観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「だましゑ歌麿」。

2012年05月26日 | 映画・ドラマ
 寛政2年、江戸が大嵐による高波に襲われ、当代の人気絵師・喜多川歌麿の妻・おりよが惨殺される。
 南町奉行所の同心・仙波は、現場で髑髏の根付が付いた印籠を見付けるも、歌麿の家は早々と取り壊され、奉行所からも調査を止めるように命じられる。
 そんな折り商家が次々に押し込みに襲われ、御禁制の贅沢品が見付かり残らず押収されるのだった。

 絵師・喜多川歌麿 水谷豊
 南町奉行所定町廻り同心・仙波一之進 中村橋之助
 一之進の母・おもん 市原悦子
 一之進の中間・菊弥  山本太郎
 火付盗賊改役・長谷川平蔵 古谷一行
 火附盗賊改同心・中山格之助 保坂尚希
 南町奉行所定町廻り同心・安井才蔵  田中実
 南町奉行所与力・佐野平太郎 島田順司
 秋田藩留守居役・平沢常富 小野武彦
 近江屋手代 芳太郎 - 片桐竜次
 春朗(葛飾北斎) 原田龍二
 一心和尚 藤田まこと
 歌麿の妻・おりよ おこう(二役) 鈴木杏樹
 版元・蔦屋重三郎 岸部一徳

 天才絵師の役作りなのだろうが、水谷豊が、何せ気持ち悪かった。
 一之進と母親と中間以外は、誰が良い人で、誰が悪人か最後まで分からず、誰もが悪党面に見えるってのは原作の良さだろう。



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