きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

鳥の海・岩沼市’07.8/26

2007年08月28日 | シギチ日記

もうすぐ9月。シギチの秋の渡りが始まる時期だ。今年は例年より早くシギチが飛来しているようだ。最近、やっとシギチに目覚めた自分としては、行動開始せざるを得ないだろう。いつものようにいろんな方の掲示板で情報をいただき、まずは鳥の海・岩沼方面に行くことにした。この日は大潮なのでちょうど良い。朝6時ごろ鳥の海に着いた。まだ干潟が出ていないので、海辺のほうに行ってみた。サーファーがたくさんいたが、小さなシギの群れがいた。Cimg9517 数は15,6羽。ミユビシギだった。波の寄せては引いていくのに合わせて、ミユCimg9475 ビシギも寄せては引いて・・・。とってもめんこくて、見ていて飽きない。気がつくと、ちょっと離れたところに別のシギの群れを見つけた。ミユビよりちょっと小ぶりのシギだ。どうもトウネンみたいだ。(かなり自信がない。)干潟のほうに戻って、朝食を食べて、シギチを探したが、キアシシギ2羽を見つけたのみだった。次に岩沼に行った。休耕田のところで、おじさんが草刈をしていた。かなり音が大きい。一回りしたが、シギチは見つけられなかった。草刈の音で逃げたのかな?オオタカの幼鳥が松の木にとまった。カラス2羽がさかんに鳴いている。そのうち、オオタカが鳥をゲットした。その瞬間を見ていなかったので、何の鳥かわからないが、大きさからしてキジバトかな?田んぼの畦に降りて、さかんにあたりを警戒している。カラスが近くに集まってきて、あわよくば横取りを・・・と、ねらっているようだ。そして、オオタカは獲物をつかんだまま、杉の木の枝の中に入っていった。それにしても、全然シギチがいない。情報ではいろんなシギチがいるはずなのだが・・・。これはハズしたかなぁ・・・と思いながら、田んぼの青い花のところを見ていたら、おやっ。Cimg9530 中くらいの大きさのシギがいた。ソリハシシギだった。しかも、その近くに赤褐色の小さなシギが2羽いた。またまた名前のよくわからないシギの登場だ。夕べ、水辺の鳥の図鑑でシギチはしっかりインプットしてきたつもりなのだが・・・。白い眉斑や胸の黒く細い縦斑からヒバリシギかと思う。これもかなり自信がない。結構警戒心が強いようで、なかなか開けたところには出てくれず、しばらくして青い花の草むらに入ってしまった。岩沼は以上で終わりとなった。再度、鳥の海に行くと、まだ干潟が残っていた。Cimg9582 海辺にいたトウネンだろうか、道路近くまで寄ってきて、忙しそうにエサを探していた。今日はめずらしいシギチはいなかったが、5種も見られたし、何よりも久しぶりにシギを見て楽しかった。

【出会った鳥たち】 ミユビシギトウネンキアシシギソリハシシギヒバリシギ・オオタカ幼鳥・ミサゴ

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新潟県瓢湖’07.8/10

2007年08月10日 | 県外の鳥見

「白鳥の湖」で有名な新潟県の瓢湖。夏もおもしろいと知ったのは、一昨年、yamameさんやど★れどれ♪さんのブログを読ませていただいた時だった。自分も一度は行ってみたいと思っていたが、遠いのでなかなか・・・というのが正直なところだった。昨年は結局行けなかったが、今夏はちょっと気分が盛り上がってきた。なかなか近間で鳥が見られなくなると、少しぐらい遠くても・・・という気になるものだ。そして、本日、ついに新潟県に鳥見に出発だ。本命は、ハスの花・葉っぱにヨシゴイ!そして、トンボ類。とりわけチョウトンボを見たい!朝3時に出発。仕事では絶対起きられない時刻だが、鳥見となれば朝飯前だ。Cimg9266 瓢湖の駐車場には6時半ごろ到着した。朝早いと車は走っておらず、poliさんもいなCimg9265 Cimg9217 い・・・で、やはり速い。車を降りて、様子を見に土手のほうに行くと、田んぼに何か黒いモノを見つけた。双眼鏡で見ると、チョウトンボだ。いきなりのお出ましかよ。急いで車に戻り、カメラの準備をした。早くも本命その1ゲットだ。これは幸先が良い。まず朝ごはんを食べてから出発した。yamameさんのブログに従い反時計回りに歩いた。ハスの花が満開に近く、とってもきれいな風景だ。あやめ園でまたしてもチヨウトンボを見つけた。すると、10匹ほどのチョウトンボが空を舞っていた。そうか、ここではチョウトンボは普通種なのか。湖面の方に目をやると、カルガモの親子を見つけた。結構大きくなったヒナの親子から、やっと水に入ったばかりという感じのかわいい小さなヒナの親子まで、繁殖にだいぶ時間差があるようだ。Cimg9286 それかCimg9290 Cimg9283 ら、モズ親子、バン親子、ゴイサギ幼鳥も見つけた。そして、本命のヨシゴイ。ヨシゴイもそれほど苦もなく見つけることができた。もちろん初見の鳥さんだ。体長30~40cmくらいのサギ科の小型の鳥さんだ。見つけるには苦労しなかったが、なかなか良いところにはとまってくれない。それにしても暑~い!覚悟はして来たつもりだが、やっぱり暑~い!汗びっしょりになってしまった。暑いと集中力というか根気がなくなる。Cimg9360 ボーっとしてハスを見回していると、チーっと鳴いて、カワセミの登場。おっと、ハスの花の上に・・・と思いきや、蕾の上に。これでもなかなか良い感じだ。幼鳥だが、なかなか絵になるなぁ。さらに歩を進めたが、ヨシゴイは見当たらず。どうやら、「ヨシゴイ」というだけに、「ヨシ」のあるところにいるようだ。ヨシがたくさん生え、湖面にヨシがたっぷり出ているところに、ヨシゴイは集まっているようだった。ぐる~っと一周し、正面の白鳥の像のところに来ると、トンボ・ヤンマが見られたCimg9299 。ウチワヤンマが交尾しているところを撮ることができた。ここには、コハクチョウやホシハジロの居残り?がいた。一周したので、最初にヨシゴイを見つけたところに戻った。すると、2羽、ハスの葉にのっていた。2羽とも縦斑があり、幼鳥のようだ。ハスの花とヨシゴイは難しいが、いろんな仕草を観察することができた。3時間ほど歩き回ったところで、もう限界だ。暑くて暑くて・・・。車に戻り、まずは冷房で体を冷やす。期待した鳥さん・トンボにたっぷり出会えたので、十分満足だった。お昼前だったが、帰路につくことにした。福島潟にも寄っていこうと行ってみたが、道路からの入り口を見つけられず、寄ることができなかった。まぁ、次回のお楽しみということで・・・。初めての新潟鳥見。初めてにしては上々の成果だった。

【出会った鳥たち・トンボたち】モズ幼鳥・カワセミ幼鳥・ヨシゴイバン・カルガモ・オオヨシキリ・(コハクチョウ・ホシハジロ)    チョウトンボウチワヤンマ

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朝日町大沼’07.7/28

2007年08月01日 | トンボの観察

今日はヤマセミとトンボ目的で、朝日町大沼の浮島に行った。Cimg9140 家から20分ぐらいの所だ。朝ご飯を食べてちょっとゆっくりしたあとに出たので、浮島に付いたのは10時ごろだった。浮島神社の方だろうか、草刈機で道の整備をされていた。その音が結構大きく、気になったが仕方ない。手前の池にトンボを見つけたが、まずは鳥ねらいで探した。クロツグミの声、ホトトギスの声が大きく、近いようなので探したが、見つけられなかった。ヤマセミは、トンボを撮っている時、突然「キャラ、キャラ。」と鳴き声とともに飛んできた。草刈機械の音に反応したようだった。急いでレンズを向けたが、すぐ飛んでしまった。残念!トンボを探していると、その草刈をしておられる方が自分の所に来て、「浮島を動かしてあげますよ。」と言った。たぶん、私を浮島の写真を撮りに来た人と思ったのだろう。断るのも何なので、「有難うございます。」と言ってしまった。この浮島は風で動いているので、池の端に流されて、そこでとまってしまうのだ。ずっと待っているのももったいないので、トンボを探していると、向こう側にヤンマらしきトンボを見つけた。移動してよく見ると、尾の先に何か羽のようなものが付いている。ウチワヤンマのようだ。初めて見るヤンマだ。なかなかこちらの思うような向きに止まってくれず、数枚しか撮れなかったが、見られただけでもうれしかった。Cimg9136 Cimg9084 そして、トンボでは、腹が白いコシアキトンボが数匹飛んでいた。これも初見だった。あとは、コフキトンボ♂、ヒガシカワトンボを見つけた。お昼近くなったので、車の所に戻り、カメラを片付けようとしたら、突然、「ピッ、クィー!」とサシバの声が聞こえてきた。「どこだぁ・・・。」と、木々の間を探すと、奥の杉の木のてっぺんに止まっていた。Cimg9149 白い眉斑がはっきり見える。♀のフィールドマークだ。「この前は♂で、今日は♀かぁ。2回に分けて出てくれだんだ。」最近、鳥の写真が全然撮れてないので、こういうパターンは有難いことだ。それから、カイツブリの幼鳥を見つけた。・・・と言う事は、ここでカイツブリが繁殖しているということかな?来年チェックしてみなくては・・・。

【出会った鳥・トンボたち】サシバ・クロツグミ・ヤマセミ・ホトトギス・カイツブリ   ヒガシカワトンボコフキトンボ♂・コシアキトンボ♂・ウチワヤンマ

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