かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

秋祭りH20

2008-10-07 10:16:55 | 田舎の生活
 昨日は、ここ名取地区の秋祭りでした。
一年のうち、この日だけは客神社が少しにぎやかです。


≪幟が立てられた客神社鳥居≫

午前中は子供神輿があります。小学生だけでは人数が足りないので、中学生も参加のようです。
10時に神社を出発した子供神輿が、地区のメインの道をぐるーと練りまわります。といっても、平坦な道などなく、世話をしてくださる方々が、子供たちがこけないように、怪我をしないようにと、大変気を使うとのことです。


いざ 出発!

神社を出発すると、いきなり上り階段の道です。
最初は、なかなか威勢のよい掛け声も出ないようです。照れているのでしょうか?

≪ガンバレー!≫

そんな子供神輿ですが、なんとか今年も怪我などなく無事に練歩きが終わったようです。

午後は、1時から神社で恒例のお神楽がありましたので、私も2時過ぎに出かけてみました。

ところが、昨年に比べて参列者は少ないようでした。これでは、お神楽を舞う人たちも張り合いが出ないのではないかと心配になります。
そのうち、お神楽後半にかけて少しずつ人が増えてきました。それでも、もっとみんな観に来れば良いのに・・・と思ったしだいです。
お神楽は、今年も内子町から来られた立川神楽保存会の皆さんです。奉納演目は昨年と同様のようでした。


四天王の舞の1シーン≫

花の種第2弾

2008-10-06 13:54:06 | 田舎の生活
午前中、母の薬をもらいに町の病院へ行ってきました。
そのついでに、ホームセンターに寄って、花の種を買いました。
プチビオラわすれな草です。
花の名前は聞いたことがあっても、どんな花かほとんど分からないので、店で種の入った袋をみて、色・形、そして種まき時期を確認してテキトーに買いました。
何しろ花植え歴1年目ですから。



春に種を蒔いた花がそろそろ終わりだろうから、寂しくなると思ってのことです。
やはり、庭に自分で種を蒔いた花が咲いているのは嬉しいものです。


≪現在の我が家の花たち≫

 今日は我が地区の秋祭りです。
先ほどから太鼓の音が聞こえてきたので、神社でお神楽が始まったようです。
今からちょこっと見に行ってこようと思います。

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風車まつりとアンパンマン

2008-10-05 09:43:45 | 田舎の生活
昨日午前中、奥さんを伴って『風車まつり』とやらに行ってみました。
家から車で10分くらいの「瀬戸アグリトピア」というところでやっている年1回のイベントです。このアグリトピアの建物は我が家からも見えるのですが、まだここへは行ったことがありませんでした。
イベント開始時間の少し前に家を出ました。

会場近くになると、そこかしこに車の誘導員が立っていて、駐車場を案内しているのですが、行けども行けども、「上の方へ向かって下さい」と言うばかりです。指示に従って車を走らせていると、やがて会場の脇を過ぎ、どんどん会場から遠ざかってしまいました。そして、駐車するように指示された場所は路上でした。
「えっ~! こんなところに停めたら会場が遠いじゃん」と言うと、係員は「シャトルバスがありますから」との返事です。
当方は長居をするつもりはなく、ちょこっと見て、バザーで何か買って帰ろうと思っていたので、指示された場所に停めるのをあきらめました。そして、Uターンしようとしたら、「(今日は)この道路は一方通行です」と言われる。仕方なく、どんどん前へ前へと進み、心細い林道を通って国道に出て、国道を逆戻りして再び会場入り口のほうから入って行ったのです。
そうして、係員のいない道路脇のスペースに駐車して、少し歩いて会場に向かいました。

そんなことで時間ロスをしたため、10時からのオープニングセレモニーの太鼓の演奏を聞き逃してしまいました。「クッソー」

予想以上の人出です。だから車もたくさん来ています。
そんな光景を見て、奥さんは「イベントに飢えているのかねェ~」と。

≪会場の風景≫

とりあえず、特産品・バザーコーナーをざーと眺めて、奥さんが少し買物をしました。


≪特産品のゼリーのようです・・・これは買いませんでした≫

やがて、「それいけ!アンパンマン・ショー」が始まったので、しばらくそれを見てから、そそくさと帰ってきました。
私はアンパンマン・ショーを観るのは初めてでしたが、奥さんは観たことがあるようでした。でも“ニガウリマン”を見るのは初めてだと言っておりました。
100人いやそれより大勢の親子連れが、このショーを見ていました。


≪まず登場したアンパンマン≫

峠でお汁粉屋をやっているおしるこちゃんと頼りなさげなかまめしどんが、楽しそうにお話していたのですが、いきなりバイキンマンが邪魔をしに来ました。
かまめしどんは、バイキンマンに歯が立たないようです。

≪バイキンマンに挑むかまめしどん、見守るおしるこちゃん≫

そんなところへ、きざなニガウリマンがギターを抱えてやって来ました。

≪きざなニガウリマン≫

そして、ニガウリマンは、ギターから出るニガウリジュースでバイキンマンを追っ払いました。

・・・なんだか昔、小林旭の映画で「ギターを持った渡り鳥」なんてのがあったなあ。
 赤い夕日よ 燃え落ちて 海を流れて どこへゆく ギターかかえて あてもなく・・・・ なんて主題歌もあったし・・・・

田舎者のかまめしどんは、おしるこちゃんに惚れているようでしたが、きざなニガウリマンの登場で、おしるこちゃんの心が彼に奪われそうになっているを見て、気が気でないようでした。

≪ニガウリマンとおしるこちゃん、それを心配そうに見るかまめしどん

そんな他愛のないショー(寸劇?)をずーっと見ているわけにもいかず、このへんで退散することにして、会場を後にしました。
だから、このあとどういう展開になったか知りません。

家に帰ってから、アンパンマンって、どんだけキャラクターがいるのかなあ、と思ったので、ネットで少し調べて見ました。
そうしたら、アンモナイトくんなんてのもいます。その他、いしころくん、いなりずしのみこと、うめこちゃん、うめぼしばあや・・・などなど、見ていると『ア行』だけで150ものキャラクターがありました。もうそれ以上は、数えるのをあきらめました。
8月に亡くなられた赤塚不二夫さんは、キャラクター作りの天才だと思っていたけれど、やなせたかしさんもすごい!


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オオゲジ

2008-10-04 09:02:18 | 田舎の生活
今朝、いきなり奥さんが「なにこれー?」と叫んでいた。
そして、「ムカデかと思って殺虫剤かけたけど、ムカデとは違う。ムカデとカマキリとクモが合体したような虫だ!」と。
 私もおもむろに起きてから、観察してみた。 体長は4cmほどあり、見たことはあるけれど、普段特別気にもしていないし、この虫の名前を知らない。ゲジゲジかな?なんて。



 そこで調べてみると、ムカデ綱 ゲジ目 ゲジ科の『オオゲジ』だということが分かった。
きっと田舎の人はみんな名前を知っているのだろう。

このオオゲジは、長い脚をもつ多足類の仲間で、身体は黒褐色で、中央縦に赤褐色の斑紋が並んでいる。
彼らは、敵に襲われると、脚を自分で切って逃げるのだそうだ。

 殺虫剤をかけられ瀕死の状態になっているオオゲジを改めて見ながら、奥さんは「かわいそうになあー、こんな姿で生まれてきて。私もこんな姿で生まれ変わったらイヤだなあー」なんて申しておりました。
不気味な容姿をしてかわいそうなオオゲジ君であるが、彼らは害虫などを食べてくれて、人間にとっては本当に有り難い存在の生物なのだそうだ。
南無!

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石仏・石塔見て歩き(11:シムネ石仏群)

2008-10-03 12:01:14 | 田舎の歴史

シムネの広場の一角、周りを石垣で囲まれた箇所に石仏が並んでいます。付近には、平べったい石やトタン板などの残骸があることから、おそらく、従来は屋根もあり、小屋(祠)になっていたのだろうと思われます。そして数えてみると、合計32体の石仏が残されていました。ほとんどがいわゆる“地蔵様”(地蔵菩薩)です。
何体かの地蔵さんには、「十九番 立江寺」と刻まれています。聞いた事のない寺の名前ですが、これは四国八十八ヶ所のひとつかも知れないと思い、家に帰ってからネット検索してみることにしました。

また、我が地区以外の近隣の地区名が刻まれた石仏がいくつかあります。
「七十一番」、「七十六番」などと刻まれたものもあります。これはきっと、地区内外のあちこちに見られるものと同様、「四国八十八ヶ所霊場」を模したものだろうと思われます。
年代が記されているものは、いずれも「大正」年間のものでした。古い石仏があるのではないだろうか? と期待していた私は、この点は少し残念でした。
中央に一番大きな石仏があります。あまり風雨にさらされなかったのでしょうか、像容は今でも非常にくっきりとしております。


≪中央付近にある石仏≫

なお、この石仏は砂岩で作られており、台座は花崗岩です。そして、石仏の側面に「大正十三年」と刻まれています。台座の部分には、石仏を作るに当って寄付した方々でしょう、金額と氏名が刻まれております。一番の高額寄付は「拾円」のようです。おそらく、当時にあってはかなりの金額だったのではないでしょうか。
この石仏を含めて、ここには砂岩で作られた石仏が20体、残り12体は花崗岩で作られています。

さて、「十九番 立江寺」を自宅に帰ってから検索してみると、予想は ♪ピンポーン♪で、徳島県小松島市にある四国八十八ヶ所第十九番札所立江寺(たつえじ)のようです。
でも、なぜ立江寺だけにこだわっているのでしょうか? 他の札所の銘の入ったお地蔵さんがあってもよさそうに思うのですが・・・。

この立江寺は、「聖武天皇の勅願寺で、天平年間(729-748)行基菩薩が光明皇后の安産を祈念して、地蔵菩薩の小像を刻み、堂宇に安置したのが始まり」だそうです。
そして、四国八十八ヶ所霊場の内に4ヶ所ある『関所寺』の1つだそうです。
関所寺は各国(阿波の国、土佐の国、伊予の国、讃岐の国)に1ヶ寺ずつあって、罪人や邪心を持っている人は、お大師さんのお咎めを受け、先へ進めなくなるのだそうです。そして、立江寺は、関所寺を纏める「総関所寺」として位置づけられているとのことです。
そういう重要な意味のあるお寺だから、その寺の名前を刻み込んで奉納しているということなのでしょうか。
自分達は、邪心を捨てて、清く、正しく生きていきます、と言うような願い・契りが込められているのでしょうか。

 シムネ探訪の話は⇒ こちら 「シムネの神様を探しに」(2008年9月6日)

僕の心細道(31:エジプト編-第四章)

2008-10-02 12:03:13 | 旅行
-エジプト2日目-
 機内の座席より、やはりベッドの方が良い。エジプト最初の夜は、よく眠れました。
相部屋になったS君の話では、私は随分いびきをかいていたそうです。「ゴメンナサイ」 思えば、前夜はシャワーも浴びずに、バタン&キューだったものなあ。
起きてからシャワーを浴びて、下着も全部取り替えて、さっぱりしました。
エジプトのホテルでは、シャワーからなかなかお湯が出ないことがある、などと聞いていたのですが、大丈夫でした。
ところで、年末の忙しさの中で、出発前日バタバタと荷物を準備したため、私は靴下を2足しか持ってきていなかったのです。そのことが当面の大きな問題でした。同じ靴下をはき続けていると足が痒くなります。それに臭いです。
そんなわけで、「今日こそ時間を見つけて、どこかで靴下を買わねば!」、との強い思いでエジプト2日目が始まりました。

朝食は、前日と寸分たがわぬパンとコーヒーのみです。「やれ やれ」
食事を終わらないうちに、ガイドさんがホテルへやって来て、本日の予定の簡単な説明がありました。
「今日は、バシバシ写真を撮るぞ!」とカメラ、フィルムの予備を十分準備して、いよいよ出発です。

ギザ広場、ギザ通り、そしてピラミッド台地へとバスは走っていきました。こうして、本日最初の見学地ギザのピラミッドに到着です。
ところが、周りを見渡してもどこにもピラミッドが見当たりません。
「エッ?ピラミッドはどこ?」

バスの周りはもやに包まれていました。
やがて、少しずつもやが晴れてきて、次第にピラミッドらしき巨大建造物の輪郭がぼんやりと見えてきました。

≪朝もやでピラミッドの姿がほとんど見えない≫

そして、我々は巨大ピラミッドの真ん前に立っていることが分かったのです。
「でっけーェ!!」
思わず笑ってしまいました(想像をはるかに超えた時に出る苦笑めいた笑いです)。
その後、しばらくピラミッドの周りで写真を撮って、それからカフラー王のピラミッドの内部に入って行きました。通路は狭いところが多く、かがまなければ進めないところもあります。
ここが玄室です。片隅に蓋も残されている石棺が備え付けられています。

≪玄室内部≫

石棺や周囲の壁には文字や壁画などはなく、発見者だとされるベルツォーネの落書きがあるだけです。
ピラミッド内部から出てきた私達は、今度はピラミッド群を周りから見学しました。



≪クフ王のピラミッド≫

そして、スフィンクスです。


私達が訪れた時のスフィンクスは、写真のように、周りに足場やぐらが組まれた哀れな姿でした。
ナイル川上流でダムが建設された後、エジプト全体の地下水位が上昇し、その結果塩分を含んだ地下水がスフィンクスなどの遺跡に被害を与えているようです。要するに、塩分を含んだ地下水が遺跡に沁み込んで、やがて水分は蒸発するけれど、そのあとに塩の塊が残るようです。日本のように雨が降れば塩分も流されるのでしょうが・・・。
そんなわけで補修工事期間中だったようで、スフィンクスは何とも情けない姿でした。でも、こういう姿のスフィンクスを見る機会は余りないかもしれません。


≪カフラー王のピラミッドとスフィンクス≫
いわゆる、ピラミッドコンプレックス

ピラミッド見学の後は、パピルスの店に行き、そこでガイドさんがパピルスの作り方を簡単に教えてくれました。
ここエジプトでは、パピルスの断面が三角形なので、ピラミッドと同じだということで、古くから神聖なものとして扱われてきたそうです。


≪パピルス作りのデモンストレーション≫

店内に飾られているパピルスの絵が余りにきれいなので、私はここで、たくさんパピルスを買い込んでしまいました。

  ≪つづく≫


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地ビール届く

2008-10-01 11:03:57 | 田舎の生活
 今日午前中に台風15号が四国沖に接近、ということだけれど、風が少しある程度で、現在の宇和海は所々にわずかに白波がたっている程度で、たいしたことはありません。そして、雨も早い時間に上がっています。先ほどまでどんよりとしていた雲も切れ間が出てきて、太陽の光が宇和海を照らし出してきました。午後は天気が回復するという予報です。

一昨日、松山市在住の同級生から、『道後ビール』という地ビールがクール宅急便で届きました。
何かのお礼なのかもしれません。
この地ビール、名前・話題は聞いたことがあったのですが、実物を見るのは初めてです。


送っていただいたビールセットは、1箱3本セットのもので、それぞれ異なる種類で、スタウトタイプ、アルトタイプ、ケルシュタイプの3種類です。
さらにこのセットには、『道後の湯』という入浴剤も入っております。「湯上りに道後ビールをどうぞ」 というところなのでしょう。

しがない田舎暮らしをしていると、こういう町の味・香りから遠ざかっておりますので、嬉しい限りです。
できればもう少し暖かい日に飲みたい、と思っていたのですが、我慢できずに雨が降って天気の悪い昨夜2本いただきました。
昨夜飲んだのは、スタウトタイプとケルシュタイプ(写真の左二つ)です。どちらも地ビールらしい味ですが、それほどクセがなく美味しかったです。

どうやら、ビール瓶にぶら下がっているネームタグの色が、ビールの色を表しているようで、スタウトタイプは、いわゆる黒ビールでした。奥さん好みの味です。この味は、一昨年友達が送ってくれた「手作り自ビールセット」で作ったビールの味に似ています。
私は少し苦味を感じました。個人的には、こちらより淡い色合いのケルシュタイプのほうがいいかな・・・という感じでした。
アルトタイプはまだ味わっておりません。さらにもう1箱あります。
もったいないので、もう少し日にちをおいて楽しみたいと思っております。
もうしばらく冷蔵庫で待機です。
○○さん、ありがとうございました。

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