かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(100:キリマンジャロへの旅編-第六章)

2010-03-17 10:54:20 | 旅行
-4日目のつづき-

キリマンジャロは美しい!

サファリ終えて8時頃にロッジへ帰り、
急いで荷物をパッキングして朝食となった。
なかなかリッチなバイキング形式の食事。

9時前にはロッジを発った。
さよなら アンボセリ! 

再び国境の町ナマンガへ向かう。
暑い! 

途中、ショッピングセンターで休憩した後、国境に到着。
ナイロビから同行の運転手と車はここで交代となった。
タンザニアから既に運転手が来て待機していた。
ツアー・リーダーにパスポート、入国許可証を渡し、国境通過の手続きをしてもらう。
ケニアシリング100shまで持ち出しOKといわれていたが、まったくチェックはなかった。
手続きの間(30分余りだろうか)、我々はバスの中で待つ。
そんな我々に、ここでもマサイの物売りが寄ってきて うるさい。

ところで、この国境の町ナマンガには、道路沿いに仰々しい遮断機があり、国境ゾーンが金網で仕切られていた。
でも、マサイ族の方々は、そんなうっとおしいものは関係なく、平然と行き来しているようだ。
どうも、この国境金網は遮断機の両側にわずか50mほど張られているだけで、金網の外側には道があるのだそうだ。
もちろん、旅行者がその道を通ることは許されないだろうが。
まあ、この町に国境ができたのは新しく、国境が存在する前からマサイの方々は、ケニアとタンザニアにまたがるこの地に、牛や羊を放牧しながら住んでいたのだろうから、
ヨーロッパ勢が突然、勝手につくった国境線など、誇り高い彼らにとって何の意味も持っていないのだろう。

とはいえ、国境通過。 
ところが、交代して帰ったケニアの運転手2人はチップをよこさないといって文句を言っていたらしい。
サブリーダーのTさんがまとめて渡したとのこと。

 ケニアからタンザニアに入ったけれど、風景はあまり変わらない。
でも、人をまったく見かけなくなった。
まっすぐに延びる道路、車もどんどんとばす。


ん? あれはなんだ?
あり塚だろうなあ。

やがて、車の正面に 雲に覆われたメルー山が見えてきた。



この辺では明らかに景色が変わった。

道路脇には キリンが



メルー山のふもとの国営のダチョウ農場で一休みとなった。



再び車を走らせ、ちょっとした町にさしかかったところで事務所があり両替。
20ドルが9,600シリングに   お札がどっさり。
タンザニアはすごいインフレだ。
そこからさらに20~30分走っただろうか、午後1時過ぎにアルーシャ市に到着し、ホテルで昼食となった。

1時間ほど休憩後、市内のみやげもの店へ散策に出る。



外は暑い!
少々疲れ気味だ。 

今夜の宿泊地へ行くにはまだ時間があるというので、国立公園内をドライブ。



アルーシャ国立公園に入るが、アンボセリと異なり樹木が多いため、見通しはいまいち。
火口平原、湖周辺などを回る。 
  ≪つづく≫


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佐田岬あっちこっち(6.アコウ樹)

2010-03-16 10:00:00 | 草花・樹木


鶴岡八幡宮の隠れ大イチョウは先日の強風で倒れてしまったけれど(とはいえ、移植して根付く可能性90%だとか)、
この巨木は石垣に根を張り、まだまだ元気です。 


   【2007年9月撮影】

これは、半島の先端付近・三崎の港近くに群生しているアコウ樹で、国内のアコウ樹群生地の北限だとされており、
大正10年に国の天然記念物に指定されています。
ここには現在4本残っているようです。

石垣の石を抱き込むようにして生長しており、もはや石垣と一体化しています。


この部分など、完全に石垣の石を剥がして、包み込んでいます(写真中央)。

こんな複雑な幹周りをどうやって測るのかわかりませんが、
幹周り750cm、推定樹高19m、推定樹齢602年だそうです。
ということは、ここの石垣もそれくらい古いということでしょうか。


どれが幹でどれが根だかわかりません。

アコウ樹は、幹の周囲から気根を出し、時に気根が隣接する樹木に絡みつき、その木を枯らすことさえあるのだそうです。
それゆえ、沖縄地方で見かける同属のガジュマルなどとともに「絞殺木」ともいわれるそうです。
恐ろしいです!

ところで このアコウ、この時期 タブ(正式和名イヌビワ)に似た果実をつけています。
1cmほどの大きさで、タブよりやや小ぶりではあります。



両者ともクワ科イチジク属だから似て当然といえば当然ですが・・。
そして、夏から秋にかけて淡紅色に熟すようです。
が、これを食べる人はいないでしょう。
私も食べたことはありません。
タブは、雌株の果実は少し甘みがあり食べられます(雄株に生る果実は食べられません)。



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H22年3月15日

2010-03-15 10:42:03 | 田舎の生活
今日は朝からものすごく強い風が吹き荒れています。
宇和海は大きな白波がたち、空はうなり声を上げています。


【突風のため カメラを持つ手が定まりません】

先ほどテレビのテロップに、「愛媛県南予北部(まさにこの地区も該当)に 暴風・波浪警報が発表されました」 と。
(発表が遅いくらいです)
強風ではなく、暴風です。
注意報ではなく、警報です。

先ほどから雨も落ちてきました。
町内の防災無線でも、9時46分にその警報が発表されたと放送がありました。
夕方から深夜にかけては、落雷や竜巻にも注意してください とも放送しています。
大変なことになりそうです。 
今日は外出を自粛しようっと。 


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モクレン

2010-03-13 10:10:15 | 草花・樹木
今日もはっきり・すっきりしない天気 


先日撮った ピンクのモクレン 

実は、名前は聞いたことがあったけれど、
名前と実物が一致しなかった。
これがモクレンだとは知らなかった。 (-。-)y-゜゜゜
花木の名前はほとんど知りません。 
ブログを始めて 少しずつ知るようになった。


みんな並んで青空に向かっている。


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クリスマスローズ

2010-03-11 11:57:59 | 草花・樹木
ここ2日ほど天気が悪く、冬に逆戻りしたような寒さだったけれど、
今日は時折陽が射し、ちと暖かめです。
でも、予報と若干違ってあまり晴れてはくれません。
 結構雲が多いです。(午後はスカッと晴れるのかな?)



この花、名前に“クリスマス”が付くけれど、
クリスマスに咲く品種もあるようですが、多くは2月節分から3月頃に開花するようです。
なぜこの花は 下ばかり向いているのかわかりません。

白く清楚な感じはするけれど、やや大柄で、個人的にはあまり魅力を感じない花ではあります。



写真を撮っているとハチが寄ってきました。
ハチにとっては魅力があるのでしょう。


ネタ切れに付き 花アップ続きます。 ご訪問ありがとうございます。

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サンシュユ

2010-03-10 11:12:33 | 草花・樹木


この花木の名前を「サンシュユ」と教えてもらったが、
この状態は、ちとピークを過ぎているのだろうか?



花びらが広がって、線香花火のようになっている。

いやいや、花びらのように見えるのは がくで、
雄しべのように見える小さなもの ひとつひとつが花なのだろう。
今が見ごろなのかも知れない。


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僕の心細道(99:キリマンジャロへの旅編-第五章)

2010-03-09 10:17:32 | 旅行
-4日目(12月28日)-
6時前にモーニングノック 
少々熱っぽかったのか、疲れていたのか、寝ている間にかなり汗をかいたようだ。
万全な体調ではない。
それでも、ロッジの外へ出てキリマンジャロ方向を望む。
が、昨日にもまして雲が厚い。 



キリマンジャロはかなりの気難し屋さんのようだ。
無念!
あきらめるしかない。 


【サバンナの夜明け】

朝食前の6時半にサファリに出発。





ゾウ、キリン、バッファロー、シマウマなどあまりかわり映えしない。
ライオン、チーターなども見たいものじゃ。

とはいうものの、サファリの途中、しだいにキリマンジャロにかかった雲が流れ始めた。
(動物たちよりキリマンジャロのほうが気になるくらいだ。)
これは期待持てるぞと思っていると、
出た出た! ついにピークまで見えてきた。 



しかし、既に太陽は10度ほどまでには昇っており、全体にかすんだ感じだ。
こうなれば、さらに欲が出て、
動物と一緒にキリマンジャロを・・・と願っていたら、
撮れました 撮れました。 
キリマンジャロをバックにゾウを。



ズームレンズを駆使して


うーん、これでサファリに来た甲斐があった。 
今回の旅行の目的の半分、いやそれ以上は達成できた と思えた。 
サファリしながらも、常にキリマンジャロの姿が気になっていたからなぁ~。
  ≪つづく≫


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朋有り遠方より来たる

2010-03-07 12:39:50 | 田舎の生活
大学時代の先輩と後輩、そしてその仲間たちが半島にやってきた。
といっても、愛媛から大分へフェリーで移動するために、通過しただけではあるが。
そんなわけで、前日連絡をもらっていたので、昨日午後 フェリーが出る三崎港へ会いに出かけた。
みかんと地酒の差し入れ持参で。
生憎の天候だったけれど、懐かしい顔・・
(本当なら 一献傾けたいところではあったが・・・)
短い時間の対面だったけれど、こんな田舎住まいのオッサンに連絡してくれたことだけでも、なにやら嬉しかった。
「朋有り遠方より来たる 亦楽しからずや」といったところだろう。


【どんよりした空の下 三崎港から佐賀関へと去っていった


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乙女ツバキ

2010-03-06 11:43:42 | 草花・樹木


庭の低木、これは本当にツバキだろうか? と思ってしまうのだけれど、
ツバキ特有の“ボトッ”と落花をする。 
どうも 乙女ツバキという品種のようだ。

不思議なのは、一般のツバキだと、花の中央に束ねたようなたくさんの長い雄しべが目立つのだけれど(庭にある他のツバキも同様)、
この花にはそれがない。  



雄しべはどこにあるのだろうか?
花弁はやたらたくさんある。 いわゆる八重というのだろう。
こうして咲き始めは、色と形が美しいのだけれど、枯れかけると茶色く、汚らしくなる。
・・・
 乙女でいられるのは短い期間だけ というとこだろうか。




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菜種梅雨かいな?

2010-03-04 12:37:22 | 田舎の生活
3月に入ってから天気が悪い。
今日も朝から小雨が降り続き、ちと肌寒い。



新聞の週間予報を見ても、あしたは晴れ間が出るようだけれど、
その他の日は傘と雲マーク。
スカッと晴れて欲しいなあ・・。

月様 雨が・・
春雨じゃ 濡れてまいろう
は、舞妓雛菊と月形半平太(武市半平太がモデル)の名シーン・名せりふ。
カッコいいじゃありませんか。 
長谷川一夫だったか、大川橋蔵だったか 忘れたけれど、子供の頃に映画で見たなあ・・。