かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

何の巣?

2010-02-11 12:06:31 | 田舎の生活
冬場にかけてすっかり落葉してしまったタブの木(正式名はイヌビワ、コイチジクetc)。
我が家の門の2m先にある。
1月のある日、ふと木を見上げると、
「ん?・・・」



これは鳥の巣ではないか。
葉っぱが茂っているときはまったく気づきませなんだ。



現代的です・・、ビニール系で作ってあります。

でも上からよく見ると、ビニール系は外側だけで、内側はきちんと天然の草を使っているようです。
内径5cmほどの大きさしかありません。
何の鳥の巣だろうか?  すずめ?? 



枝から落ちないように何重にもビニールを枝に巻きつけています。
耐震設計さながら、 さすがです。 
鳥なりのエコでしょうか。
彼らはくちばしだけでこれだけのものを作るのですから、相当な技術です。
しかもフォルムが美しい。

抜け殻の巣に枯れ葉が残されているのは、どういうメッセージなのだろうか?
それとも、布団として利用していたのだろうか  
謎 です。