観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「ゴールデンスランバー」。期待が大きかっただけに…

2010年10月01日 | 映画・ドラマ
 「クヒオ大佐」、「南極料理人」、「ジャージ二人」と続けて観て、「やっぱいいわー。堺雅人」って、かなり期待していただけに、「小難しい」内容にガッカリだ。番宣では、面白そうだったんだけなー。
 競演も、竹内結子、劇団ひとり吉岡秀隆、柄本明、香川照之、伊東四朗、木内みどりらの面々。面白そうでしょ? なんだけど、内容をわざとこねくり回して難しくしちゃっている感が否めない。
 主人公目線で、「なぜこんなことになったのか?」、「どうして自分がはめられたのか?」と苦悶しながらも前に進んで行く話しにした方が分かり易かったように思える。
 あちこち、八方角度からの目線が小難しくしちゃってる。
 最後も、この手の映画では珍しい、「落ち」で終わらせているが、それも何だか中途半端。
 折角いい役者揃ってるのになー。役者の個性も役に合ってないし、竹内結子さんは、離婚後、ママさん路線は分かるが、「夏の恋は虹色に輝く」と「同じ人じゃん!」。
 私の持論の「香川照之の出演作におたんこなし」はそうだが、香川照之じゃなくても良かったじゃん、この役! と思わせる作品は珍しい。