先日、友人の奥さんから樹木に関する情報提供があり、車で出かけてみました。
「赤い実がなっているから」ということで、ゆっくり農道を走ったのですが、
なかなかわかりませんでした。
・・・ ・・・
やっと、見つけることが出来ました。
この樹木、“カジノキ”というのだそうです。
クワ科コウゾ属
なるほど、近づいて見上げると赤~橙色の実をつけています。
でも、結構な高さがあるので、そう簡単には実を取れません。
子供の頃、クワやコウゾの実は食べたことがあったのですが、
このカジノキの実を食べた記憶はありません。
果実は径2cmほどの球形からとげのように伸びています。
赤~橙色の部分を食べてみると、汁が多く、甘くて美味しいです。
ちと難点は、房(? とげ状の部分)一粒一粒に種が入っていることでしょうか。
実を口に含んで、ペッ ペッ と種を出そうとするのですが、汁が多いせいか、なかなかうまく吐き出せません。
カジノキは、古代から神に捧げる神木として尊ばれていたようです。
そして、和紙の原料としても栽培され、今では山野に野生化しているそうです。
和紙の原料としては、コウゾやミツマタは知っていましたが、カジノキもそうだということは知りませんでした。
ちなみに、現在日本の和紙業界で用いられている和紙の材料は、タイから輸入されたコウゾやカジノキが8割を占めているのだそうです。
一方、樹皮は繊維が長くて強いため、古くから東南アジアあたりでは、衣料や縄に利用されているようです。
このカジノキ、当集落近くでは見かけないようで、集落から少し離れた果樹園の周辺で何本か生えているのを知りました。
ということは、もしかしてその昔、このカジノキが生えている辺りには、集落があったのではなかろうか?
そして、その後集落がなくなり、面倒を見る人々がいなくなり、カジノキは野生化したのではなかろうか?
なんて、勝手に妄想してしまいます。
この地域には、「梶」の付く姓が少なくないのですが、昔その家の庭にはカジノキが生えていたのかも知れません。
情報提供の友人の奥さん笑いながら曰く、「うちは昔、造幣局やったかもしれんなぁ・・」
ジャン ジャン!
本日もご訪問ありがとうございます。
「プチッ」と応援よろしくお願いいたします。
「赤い実がなっているから」ということで、ゆっくり農道を走ったのですが、
なかなかわかりませんでした。
・・・ ・・・
やっと、見つけることが出来ました。
この樹木、“カジノキ”というのだそうです。
クワ科コウゾ属
なるほど、近づいて見上げると赤~橙色の実をつけています。
でも、結構な高さがあるので、そう簡単には実を取れません。
子供の頃、クワやコウゾの実は食べたことがあったのですが、
このカジノキの実を食べた記憶はありません。
果実は径2cmほどの球形からとげのように伸びています。
赤~橙色の部分を食べてみると、汁が多く、甘くて美味しいです。
ちと難点は、房(? とげ状の部分)一粒一粒に種が入っていることでしょうか。
実を口に含んで、ペッ ペッ と種を出そうとするのですが、汁が多いせいか、なかなかうまく吐き出せません。
カジノキは、古代から神に捧げる神木として尊ばれていたようです。
そして、和紙の原料としても栽培され、今では山野に野生化しているそうです。
和紙の原料としては、コウゾやミツマタは知っていましたが、カジノキもそうだということは知りませんでした。
ちなみに、現在日本の和紙業界で用いられている和紙の材料は、タイから輸入されたコウゾやカジノキが8割を占めているのだそうです。
一方、樹皮は繊維が長くて強いため、古くから東南アジアあたりでは、衣料や縄に利用されているようです。
このカジノキ、当集落近くでは見かけないようで、集落から少し離れた果樹園の周辺で何本か生えているのを知りました。
ということは、もしかしてその昔、このカジノキが生えている辺りには、集落があったのではなかろうか?
そして、その後集落がなくなり、面倒を見る人々がいなくなり、カジノキは野生化したのではなかろうか?
なんて、勝手に妄想してしまいます。
この地域には、「梶」の付く姓が少なくないのですが、昔その家の庭にはカジノキが生えていたのかも知れません。
情報提供の友人の奥さん笑いながら曰く、「うちは昔、造幣局やったかもしれんなぁ・・」
ジャン ジャン!
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