木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

手話で語る戦時体験2010

2010年08月05日 22時28分41秒 | sign language
久しぶりに「たましろの郷後援会」のイベントに参加してきました。(東京聴覚障害者自立支援センターとの共催)
もう何回目になるのでしょうか「戦時体験を語る会」。
今回は最初に伊藤政雄さんの「戦時中の聾唖者の日常」があり、2番目には年配ろう者3名へのインタビュー企画。「怖かったことは?」「食べ物の心配は?」などの質問にそれぞれが答えてくれました。
そして今回の目玉企画は「手話劇 手の器よ、花ひらく~アリランの蛍~」でした。
しょっぱな、いきなり仮面を付けた庄崎隆志さんのアリラン独唱。ぶっ飛びました。鍛えられた肉体のしなやかな躍動感に「音楽(歌)」を感じました。
ストーリーはちょっと難しかったです。ろう学校の演劇練習で日本語の台本と演技の一部であるセリフとしての手話の間でとまどう場面から始まり、やがて戦争に巻き込まれ、主人公の男子二人が特攻隊として招集される。でも一人(慮)は在日朝鮮人であり、自分が特攻隊として死ぬ時は在日としての苦しみから解き放たれる時だと語る。エンジンの不調で日本人の増田は生き残るが、慮は散る。最後に『いのちの輝き』を歌う。(これじゃちっともストーリーがわかりませんね。スミマセン。チラシ裏面の「あらすじ」をご覧ください。)
最後、ゼロ戦でアメリカ艦船に突っ込んでいく庄崎さんの迫真の演技に感動しました!
日本人役の野崎誠さん(「NPO法人しゅわえもん」で活躍中!)も、二人の教え子役の南雲麻衣さんも素敵な演技でした。

帰り際に友人から半ば強制的に買わされたのがこれ・・・
「手話で語る戦時体験2(2006年収録)」DVD、本日発売!
売り上げは、たましろの郷後援会と自立支援センターへ寄付されます。
皆さんも是非買ってくださいねぇ~。お申し込みは「東京聴覚障害者自立支援センター」まで。
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