昨日はすごい強風が吹き荒れてましたね。花粉も飛びまくって最悪のコンディションだったのでは・・
私は幸い仕事もなく出なければならない用事もなかったので、朝のゴミ出し以外はずっと家にこもってました。
ただいま久々の連休。
そして長かったお仕事もあと2回で終わりです~。
で、前回予告した続き。
3月末に桜を観に行った小江戸川越。
新河岸川の川沿いの桜並木、今年はかなりテレビでも紹介されて、今や名所!
その新河岸川のすぐそばのギャラリーウシンさん。
桜見物の際に寄らせていただきました。
笑顔の可愛いオーナーさんとのおしゃべりももちろん楽しみなのですが、この日は頼んでおいたあるものを受け取りにいったのです。
それがこちら。
大きさはだいたい9×7センチぐらい。
小さな紙片です。
はて?これはなに??
じつはこれ「蔵書票」というもの。
本の見返し部分に貼って本の持ち主を明らかにするための紙片。
この票に持ち主の名前とEx Libris(エクス・リブリスという「誰それの蔵書から」の意味を示すラテン語)が記されているんですよ。
日本では「蔵書印」のほうがポピュラーのようだけど、ヨーロッパでは中世から存在していろんなデザインのものがあってコレクターさんもたくさんいるそうです。
おぉ~。
ほぼWikiの受け売りですみません。
で、今回私がUSHINさんで手に入れたのは 以前同ギャラリーで個展をされたカリグラフィー作家・五木田摩耶さんデザインのもの。
以前の記事はここに
https://blog.goo.ne.jp/kinpira33/e/61d7eddf301dced357e9112da9afa8d5
そうー、個展で展示されていた作品の一部が小さなカードにデザインされてます。
あまりに美しく流麗な筆致なので文字と言うことを忘れてしまうカリグラフィーですが、書いてある文字はちゃんと意味のある言葉なのです。
ちょっと大きくしてみますと・・
Ex Libris
素敵な装飾文字とイラスト、これはなんて書いてあるの?っていうと・・
一番下にちゃんと日本語表記が。
「アメジストって優しい菫の塊みたいだと思わなくって?」
はいー。これは「赤毛のアン」からの文章でした。
(ちなみに左の作品は「咲き誇ってる人生の薔薇」という文章)
・・と、このように印刷された紙片が1枚120円で販売されていたのを2月にBOOK展を観に行った際に購入。
ここまでだとまだ装飾文字が印刷された薄い紙片でしかないのですが・・ここから!
購入したらオーナーさんに紙片を預け、「誰の」本なのかの部分に自分の名前を書いていただくように依頼。
すると五木田さんが文章と同じ書体で、直筆で名前を入れてくださるという商品なわけです。
プロのカリグラファーに直筆で名前書いていただける作品ってすごいお得感!
そして自分の好きな大事な本の見返しにこれを貼り付けると・・この世でただ1冊の自分の蔵書になるわけです。
なんかとっても満足感
まぁこの文章だったら「赤毛のアン」に貼るのが王道でしょうけど‥私持ってないわ。
蔵書票に合わせて本を買うのもありかしら?
素敵なカードだから貼らずに飾っておいてもよいかも。
カリグラフィーにデザインされた文章は小説ばかりではなくて、哲学者の言葉とか、ヨーロッパの格言とかいろいろあります。
言葉で選ぶもよし、デザインで選ぶもよし。
私は選びきれなくていろんな種類でお願いしてしまいました
1枚120円ならそれも可能~。
で、入れていただく名前は「自分の名前」じゃなくても可能。
プレゼントにしたければ友達の名前とか、ハンドルネームとか、好きな名前を書いてくださいます。
はい~ ハンドルネームバージョン♪
きんぴらという言葉さえおしゃれに見える~。
こちらの文章は「不思議の国のアリス」から。
で。
ここで気がついちゃった!
え?好きな名前??
懸命なジュリーファン諸君ならもう気が付いたであろう・・って、なんだか探偵小説のようですが
わかりますよねー。
「好きな名前」で作れるって聞いたら、好きな人の名前で作りたいじゃないですか~
ってことで、やっぱりお願いしてしまった
ジュリ~~~
流麗でいてすっきりとした書体がとってもお似合い
文章はワインボトルとグラスにデザインされたカリグラフィーでおしゃれ~
「真実はワインの中にあり」 In vino veritas
ふふふ
こちらはこの言葉を読んですぐに決めちゃいました。
なぜか?
これもわかっちゃいますよねー。
おぉ!久々のこの方の降臨
長くなりそうなので続きは次回~。