きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

天童市舞鶴山’23.1/19

2023年01月29日 | マイフィールド
自宅周辺は積雪期につき、雪の少ないところに鳥見に出かけることとなる。そんな訳で、いつもの街中ポイント天童市舞鶴山。約2週間ぶりだ。今回は、山頂駐車場から西側の斜面を下った。この斜面の林ではアトリの群れやシメの群れに出会うことができる。樹上の方でアトリの声が聞こえるので、探すと早速アトリ発見。1羽しかいないので「あれっ?」と思ったが、少し離れた木に数羽のグループがとまっていた。斜面なので足元を気にしつつ撮影できそうな角度を探したが、手前の枝が絶妙にアトリを隠し、なかなかすっきりとは写せなかった。まあ、これが自然というもの。
下の矢場跡に下りると、餌台にシジュウカラとヤマガラが頻繁にやってくる。しばらく様子を観察して、さらに下の方に下って行った。下の柿の木のところでは、メジロを見つけた。相変わらず忙しそうなので、1枚だけ撮らせてもらった。
<アトリ・メジロ>

神社への階段下まで来ると、「キョッ、キョッ。」とキツツキの声が聞こえてきた。アカかアオかと姿を探すと、高い木の上の方に姿を発見。アオゲラだった。穴にくちばしを刺し込んで虫探しの模様。こちらも枝が邪魔をして写真的にはガックリだったが、その分、じっくりと観察することができた。
<アオゲラ>

「柿の木食堂」が売切れ閉店となったため、トラツグミやシロハラなどに出会うことができなかったが、アトリの群れやアオゲラに出会うことができたのでよかった。
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天童市舞鶴山’23.1/7

2023年01月21日 | 村山地方
本日もまあまあの天気につき、いつもの街中公園に。矢場跡のエサ台をチェックすると、1週間ほど前はたくさんあったエサがすっかり無くなっていた。シジュアウカラとヤマガラがほとんどだと思うが、こちらの予想を上回るすごい食欲だ。次は、下の柿の木に向かう。こちらも残る柿の実はあと数個のみとなっていた。「柿の木レストラン、閉店間近!」と言ったところか。少ない柿の実にやってきたのは、シジュウカラだった。残りわずか。早い者勝ちだな。
近くでは、コゲラの声がする。柿の木にやって来ないかと期待したが、残念ながら飛んでしまった。シジュウカラは、矢場跡の雪のない土手でもエサ取りをしていた。
<シジュウカラ、コゲラ>

さて、お目当てのトラツグミはというと、柿の木にはとまらなかったが、柿の木の下の落ちた柿の実を食べに来てくれた。しばらくすると、上の方に飛び去ってしまった。矢場跡に行くと、土手の落ち葉をひっくり返しながらエサを探していた。得意の「トラちゃんダンス」を期待したが、その気は全く無し。
<トラツグミ>

柿の木から土手を上っていくと、「チッ。」とホオジロ系の声が。急いで双眼鏡を向けたが、飛ばれてしまった。1羽だけ手前にちょっととまってくれたので、急いで証拠写真をパチリ。
ミヤマホオジロ雄だった。上の矢場跡に行くと、土手の所にミヤマホオジロ雌がいた。草の実を食べているようだ。わずかな時間しか撮れなかったが、今回も出会えたのは幸運だった。
<ミヤマホオジロ雄・雌>
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山形市悠創の丘’23.1/6

2023年01月13日 | 村山地方
昨日は舞鶴山で今年の初鳥見をした。トラツグミにも出会えたのでまずまずのスタートとなった。これで気分を良くして、それならば・・・という事で、本日は、山形市郊外の悠創の丘に行ってみた。今日は様子見という事で、一人鳥見だ。到着したのが9時半過ぎ。それから3時間ほどの鳥見だ。観察ポイントとしては、駐車場北側の柿の木、悠創館隣の「どんぐり橋」周辺、そして、南側の「見晴らしの丘」周辺などだ。以下は、この時出会った鳥たち。
<アカゲラ>
駐車場下にある柿の木。そこにアカゲラがとまっていた。アカゲラを見るのは久しぶりだ。土手の上からしばらく観察することができた。この柿の木の実はおいしいようだ。このあと、シロハラ、ツグミ、アオゲラなどもやってきて、柿の実をおいしそうに(?)食べていた。

<アオゲラ>
アオゲラは、アカゲラのとまっていた柿の木と、「見晴らしの丘」の南側下の柿の木で見つけることができた。周囲を警戒してか、しばらくの間じっとして動かなかった。

<シロハラ>
相変わらず警戒心の強いシロハラ。柿の木に飛んで来るが、枝が込み入ったところにとまることが多く、なかなかすっきりしたところにとまってくれない。何とか数枚だけ撮ることができたのはラッキーだった。

<アトリ>
土手の上の林の樹上を飛び回るので、腹打ちになってしまった。群れで樹木にとまるところを見つけると、何となくうれしくなる。アトリの上面の羽模様はとってもきれいだ。できれば上から撮りたいところだが、今回は下ばかりで残念な画像となった。

<トラツグミ>
坂を下っていく途中、上の方から鳥が飛んできた。土手の上の柿の木にとまったので確認すると、トラツグミだった。本日のお目当ての鳥さんが早々と登場だ。ちょっと柿の実を食べて、その後は、首を伸ばして上空をじっと見て、周囲を警戒しているような様子だった。

<ツグミ>
今シーズン、ず~っとツグミに出会えずにいた。声すら聞いていなかった。やっと出会えた。特に珍しい鳥さんではないが、やはり冬鳥の定番ですからねぇ。意外にも柿の木のすっきりしたところに留まってくれた。

<ミヤマホオジロ>
「どんぐり橋」を過ぎて左の階段を上っていき、雪の上を歩きながら鳥影を探した。雪の散策道脇に雪のない土手が出ており、何気なくそこに行ってみると、ミヤマホオジロ雌を発見。雄もいたがすぐ飛んでしまい、行方知れずに・・・。ここは雌をしっかり観察撮影させてもらった。

<エナガ>
柿の木の下にいると、どこからともなく「ジュリジュリジュリ。」と、エナガの声が。とにかく、エナガは忙しい。もっとゆっくり柿の実を食べればいいのに。それじゃあ、味もわからないのでは?と思ってしまう。

<コゲラ>
柿の木にコゲラもやってきた。そして、今回は、近かった。ひたすら幹をつついて虫探し。こちらは気にも留めずムシか。でも、コゲラが柿の実を食べる場面は初めて見た気がするなぁ。

<ノスリ>
何気なく空を見上げると、ノスリが飛んでいた。一応証拠写真という事で、2,3枚パチリ。

<クロジ>
そろそろお昼時ということで、車に戻ろうと思っていた時、鳥見している方に「クロジが出ましたよ。近いですよ。」と情報をいただいた。これは食事どころではない。急いでポイントへ。道路脇の杉林。青いネット越しに動く鳥さんが。クロジだ。なかなか写真の撮りづらいところなので、動く様子をしばらく観察。2羽確認できた。はじめ雄と雌かと思ったが、どちらも頭から胸、下腹にかけて灰色がかり、上面は褐色なので、2羽とも雄の若鳥と判断した。最後の最後に、クロジに会えるとは、「黒字」だけに正月早々縁起の良い一日となった。


【出会った鳥たち】ノスリ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、ミヤマホオジロ、クロジ

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2023年鳥見始め’23.1/5

2023年01月08日 | 村山地方
拙ブログにお越しの皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、年末・正月は良く言えばのんびり・ゆったりと、悪く言えばだらだら・ぐだぐだと過ごしました。クリスマス寒波には閉口しましたが、年末と正月、それなりに雪は降ったものの、割合のんびりできました。そろそろ鳥見の虫が騒ぎ始めましたので、この日、いつもの天童市・舞鶴山に行ってみました。天気予報では、午前中は雪が降るものの、お昼過ぎには曇りとの事。という訳で、お昼過ぎ、今回は妻を誘っての二人鳥見。天童市に入ったあたりで雪は止んできたが、山頂駐車場に着いた頃にまた降り始めた。「まあ、これくらいは問題ないだろう。」と判断して、坂を下り、矢場跡へ。土手の上から下の柿の木を確認したが、鳥影なし。ゆっくり坂を下っていると、トラツグミが飛んできた。早速の登場にやや焦った。柿の実はだいぶ減っていて、残りあと1週間分といったところか。
下の写真に、トラツグミが写っていますが、どこにいるかわかるでしょうか?

トラツグミは周囲の様子を気にしながらも、飛び去ってはまたやってくるといった感じだ。ただ、小雪程度だった雪の降り方が、いつしか本降りとなり、カメラと双眼鏡が濡れてしまった。話が違うぞ。曇りの予報だったのに~。雪降りの中のトラツグミも風情があっていいカモ。
<トラツグミ>

トラツグミ以外にも、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガなども柿の木にやってきた。特に食べるのはヒヨドリで、頻繁に飛んできて、柿の実を食べるわ、食べるわ。これだけ短期間に柿の実が減ったのは、きっとヒヨドリがたくさん食べたからに違いない。甘いもの好きのヒヨドリだからなぁぁぁ。まあ、自分も甘いものには目がない方なので、ヒヨドリばかり悪くは言えないが。
<コゲラ、ヒヨドリ>

エナガがやってくると、柿の木が賑やかになる。「ジュリ、ジュリ。」鳴きながら忙しなく枝から枝へ移動する。何とかエナガの可愛い姿を可愛らしく撮りたいと頑張るが、これが至難の業だ。これが精いっぱいといったところか。
<エナガ>

という事で、今年の鳥撮り始めは、トラツグミでした。
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2022年ジョウビタキの繁殖記録’22.6月

2023年01月04日 | 村山地方
2022年鳥・トリは、「山形県内におけるジョウビタキの繁殖確認」が一番のニュースだろう。
6月、鳥友人の一人がたまたまジョウビタキのさえずりを聞き、そこから、鳥仲間8人によるプロジェクトチームを結成。名付けて「ジョウビタキ繁殖確認プロジェクトチーム」。まずは、ジョウビタキ雄・雌の動き、行動をつぶさに観察・記録。そこから、巣と思われる個所を確認。ただ、途中で雌の姿が消えてしまった。事故があったのか、はたまた育児放棄?シングルファーザーとなった雄は、一鳥奮闘し、エサを巣穴に運び続けた。自分は3,4回通った。そして、雄がさかんにエサをとる様子、巣穴に運び入れる場面、ヒナの糞を巣穴から運び出すところを確認することができた。そして、待望のヒナの巣立ち。巣立ったとの知らせを聞き、後日急いで駆けつけると、草むらに仲良くヒナが2羽寄り添う場面に出会うことができた。今回の観察記録により、このジョウビタキ番は2回繁殖したと思われる。一番子は、1羽のみだが確認されている。そして、2番子は、3羽確認された。
山形県内で初の繁殖確認である。今から20年ほど前、7月の月山・姥沢でジョウビタキのさえずりを聞いたことがあった。どんな鳴き声か忘れていたが、今回、ジョウビタキ雄のさえずりを聞いて、どことなくホオジロのさえずりに声質が似ているような感じがした。今回、雌が途中から行方知れずになってしまったので、来年どうなるかわからないが、願わくば、ジョウビタキ雄に新しいパートナーができて、もう一度繁殖してくれることを祈りたい。
<ジョウビタキ雄・育雛>

<ジョウビタキ雛>

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