かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

テンプレート

2008-03-20 11:39:03 | その他
 昨日は、一日中雨が降り、さらに台風接近中なみの強い風が吹いて、少々寒かった。今日は少し収まったものの、まだ時折強い風が吹いております。
そろそろブログのテンプレートを変更しようかと思い、昨夜いろいろ見ていたのですが、図柄、背景の色、一行の長さ、文字の大きさ、などなどなかなか気に入ったデザインが見つけられなかったのです。そんな中、とりあえず“くまさん”のものが、見やすいかなと思い、それに変更しておいたのです(“かんじゃま”とは何の関係もないのですが)。
 ところが、私が寝た後、「“くまさん”は、今までのテンプレートとイメージが違いすぎる」と、奥さんが勝手に別のテンプレートに変えてしまいました(多分好意だと思いますが)。
そして、今朝起きて、奥さんが選択したテンプレートを見たのです。
アヒルはかわいいし、文字がやや大きく、背景色も白よりは眼に優しそうで、よさそうなのですが、投稿記事と投稿記事の間や、左側のリスト?(メニュー?)との間に境目線がなく、見づらく感じ、さらにカレンダーも見にくいなど、不満足な点もあります。 
ということで、落ち着くまでしばらくかかりそうで、ちょこちょこ変更してしまうかもしれません。
自分でオリジナルなものを作れればよいのですが・・・。

僕の心細道(3:ニュージーランド編-第二章)

2008-03-19 11:11:01 | 旅行
クライストチャーチの大聖堂広場でしばらく時間を過ごした後、そろそろ行動開始をと思い、まず広場から近い政府観光局へ行ってみることにしました。ところが、ガイドブックの地図と目の前の風景を見合わせるのだが、地図がわかりづらく、「さてどっちへ行けばよいのやら」と迷ってしまった。

あたりを見回していると、背が高くて体格の良いおまわりさんが眼に留まったので、おまわりさんに尋ねることにしました。すると、おまわりさんは親切にも、私を観光局まで連れて行ってくれて、しかもドアを開けて「どうぞ!」という所作をしてくれました。なんと親切な感じの良いおまわりさんなんだろうと感動しました。
 そうして受付に行き、まずニュージーランドでは有名な“ミルフォード・トラック”のトレッキングの申込ができるのかどうか、おそるおそる尋ねてみました。旅行前に仕入れた情報によると、このコースはとても人気が高くて、半年くらい前から予約しないとダメだ、などと書かれてあったので、日本を発つ前はあきらめていたものでした。それでも、せっかく現地に来たのだから、ダメもとで聞いてみようと思ったのです。
ところが、受付の女性は私のそんな不安は関係なく、「はい、何日でも空いていますよ。いつが宜しいですか?」と。せめて「いついつは空いていますよ」くらいだったらよいのですが、いつでも良いとの答えだったので、逆に戸惑ってしまいました。 私は「ジャストモーメント」と言って、ザックの中から日本を発つ前に書き上げた綿密な?行程表を広げて、「うーん、どうしようかな?どういうふうに行程変更をしようか」としばし考え、計画になかったトレッキングを行程に組み込み、全体の行程を少し変更して、トレッキングの申込みをしたのです。
手続きを終えた後は、まるで大仕事を済ませたかのように嬉しくなりました。あきらめていたのに、美味しいご馳走が食べられることになったようなものです。そして、気分良くして、次の行動=宿探しを始めました。
この町での宿は、あらかじめ日本を出発する前にいくつかマークしていたのですが、次の行き先のことを考え、結局当初マークしていなかったバスターミナルに近くて、広場からも近い“Ambassadors Private Hotel”というB&B形式のホテルに決めました。このホテルは、部屋に洗面所もあり、なかなか快適で清潔感がありました。
 私はこの旅行で、トレッキングとか、B&Bといった言葉を初めて知ったしだいです。“B&B”というのは、もちろんあのお笑いコンビのことではなく、“Bed & Breakfast”の略で、イギリス連邦ならではの低価格宿のことです。部屋に案内され、荷物を置き、しばし休憩し、宿が決まりホッとしたところで、再び街の散策に出かけました。近くにとてもきれいで緑豊かな公園がありました。


この公園には、エイボン川が流れております。この旅行の数年後知ったのですが、山瀬まみがカッパの格好で出演していた某社の殺虫剤のCMは、この川で撮影されたものです。
 公園を出て、今度は街並みを散策しました。そして、宿で飲もうと思い、赤ワインを1本買い、宿方面に引き返しながら、「さて、どこで夕食をたべようか」と思いながら、レストランを探しながら帰路につきました。ところが、どこの店も窓が透明でなく、道からは店中の様子が伺えず、店内からにぎやかな声は聞こえてくるのだけれど、入っていく勇気が出ないのです。次第に時間も経ち、道には人影が途絶え、おまけに風が出てきました。次第に心細くなったのですが、結局レストランに入ることができず、すごすごと宿に帰りました。
 何しろ宿はB&Bですから、夕食はないのです。いくじなくしょぼくれた私は、ビールのつまみにと思い、日本で買っておいたスルメイカと、先ほど買った赤ワインだけという、海外旅行最初の夕食にしては、情けなさすぎる夕食となったのでした。せめて、カップめんくらい日本から持ってくればよかった、と後悔しました。

そして、生まれて初めて、一日中一度も日本語を喋っていないという現実と、この先4週間もの間、日本語が喋られないのか、という心細さが湧いてきたのです。この当時はまだ、ニュージーランドを訪れる日本人は少なかったです。そうだ、米のご飯も食べられないのか。 ウギャー!
   ≪つづく≫

豊真将勝ち越し

2008-03-18 10:38:00 | スポーツ
自身初の初日からの7連勝で迎えた一昨日の中日、豊真将の相手は春日王。立ち合い後いきなり攻め込まれて苦戦するが、何とか反撃に転じる。しかし、土俵際まで追い詰めるも攻めきれず、逆に足をからめられ、何とかしのいだものの、土俵際で春日王の小手投げに屈する。残念!8連勝ならず。いい体勢になれなかったなあ。
昨日は外出していたため、豊真将の取り組みは見られなかったが、夜のニュースで観ることができた。立ち合いはそれほど良くないように思えたが、その後彼の持ち味である下から 下から攻める相撲で、相手の体勢を崩し、押し出しで勝って9日目で勝ち越しを決めた。良かった 良かった。これで、十両陥落は免れた。それどころか、現時点では優勝の可能性だってないわけではない。 
初日は、勝つには勝ったものの、不安の残る相撲内容だっただけに心配していたが、その後無事白星を重ねて健闘している。この調子で行くと、後半戦軟弱大関との対戦もありうる。楽しみだ! そして、高見盛、栃煌山も今場所は元気だ。
テレビのアナウンサーが言っていたが、豊真将は、「コレステロール値を下げるための薬を服用していたが、その薬が彼の身体に合わなかったようだ」と錣山親方が話していたとのこと。
そうだったのか、ここ2場所ほど彼はどうも身体に張りが感じられず、動きも鈍かった。
でも、関取がなぜそんな薬を飲むのだろう? 力士は、ほとんどが高コレステロールで、そんなのは気にしていないのだろうと思っているのだが・・・。
何はともあれ、これからも元気な相撲を見せて欲しい。頑張れ!豊真将

ミニトマト オン ザ ピートモス

2008-03-16 15:35:07 | 菜園
先日、奥さんがミニトマトの種を買っていました。
昨年は、ミニトマトの苗を買い、夏に美味しいミニトマトを食べたのですが、1苗だけだったのが残念だったようです。

このミニトマトには、種のほかにピートモスが付いており、そのピートモスに種を植え付けるものだそうです。
このピートモス、最初は厚めの煎餅くらいの厚さだったのですが、容器に入れ、周りから水を入れると見る見る膨張し、4cmの厚さ(というよりこうなると“高さ”)になりました。そうして、種まきから6日目の1昨日発芽し、たった2日でもう4cmになっており、生長の早さに驚いております。 暖かくなったからでしょう。
まだ子葉だけですが、もうすぐ本葉も生えてくることでしょう。本葉が3枚くらいになれば、次はミニポットに移すようです。
そうして、最終的に畑に移植になるのでしょう。楽しみです。 

僕の心細道(2:ニュージーランド編-第一章)

2008-03-15 10:12:41 | 旅行
ビア プリーズ」とお願いして、客室乗務員が持ってきてくれたのは、なんと“牛肉ステーキ”でした。私は、自分は注文していないと思い、一瞬躊躇したのですが、対応すべきとっさの英語が思い浮かばず、彼女が差し出すそのステーキを恐る恐る受け取りながら、ある記憶が脳裏を走り抜けました。
 たしか、ラジオの英会話講座だったと思うのだが、ビールを注文したのに、ステーキが出てきたという失敗談だったか、ビールの発音をきちんとしないとステーキと間違われますよ、といったような忠告話だったか。とにかくこの時の私が、まさに同じ失敗だったのです。それにしても、それまでは「ビア プリーズ」でビールを持ってきてくれていたのに、微妙なものです。
私は、beervealの正しい発音ができません。“veal”は、子牛または子牛の肉のことなのです。そもそも私は、の発音の違いをうまく表現できません。 
そんな私の事情など知る由もないこの時の客室乗務員は、「よく食べるやっちゃなあ」と思ったかもしれません。しかし、発音の間違いだと気がついた私が、次に打った手は、「ビール」が通じなければワインにするしかないということで、ワインをお願いして、かなり満腹になりかけていたお腹に、ワインを飲みながら、ゆっくり、ゆっくり牛肉を入れました。
  
こうしていつしか赤道を越え、やがて高度を下げたところで、緑いっぱいのニュージーランドの陸地が見えてきた時には心が高鳴りました。 
そして、出発の翌日、無事ニュージーランドのクライストチャーチに到着しました。しかし、早くも失敗第二弾が待ち受けていたわけです。何しろ初めての海外旅行・一人旅です。
皆さんご存知の通り、海外に到着し、入国する際には『入国カード』が必要で、そのカードには、滞在国での連絡先を記入する欄があります。私は、ガイドブックを読んで、この町ではこのホテルにしようかな、などといくつかマークはしておいたのですが、4週間の旅行中の宿は全く予約しておりませんでした。ですから、『連絡先』欄は、正直に空白にしておりました。しかし、このまま入国審査に行けばどうなるか、皆さんは想像がつくことと思いますが・・・。
 
そうです、その『連絡先』欄が空白なのを見て、審査官は私に「君はこのカードの質問が理解できているか?」と、もちろん英語で聞いてきました。私は「イエス」と答えました。でも、やはりダメでした。ザックの中味を全部見せるよう言われ、「エーン、エーン、出発前に長い時間かけてパッキングしたのに・・・」と心の中で、泣き言を言いながら、中を全てさらして、別の係官に確認してもらいました。こうして、どうにか私が怪しい者でないことを理解してもらい、無罪放免となりました。比較的早い順番で入国審査を受け始めたと思っていたのに、放免になって空港ロビーに出た時には、各々目的地へ向かったのでしょう、乗客の皆さんの姿は見えなくなっておりました。

こういった場合でも、適当にその町の有名なホテル名を書いておけばOKだということを、後日知ることとなりました。そんな親切なアドバイスは、私が買ったガイドブックには書いていなかったなどと、ガイドブックを恨んでも、あとの祭りです。


  ≪空港建物外観≫

とりあえず、その日の宿を決めるべく、空港からバスに乗り、街の中心地へ向かいました。初めて見る外国の町並み、ふと気づくと道路沿いにゴミが落ちていないのに感動しました。こうして、広場のある町の中心地(大聖堂広場)で下車して、しばらくそこで「外国に来た」という感慨に浸りました。
 広場には、若者がたくさんおりました。売店で缶ビールを買い、大道芸人を見たり、若者達のしぐさを観察したり、「この国の犬は少し体型が変だなあ(多分見たことのない種類なだけでしょうが)」とか、「すずめは日本と変わらないなあ」などと思いながら。


 ≪大聖堂広場にて≫

そして、ここで私はひとつのカルチャーショックを受けました。買った缶ビールの飲み口が、プルトップ式だったのです。この頃既にこの方式は日本にもあったのかもしれませんが、その頃住んでいた町では、まだ一度も見たことがありませんでした。初めて見たのですが、開けるのは問題ありませんでした。しかし、この時の無知な私は、プルトップを「プシュー」と開けた後、それを折り返すという技を知らなかったのです。ですから、引っ張ったプルトップを立てたまま、「飲みにくいなあー」とブツブツ思いながら飲んだのです。馬鹿ですネエ。



今では、ちゃんと折り返して飲んでいますよ。 

初めての海外旅行を思い出すと、笑えるような、悲しい失敗が多くて、なかなか旅行記が先に進みません。『心細道』です。
   ≪つづく≫

僕の心細道(1:ニュージーランド編-序章)

2008-03-14 14:32:18 | 旅行
これまでに『僕のTシャツ』シリーズで、私の海外旅行の思い出とともにTシャツを紹介させて頂きました。でも、Tシャツを買っていない旅行もあり、もう少し私の海外旅行失敗体験をご紹介したいと思い、こんな何だか偉大な俳人の著書のパクリのようなタイトルで、新シリーズを始めようと思い至りました。
今回のタイトルでは随分悩みました。「Tシャツのない旅」「僕のTシャツはないけれど」・・・など。しかし、どれも面白くなく、しっくりくるものは浮かびませんでした。そんなある日、『僕の細道』が浮かんだのです。 が、さすがに有名どころのパクリだけあって、検索してみると、ブログなどに同じタイトルのものがたくさんありました。そこで、再び思い迷った末、このタイトルに「心細い」イメージを盛り込みました。今のところ、このタイトルではネット検索で1件も該当がなかったので、タイトルはこれにすることにしました。
今シリーズでは写真も交えながら、『失敗満載感動悲哀混在的旅行記』を、投稿記事200本目という節目に始めたいと思います。
 


私の初めての海外旅行は、30歳を過ぎてからでした。
旅行先選びに当たっては、治安がよく、水道水も飲め、英語圏であるなどの理由、そして、Mt.クックや氷河、フィヨルドが見られ、短期間で巡るには適度にコンパクトな国土、などということでニュージーランドを選びました。といっても、英語が話せるわけではないのですが、ほかの外国語は全くわからないのですから。こうして、ある年の12月1日、往復の航空券とトラベラーズ・チェック(今ではもうほとんど見る機会がなくなりましたが)と夢をもって、4週間のひとり旅に出発しました。
生涯にこの時ほど、旅行前にガイドブックを熱心に読み込んだことはありません。そして、初めての海外旅行ということもあり、多くの失敗と感動があり、今でもとても印象深く思い出されます。ということで、じっくり思い出しながら、投稿しようと企んでおります。
  
まず、最初に感動したのが機内食でした。ビールやワインが飲めて、普段食べたことのないようなご馳走(エッ)が食べられて・・・。もうこれだけで十分で、それはそれは感激し、このまま日本に帰っても惜しくないくらいに思いました。たかがエコノミークラスだというのに、です。なにしろ初めての海外旅行、長時間の機内ということもあったでしょう。
この時の航空会社は、往復ともシンガポール航空で、帰国後知ったのですが、この会社は世界の航空会社の中でも、サービスの良さが指折りだということでした。
こうして始まった旅行ですが、シンガポールでトランジットして、最初の失敗は機内で起こりました。何度目かの食事の時で、私はほぼ食べ終えたのですが、もう少しビールが飲みたいなと思い、タイミングを見計らって女性客室乗務員に「ビア プリーズ」とお願いしました。そうして、しばらくして彼女が持ってきてくれました。
と、ところが・・・・。  予想外のことが起こってしまいました。

この続きは、次回にします。
民放テレビのCMの入れ方のように、延ばして、延ばして、小出しにしますので、よろしくお付き合いお願いします。 

確定申告

2008-03-13 11:21:27 | 田舎の生活
今日、確定申告書を郵送して、ほっとしているところです。
 最近は、国税庁のHPに入れば、申告書を作成でき、面倒な計算をする必要がないのでラクチンだ。さらに最近は、“e-Tax”という便利なシステムもあるが、こちらは事前に開始届出書を提出し、登録しておく必要があるようなので、この時期になると、「あっ しまった!手続きしてない」となり、結局郵送となってしまう。「喉もと過ぎれば・・・」というやつだ。

それに、どうも私はずぼらな性格で、整理整頓も悪いため、秋から年末頃に届けられる社会保険料や生命保険料などの控除証明書を、どこへやったかわからなくなることがしばしばである。今回もそうで、昨日捜したが見つけ出すことができず、今日再度捜してやっと見つけ出した。やれやれ。 
“e-Tax”は便利なシステムだろうと思うのだが、噂によると、面倒で解りにくく、あまり評判が良くないとも聞く。今のところは、HPで作成し、書類を郵送で済ませられるというだけでも十分便利だと思っている。何しろ、面倒な計算や遠く離れた税務署へ出向く必要がないので、田舎暮らしの私は重宝しています。 

窓を開けるのが怖い

2008-03-12 11:28:00 | 田舎の生活
昨日、今日と風もなく暖かく、陽射しもあるので、快晴だろうと思うのだが、空は白くかすみ、やや黄色くなって見える。黄砂が飛来してきているのであろう。何だか口の中がざらざらした感じがするし、眼もしょぼしょぼして痒い。花粉症に黄砂が重なると、相乗効果で症状がひどくなるらしい。黄砂は、単に細かい砂粒が飛んでくるというものではなく、大気中の汚染物質を吸着させているので厄介だ。私の場合は、医者に診てもらったことがないので、花粉症かどうかわからないのだけれど、集中的にくしゃみがでることがあるし、この時期になると眼が痒くなったり、頭が少し鈍くなる感覚におそわれたりすることがある。この程度では、花粉症に苦しんでおられる方々に比べれば、うんと軽いほうなのだろう。

天気が良く、暖かいので、窓を開ければ気持ちが良いのだが、こんな空を見ていると、窓を開けておくのがためらわれる。 

黄砂のおかげで、海岸沿いの隣の集落大久地区(5km先)は、建物や海岸線がなんとか見えるが、その隣の川之浜地区(8km先)は、山の輪郭はかろうじてわかるものの、建物や海岸線は解らない。こういう場合は、視程何キロというのだろうか? 調べてみると、「視程」とは、「何km先の目標物まで判別できるかという値」だとか、「ものの輪郭がはっきり識別できる距離のこと」などとされている。5km先の大久地区の海岸線、砂浜、建物の区別はつくが、建物の輪郭はぼやけている。ということは、視程5km以下ということだろうか?
古来から「春霞」などと悠長なことを言っていたのが、実は「黄砂現象」のことらしい。
中国気象局の専門家が、短期的に見れば黄砂は酸性雨を中和する作用があるというのだが、その効果はいかほどだろうか。 東アジアの春を憂鬱にさせてくれる黄砂は、何とかならないのだろうか。中国では既に国土の18%が砂漠化しているらしい。砂漠の植林活動をどんどん進めて、砂漠化に歯止めをかけて欲しい、と思う今日この頃である。 

天晴れ新星

2008-03-10 14:15:18 | スポーツ
北京五輪の最終選考レースを兼ねたとあって、錚錚たるメンバーが出場した昨日の名古屋国際女子マラソン。
マスコミが大騒ぎした高橋選手は、9kで先頭集団から遅れる。30kくらいまでは先頭集団に付いて行くのかなと思っていたのだが、あっけなく脱落した。個人的には、彼女は1昨年の東京国際で終わっていると思っていたので、途中棄権もせず、よく気力が持ったなあと思う。

各選手は、代表を意識したのか、25kまではスローペースで、平凡なレースだと思っていたが、やはりそこから先が面白かった。まず25k過ぎ、原選手が仕掛ける。しかし、集団を引き離すことはできず、28k過ぎ、今度は坂本選手が飛び出す。坂本は22k付近から、いい位置につけていたので期待したのだが、彼女も集団を引き離すことができなかった。しだいに、大南選手が、弘山選手が、遅れだす。そして、31kの上り坂で坂本が先頭集団から遅れだし、堀江選手が飛び出す。
「おやっ?」と思ったが、しばらくして彼女も集団に飲み込まれてしまい、32k過ぎ、今度は期待の新人・中村友梨香選手が急にペースを上げて、 あっという間に先頭集団から抜け出した。彼女は初マラソンで、私も初めて観たのだが、全身で走っているようで力強く感じた。終盤10kの彼女の走りは見事で、競技場の青い空が彼女を迎え、そのままゴールイン。2時間25分51秒。おめでとう! 
彼女は、インタビューで開口一番「すごい、マラソンて こんなに沿道に人がいるんだ」と答え、最後に「これからも天満屋をよろしくお願いします」と、純朴な感じで私の中では高感度アップです。今後が楽しみな新星ヒロイン誕生というところだろうか。
  
先日の大阪国際女子マラソンのチームメイト森本選手より少しタイムが遅いので、今日の代表選考会は微妙なところかもしれないが、昨日のメンバー、レース展開を見る限り、中村選手が北京五輪代表に選ばれるように思える。増田明美さんが言っていたように、こうなったら、天満屋の監督に選んでもらったらいい、とも思う。

愛媛FC白星スタート

2008-03-09 10:52:49 | スポーツ
昨日、Jリーグが開幕した。 
愛媛FCの開幕戦の相手は、今年からJ2に昇格したロアッソ熊本。前半は熊本に攻め込まれる場面が多く、愛媛FCはなかなかシュートが打てなかった。だが、後半9分、赤井からのクロスを田中がうまく合わせて、先制GOOOOOOOAL! 田中選手よくぞ、あの位置に詰めていましたぞ。 続いて18分、相手のクリアでこぼれた球をうまく青野が拾い、ゴール!
   
しかし、終盤に入り愛媛は少々集中力を欠いたのか、攻め込まれる場面が多かったように思った。そして、守備の判断ミスから1点入れられてしまう。 完封を逃し、少し残念。でも、ホームで勝ててよかった。幸先の良いスタートが切れました。 
Jリーグ3年目の今シーズンは、何とか6位以内に入ることを願っております。
頑張れ! 愛媛FC! Strong Will
  
 夜は、内藤選手のボクシング・タイトルマッチ観戦。挑戦者ポンサクレックは、昨年まで17連続防衛を誇ったタイの英雄とのことで、スタンダードなボクシングで、さすがに試合巧者であった。そして、両者ともよく動き、最後まで素晴らしい闘志のぶつかり合いで、クリンチもほとんどなく、見ごたえのある試合だった。判定は微妙な感じがしたが、辛くも引き分けで、内藤選手が防衛した。
 おめでとう!