きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

蔵王Ⅲ①’20.7/17

2020年07月30日 | 蔵王・その他高山
今シーズン最後の蔵王ということで、天気予報を見て、この日出かけた。やっぱり最後は、イワヒバリにもう一度会って締めにしたい。そんな訳で、本日は、御釜でイワヒバリを楽しむのと、時間があれば、御田ノ神湿原で高山植物を楽しむのを目標にきめて行った。結果、とっても充実した鳥見ができたので、今回の探鳥記事は、2回に分けて載せることに。
まず、1回目の今回は、イワヒバリ編。
御釜の駐車場に着いたのは、朝6時頃。すぐ岩場の方に行くつもりだったが・・・。レストハウス脇の低木帯のところで、さかんに鳥の声がするので、まずはそこで・・・と思ったら、結構時間が経ってしまった。その部分は、次回詳しく・・・。という訳で、だいぶ時間をとられたので、急いで岩場へ・・・。
まずは下の方の岩場辺りを見回すが、見当たらず。これは、出るまで待つしかないな・・・と思いながら、上の斜面を見ると、イワヒバリを発見。そして、その周囲に幼鳥も発見。待ち時間なしに出会うことができた。成鳥1羽に幼鳥3羽だ。幼鳥は、自分でもエサを探してはいるが、親について行き、親がエサをとると、羽をパタパタさせながらエサをねだっていた。食欲旺盛な幼鳥3羽に親1羽でエサをやるのは大変だなあ・・・と、同情しながら見ていると、意外にそうでもないかも・・・。というのは幼鳥がさかんに羽ばたき、口を大きく開けてねだっているのを、親は知らん顔(?)して素通りしていくことが結構あった。「そうだよなぁ。いつまでも甘い顔(?)ばかりしていられないよなぁ。」距離的には、前回出会った時と同じくらいの近距離だ。ここでの画像は、成鳥を載せる。親にエサをねだる場面も入っているが、それもここに。

しばらく、ずうっとイワヒバリの親子を観察撮影していると、近くに小鳥が飛んできた。そちらに目を移すと、・・・。これも次回に。そちらに気を取られている隙に、イワヒバリがいなくなってしまった。下の崖の方にもいないし、上の方に上がっていったのかと行ってみたが、見当たらなかった。浮気心を出したばかりに、怒らせてしまったか・・・。しばらく待ったが、イワヒバリは現れなかった。そろそろ8時になる。朝食をとらねば。という訳で、車に戻ることに。斜面を上って、登山道に出た。少し下ると、何やら鳥影が・・・。石ころの間をちょこまかと動き回っているのは、イワヒバリ親子だった。こんなところに飛んできていたのか。ここで、またまたたっぷりとイワヒバリ親子の食事風景を見て、撮って楽しむことができた。最後は、幼鳥の画像をまとめて。

これで、今季の蔵王探鳥の有終の美を、イワヒバリで飾ることができた。 ・・・つづく。
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オオコノハズク観察記’20.6月

2020年07月24日 | 県内の鳥見
今回、オオコノハズクとの出会いからヒナの巣立ちまで観察することができた。最初の出会いは、支部会員の方からの連絡だった。「今、コノハズクを見ています。よかったら案内しますよ。」との事。一度は見てみたいと前々から願っていた鳥さんだ。家を出た時からワクワク、ドキドキしっぱなしだった。現地に着くと、杉の木にとまる姿が目に入った。と言うのも、双眼鏡なしでも確認できる近さだった。ただ、ここと教えてもらったから見つけられたが、そうでなければ、単なる木のこぶにしか見えない。すっかり樹木に同化している姿だ。それにしても、こんな小道のすぐ脇にいるとは・・・。びっくりだった。ただ、双眼鏡で見ていると、どうも違和感が・・・。コノハズクの虹彩は黄色のはず。でも、この個体は、薄眼を開くと赤っぽい。どうも、コノハズクではなく、オオコノハズクっぽい。そして、観察を続けていくと確信に至った。これは、オオコノハズクだ!ますますテンションUPだ。林内は薄暗く、写真的にはなかなか厳しかった。
まずは、第1発見者の支部会員の方に感謝です。


2日後、Yさんを案内して見てもらったが、周辺の状況から、もしかすると繁殖しているかもしれないとの事。これは、何とかヒナを見たい!・・・という事で、親鳥を刺激しないよう、観察時間を10~15分程度にして、ほぼ毎日、早朝5時頃に親鳥確認と巣穴?チェック、ヒナがいないか周辺チェックを行なった。ある日、巣穴?の画像を拡大すると、ヒナの顔が写っていた。間違いなくヒナがいることが確認できた。あとは、いつ巣立つかだ。ネット等で調べると、ヒナが孵ってから巣立つまで3,4週間程との事。初めて見つけた日でどれくらいの日数かだが、おおよその予想で「今週末かな?」と思いながらオオコノハ観察を続けた。
 そして、ある日の火曜日。前日にYさんから「ヒナが巣穴から顔出したら、巣立ちが近い。」と教えていただいた。いつも通り5時頃到着。まずは巣穴チェック。画像を拡大するが、ヒナの顔はなし。次は周辺にいるはずの親鳥を探す・・・も、見当たらず。どうしたんだろう?と、やや不安を感じつつ、帰ろうと歩き出したその時、何気なく横を見ると・・・。低木の横枝に、ちょこんとぬいぐるみが・・・。いやいやヒナだ!オオコノハズクのヒナ!びっくりした。全然気が付かなかった。こんな目の前に居たのに。しかも、と~っても見やすいところなのに。危うく帰る所だった。もう息つく間も惜しんでシャッターを切った。あまりヒナを驚かさないよう早目に家に帰った。ヒナは、もう1羽、親鳥がよくとまっている杉の木にいた。2羽確認できた。家に帰り、Yさん、Mさんに連絡したが、お昼近くに連絡があり、ヒナは4羽いたとの事。これまたびっくり。午後から再度行ってみた。一応、ヒナの第1発見者としては、4羽すべて確認したかった・・・が、3羽しか見つけられず・・・残念。そして、翌日には、親子ともども移動してしまったのか、現場周辺では見つからなかったとのお知らせが入った。
こうして、2週間余りの「オオコノハズク観察記」は終了したのでした。4羽のヒナたち、元気に育ってほしいなぁぁぁ。


詳しい観察場所等の情報についてのお問い合わせにはお答えできませんのでご了解ください。
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蔵王探鳥Ⅱ’20.7/3

2020年07月20日 | 蔵王・その他高山
先週も蔵王に行ったのだが、濃霧and霧雨、そして強風と最悪の気象条件で、ウソを2,3枚撮ったぐらいにして逃げ帰ってきた。という事で、本日は、3回目の蔵王だ。御釜の駐車場に着いたのは、朝6時頃だった。大体いつもこの時間帯だ。車外に出ると、やや風が強く、ガスがかかっていて御釜は見えない・・・という状況だった。ただ、今回は、イワヒバリよりウソの食事風景をねらって来たので、あまり影響はない。
いつものように、ガードレール下のタンポポをずうっと見ていくと、ウソを発見。

雄2羽と雌1羽の小群。パッと見、綿毛はすでになくなっていたが、ウソが食べているところを見ると、綿毛になる前のタンポポが少し残っていて、それをくちばしで挟み取って食べているようだった。ウソは、食べている時は全く警戒心がなく、こちらがじっとしていると、どんどん近づいてくる。今回は、それを踏まえてズームレンズを持ってきた。柵にとまった雄を見ると、胸のところが薄赤くなっている。1羽はアカウソ雄だった。



1時間ほど経った頃、風が収まり、霧もはれてきた。ウソの写真ももう十分に撮ったので、御釜の方へイワヒバリ探しに行ってみた。前回出会ったところでしばらく待ったが、今日は一向に現れる気配なし。30分ほどで岩場を後にした。


次は刈田岳駐車場へ。本日は、御田ノ神湿原に行って、高山植物を堪能・・・と思っていたが、・・・ガーン。コンデジの電池容量がなくなってしまった。御釜の所でちょっと撮っただけで空っぽに。仕方ないので、前回カッコウがとまった木をねらって、今回も近くに車をとめ、飛来するのを待った。しばらくすると、カッコウが飛んできた。今回は、飛び出すシーンをねらってみた。ずうっと木の上にとまったままで、なかなか飛び出してくれない。ズームレンズを手持ち状態で構えていると、だんだん腕が疲れてきた(軟弱なものでm^-^m)。飛びそうもないので、時々腕を下ろして、いざという時に備えた。タイミングとしては、姿勢を前かがみにしたり、フンをしたりした時は要注意だ。そんな感じで、何とか飛び出しを撮ることができた。まあ、出来は今一つだったけど・・・。


今日は、ウソの食事場面をたっぷり観察撮影することができ、満足の鳥見だった。それにしても、蔵王の天気は難しい・・・。
【出会った鳥たち】 カッコウ、モズ、ウグイス、ヒバリ、ビンズイ、ウソ、アオジ 他
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霞城公園’20.7/18

2020年07月18日 | 霞城公園
今年の梅雨は、梅雨寒だったり、連日雨降りだったり、蒸し蒸ししたり、地方によっては大雨が続いたりと、災害をもたらしたり、農作物に影響したりしている。そろそろ早いとこ明けてほしいものだ。そんな中、この時期としては初めて、山形市の霞城公園に行った。たぶん鳥はあまりいないだろうなぁ・・・と予想して行ったが、その通りだった。時間帯は、朝7時ごろから8時過ぎぐらいまで。鳥が少ない分、普段はほとんど無視状態のスズメやムクドリなどをじっくりと観察できたのはよかった。公園内で巣立ったヒナもだいぶ大きくなっていた。それでも、まだ一人(鳥)立ちはしていないようで、親鳥にくっつき、追いかけながらエサをねだっていた。スズメもムクドリも。でも、シジュウカラの幼鳥は、兄妹グループで移動しながら、自分でエサをとっていた。こっちは少し大人になった感じかな?夏鳥はいないかなぁ・・・と、少し期待して、ムシクイ類をよく見かけるポイントで樹上の葉の茂みを探すと、何やら動くもので・・・。ちらっ、ちらっと葉陰から見えたのは、コムクドリだった。一応、夏鳥ゲット。最後には、大物が登場。梅林近くの草むらで、ムクドリ親子を観察していると、「ケレレレレ。」と、甲高い声が・・・。アオゲラだ。この時期、街中の公園にキツツキがいるとは思っていなかったので、びっくりだった。今回は、様子見目的なので、カメラ機材は軽量のサブ機を持ってきたので、画像は・・・ゴメンナサイだった。


【出会った鳥たち】 カルガモ、キジバト、アオゲラ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ムクドリ、コムクドリ、シジュウカラ、スズメ 他
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ハスとトンボ撮り’20.7/13

2020年07月15日 | お散歩日記
連日梅雨空で、雨が降ったり止んだり、じめじめした天気が続いている。梅雨明けが待ち遠しい今日この頃だ。朝の散歩も、天気を見ながら続けている。最近の散歩の楽しみは、ハスの花だ。散歩コースにはハス池が2か所あるが、だいぶ花が咲き、見頃になってきている。

ハスの花だけではネタとして弱いので、今日は足を伸ばし、トンボを見に行ってみた。ここは、毎年ハッチョウトンボを観察している休耕田だ。畔には、ニガナの黄色やネジバナのピンク色が見られた。お目当てのハッチョウトンボは、いるにはいるが、数が少なかった。まだ早いのだろうか。雄は赤いのですぐわかるが、雌は地味な色合いなのでなかなか探せない。やっと1匹見つけた程度だ。今日見つけたのは、ハッチョウトンボとアキアカネとキイトトンボだった。

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