かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
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僕の心細道(94:キリマンジャロへの旅編-イントロダクション)

2010-02-03 13:46:38 | 旅行
ヘミングウェイの短編「キリマンジャロの雪」の冒頭に、
「・・・頂上に近く、ひからびて凍りついた一頭の豹の死体が横たわっている。こんな高いところまで豹が何を求めてやってきたのか、だれも説明したものはいない。」とある。

自分にとっては、かなりの冒険心だったかもしれない。
1993年、キリマンジャロへ行きたいとの思いが高まった。

ところで、東アフリカへ行くには黄熱病の予防接種が義務付けられています。
さらに、これは経由地(パキスタンなどの汚染地域)の関係だろうと思うのですが、コレラの予防接種も必要でした(こちらは任意)。
ということで、生まれて初めて黄熱病とコレラの予防注射をすることとなりました。

黄熱病の予防注射は1回すれば、その有効期間は接種後10日から10年間だそうです。
なお、これの予防注射をすると1ヶ月間は他の予防接種ができないのだそうです。
また、生ワクチンのため一度に使い切る必要があるのだそうで、事前に検疫所に予約が必要です。
いっぽう、コレラの予防接種は2回法がとられていて、2回目は5~7日の間隔をあけなければならないそうです。
旅行会社への申し込みが出発日の1ヶ月ほど前だったので、先に黄熱病の予防接種をしていたのでは、コレラの予防接種が受けられなくなります。
そのため、まずコレラの1回目、2回目を接種し、その後1週間の間隔をとってから黄熱病を接種することにしました。
まあ、黄熱病とコレラの両方を接種する場合、これが一般的なようです。
黄熱病の予防注射は、ずっしりと重い痛みを感じたような記憶があります。

ともあれ、2種類の予防接種を済ませ、年末にアフリカへと向かった。
  ≪つづく≫


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