きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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蔵王・植物編’18.7/1

2018年07月22日 | 高山植物・野草
今回は、蔵王で見られる高山植物編。ところで、ここ1,2年、「蔵王山(さん)」か「蔵王山(ざん)」か議論が起こっている。ただし、「蔵王」は蔵王連峰で、蔵王山という単独峰はない。蔵王の主峰は「熊野岳」1841mである。蔵王連峰の山々を総称して「蔵王山」と呼んでいる。まぁ、自分的には、これまで「蔵王」と言ってきたのだが・・・。あんまり「蔵王山」とは言わなかった気がするが・・・。蔵王山は山形県と宮城県にまたがっており、呼び方が山形県側と宮城県側で違っていたようだ。山形県では「蔵王山(さん)」と呼ぶ人が多く、「さん」がほぼ定着しているようだ。一方、宮城県では「蔵王山(ざん)」と呼ぶ町が多いようだ。そこで、蔵王山のふもとの一つ山形市が手をあげ、「蔵王山(さん)」に呼び方を統一しようと宮城県側の市町に働きかけたのだった。しかし、なかなかうまくまとまらず、結局のところ「どちらでもOK」となったようだ。自分的には「蔵王」でよいように思うのだが・・・。
さて、植物編。山頂駐車場からお釜に向かって歩くと、ハクサンチドリの花が咲いていた。お釜の周辺の荒涼とした風景を和ませてくれていた。刈田岳リフト駐車場に戻り、ここから「御田ノ神湿原」に向かう。道路脇の土手にウツギが咲いている。何ウツギかよくわからない。湿原では、コバイケイソウが見頃だった。すれ違った人の話が耳に入ったのだが、コバイケイソウは数年に一度しか咲かず、それが今年大当たりして、あちらこちらで咲き誇っているらしい。期待したチングルマはすでに終わっていたが、ツマトリソウやトキソウなどがひっそりと咲いて、自分を迎えてくれた。


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