かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

思い思いのメダル

2010-02-20 11:40:24 | スポーツ
「滑りきった、泣いた」高橋の情熱の舞、集大成(読売新聞) - goo ニュース

4回転を回避した ライサチェック
4回転を公言し 実行したプルシェンコ
そして、果敢に4回転に挑んで見事に失敗した高橋選手
三人三様の意図と出来ばえが、金 銀 銅となった。

最終グループ1番滑走の 銀行マン風蜘蛛男ライサチェック選手は、完璧な演技で高得点を出し、予想通りトップに立つ。

2番手泣き虫織田選手は、後半のジャンプ転倒時に靴紐が切れるアクシデントで、得点伸びず。
演技前から切れた靴紐を結んで履いていたようで、なんとも・・・
「靴紐ぐらい買っとけよ!」(と言いたくなる。)

一方、3番手滑走は、男前ランビエール選手。
彼は4回転を2回きめて得点を伸ばし2位につける。

そして高橋選手だが、いきなりの4回転で思いっきり転倒して見ているほうはドキドキしたものの、その後集中力を切らさず、すばらしい演技で滑りきった。
滑り終え、何度も両腕を挙げてのガッツポーズ。
失敗したものの4回転に挑み、その後の演技に満足がいったからだろう。
高橋君 貴方のステップはすばらしい、世界一です。
そして、ランビエール選手の得点をわずかに上回り、この時点で2位に食い込んだ。
高橋選手のメダルは、次のウィアー選手の得点しだいとなった。

そのウィアー選手は、ノーミスのほぼ完璧な演技だった。
だから、得点が出るまで ハラハラ ドキドキ・・
でも、予想外に得点が出ず、この時点で高橋選手のメダル確定となった。
ウィアー選手の予想外の得点に、場内からブーイングが起こる。
が、彼はファンに挨拶をして、すぐに静まるようにとの所作でファンを促す。
次に演技する選手への配慮だろう。
ウィアー選手のマナーのよさが垣間見れた。

そして、最後は鼻高やじろべえプルシェンコ選手。
彼は試合後、「昔の採点基準なら勝っていた。今のフィギュア界が何を求めているのか、この結果で明白になった。もはや4回転ジャンプに価値はない」と語ったそうだが、
彼は勘違いしているな。
こんなコメントをするようでは、傲慢だと思ってしまう。
彼は、自分の演技に自信があったのだろうが、
昨日の彼のジャンプは転倒こそしなかったものの、ほとんどのジャンプで回転軸がぐらぐらで、
4回転にしても彼のジャンプより小塚選手の4回転のほうがきれいだったと思う。
ジャンプ以外の演技は高橋選手のほうが上だろう。

その小塚選手は、苦手のトリプルアクセルで今度もこけたけれど、すばらしい成長ぶりが見られた。
いい演技でした。
ともかく、フィギュアで日本男子選手初のメダル。
高橋選手 おめでとう!  感動しました。
そして、織田・小塚選手も入賞。
 よかった よかった。


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