったらしい!ジュリーが超絶美しいらしい!・・あぁ、だけど、それはもう再放送は無理そうだ・・とか。
ALLANでは久世光彦さんへのインタビューも決行され、久世さんのジュリー愛がめっちゃ語られていたのも印象深かったなぁ。
例の企画書と言う名のジュリーへの熱い濃ゆいラブレターも誌上公開されておりました
ドラマは見ることできないけれど、そのドラマの二次創作的小説「真夜中の天使」がある!ということも知り、すぐに入手。
そう、言わずと知れた栗本薫先生の「真夜中の天使」
読み進めて・・えええー--っ!!あぁあ!良ちゃんが!と、初めてのBL小説(そういう名前はまだなかったけど)にまたまた衝撃受けたり(そして深みにはまる)
そうか。そう考えると私がこうした世界へ迷い込んだのはやっぱりジュリーの罠だったのだわ!
(実際は、小説の中の良があまりに少年過ぎて、その当時のリアルジュリーと重ねられずちょっと苦労しました)
栗本先生は当時JUNEでたくさんの小説執筆され、また小説道場の主として後進の指導にも尽力されてました。
そこで育った作家さんたちがやがてBL小説の旗手となって旅立っていかれたんですよね。ほんと歴史が紡がれていたんですね。
このあと展示は90年代のやおい文化・二次創作隆盛の時代を経て、「BL」というジャンルが市民権を得て、雑誌や小説・漫画・アニメにとどまらず実写ドラマなども放送され、世間に広~く知られる文化となっていく様子を伝えておりました。
へぇ~・・と一通り眺めはしたものの、ほとんど知らない世界💦
90年代半ばには結婚し、出産し、すっかりそういう文化とは離れている間に時代は変っていたのですね。
現在はすっかり日本を代表するメジャーな文化の一つ。
50年前にひっそりと、ドキドキしながらちょっと後ろ暗く快楽を楽しんでいた少女には知る由もなかった未来
ということで、最初のJUNEコーナーあたりをじっくり味わい、きゃっきゃと楽しく語り合っていたら時間はあっ!!!という間に経ちました。
立ち寄れなかった場所もあるんですが、ほかにも見どころはたくさんございます。
荒俣ワンダー秘宝館には怪しげな展示がいっぱい。
5万冊の本が並ぶ図書館は展示が個性的で圧倒的なビジュアル!
奥には
これぞ角川ミュージアム!という本棚劇場が!
上の階まで吹き抜けになってるたか~い本棚。
時間ごとに開催されるプロジェクションマッピングが迫力~綺麗です。
「はじめてのBL展」は期間限定ですでに終了しましたが、地階でも随時おもしろい特別展開催しているし常設の施設も魅力的です。
我が家からはそう遠くない場所ゆえ、また面白いものあったら見に行きたいな~。
ご興味あるお方、ところざわへぜひどうぞ~。
BL展、見応えありましたね~~。
角川ミュージアムは、近かったら毎日通いたい所です。
あ、あとね、10月2日まで
明治大学 米沢嘉博記念図書館にて
「あさぎり夕 BLの始まり展」っていうのもやってるから、是非行って見て~~♪
小規模だけどなかなかですよ~~(^^♪
タイのドラマで(2gather)ただ観てたのが、途中からドンドン、ストーリー、主演の2人に、夢中になりました。とても、ピュアな、可愛らしいBLに。大ヒットしたドラマで、主演の2人に大人気に。歩くルーブル美術館とも言われてるブライト君。笑顔の可愛いウィン君。映画の中では、ギターのピックを半分づつしたのを2人でブレスレットに。1つのイヤホーンを片方づつ耳にして音楽聴いたり、ずっと会えない期間は、寂しくて泣きながら、お互いの、そっくりの人形に話しかけたり。キスシーンも、何もかも、ピュアで、可愛らしいので、ドラマが終わったらロスというものになって。その後、何回か、再放送もあっても、ドラマ中の歌も可愛らしいくて♬♡
ファンは、あるあるで、2人は、ずっと永遠に、一緒にいて欲しいと。新しいドラマや、女優との共演は、観たくないと。当時は、2人一緒の、イベントがあったり、2人、耳元で話したりとか、腰を支えたりとかのシーンで、ファンは、大喜び。この2人だと、綺麗過ぎる容姿なのでオフもラブラブでいて欲しいと。私は、お二人のファンと言うより(2gather)にハマったのかも。自分で、7年後の2人のラストシーンなんか考えたりしました。妄想でも涙ものですよ。タイのBLものは、沢山ありますが、後にも先にも(2gather)が好きですね。
わわ♡
OSAGEさんも行かれたのですね!
はるばる所沢までようこそ♪
で、見ごたえありましたね~。
もうひとつのBLの始まり展ご紹介、ありがとうございます✨
明治大学米沢嘉博記念図書館・・検索してみたらなんだかすごい図書館ですね。
古い雑誌もいろいろ見られそうだし。
ぜひ行ってみたいと思います♪
もんじゃ好きさんはドラマではまったのですね。
タイのBLドラマ、噂には聞いておりましたが、すごいときめいちゃったのですね♡くわしくありがとうございます。
会場内のモニターで映像が流れていたの、もしかしてそのドラマだったかなぁ?
時間が足りず、ちゃんと確認できなかったのですけど。
ひっそりと始まった文化はいまや世界で花開いて✨すごいわぁ~♪