きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

朝日町大沼’24.5/24

2024年05月29日 | マイフィールド

今季初めてのマイフィールド。ここは、例年カイツブリが繁殖している。今年はどんな感じだろう。楽しみにしながら現地到着。静かだ。カイツブリの声がしない。沼全体を見回すも姿が見えない。まだ抱卵中なのかな?沼の周囲を歩きながら、鳥探し。まず聞こえるのはキビタキのさえずり。でも、最初に見つけたのは、キビタキの雌の方だった。そろそろ繁殖の始まりかな。がんばれ~。

<キビタキ雌>

そして、声のする方を探すと、キビタキ雄を発見。黄色が目立って、すぐに見つかりそうだが、これがなかなかどうして。生い茂った葉の緑にキビタキの黄色がうまく溶け込んでしまい、なかなか探せないのだ。今季一番の近さかな?

<キビタキ雄>

沼の向こう岸の枯れ木にノスリがとまっていた。あそこはよくノスリがとまっている。近くに巣でもあるのだろうか。ずーっと動きが無いので、いくら撮っても同じ画像ばかり。なので、1枚だけペッタン。代わりに、近くに咲いていたツツジと黄ショウブを。

<ノスリ、ツツジと黄ショウブ>

この日は、カイツブリを確認できなかったが、2日後、ヒナ4羽と親鳥2羽を確認することができた。ヒナは、まだ小さく、親の背中にのり、中に潜りこむ様子も観察することができた。とってもめんこかったぁ。

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寒河江市いこいの森’24.5/12

2024年05月24日 | マイフィールド

マイフィールドで今シーズン未だオオルリを見ていない。そろそろ出会えるだろうと、この日もいこいの森に。しかし、オオルリの声が聞こえない。聞こえてくるのは、キビタキの声だ。しかし、キビタキの姿がなかなか見つからない。探して探して、やっと見つけたのが高い樹のてっぺん。こんなところで鳴くキビタキ、見たことない。そこなら遠くまで声が届くだろうけど。そして、ちょっと離れたところでも別個体のキビタキに出会った。結構キビタキとは相性良いようだ。

<キビタキ>

グラウンド周囲の桜並木の散策道を歩いていると、グラウンドにいたキセキレイと遭遇。2羽いたが、1羽は飛び去ってしまった。おそらく番だったかと・・・。悪いことしてしまったかな?その後、電線にとまった雄と出会った。結構近くでも愛想良かった。

<キセキレイ>

山道の階段を上っていくと、鳥の羽根が散乱していた。タカか小動物に襲われたのかもしれない。何の鳥だろう。帰ってから調べようと、良さそうな風切羽を拾って持ち帰った。調べてみると、どうやらシメのようだ。北に帰らずに残っていたら、襲われてしまったということか、・・・合掌。近くに咲いていたツツジの花を添えて。

<羽根、ツツジの花>

最後は、空高く鳴きながら飛び回っていたサンショウクイ。運よく近くの高い樹のてっぺんにとまってくれた。何とか証拠写真は撮れた・・・感じかな。

<サンショウクイ>

結局、この日もオオルリには出会えず。鳴き声も聞こえなかった。どうしたことか。ここでは繁殖しないという事?毎年会えていたのが会えなくなるのは残念、寂しい限りだ。

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西川町志津地区’24.5/5

2024年05月20日 | 月山

西川町志津地区にある自然博物園。ここは、月山の中腹に位置する豊かなブナ林のあるところ。例年7,8mの雪に覆われ、5月中旬になっても雪の上を歩きながら鳥見できるポイントだ。しかし、今年は雪が少なかったので、早目に行ってみることにした。行ってみると、雪がだいぶ少なくなっていた。ギリギリ間に合った感じだ。気温が高いので、日中は雪が柔らかくなってぬかるようになる。なので、早朝から8時頃までが勝負だ。当日は、志津の手前の弓張平で朝食をとった。そこからは、月山と姥ヶ岳が見えた。また、緑が濃くなった樹をバックに咲く桜も見ることができた。

<弓張平の桜と月山>

ネーチャーセンターに着いたのが5時半頃。カメラ機材を準備し、早速山の斜面を上って行った。雪の上はひんやりして寒いくらいだ。だいぶ雪が消えているが、ブナ林の新緑と残雪が作り出す「雪紅葉」は相変わらずきれいだ。ブナの樹が淡く緑色に芽吹き、その芽を包んでいた赤い皮が残雪の上に落ち、雪の上に一面赤い色が広がったのが「雪紅葉」だ。

<ブナ林と残雪>

昨年はコルリの声が響き渡っていたが、今年は全然聞こえない。すでに到着はしていると思うのだが・・・。代わりに聞こえてくるのがクロジのさえずりだった。昨年はすでにクロジのペアができていたので、さえずりは聞かれなかった。遅かったという事だが、逆にコルリがさえずり真っ只中という感じだった。という事は、コルリのさえずりはこれからという事かな?ただ、おそらくその頃には残雪はほぼほぼ消えているのではないかと思う。・・・と言う事で、次はクロジの画像をペッタン。画像を見ると、この個体はまだ若い雄のようだ。

<クロジ雄若>

クロジの次は、キビタキ雄に出てほしいところではあったが、キビタキのさえずりは遠くの方で聞こえ、結局近くには来てくれなかった。ただ、運よく雌を見つけることができた。ワンカットしか撮れなかったけど・・・。

<キビタキ雌>

散策道を歩いていると、ヤマツツジが咲いていた。まだ咲き始めのようだが、とっても綺麗なので、撮ってみた。今日のレンズは、携帯用という事で300mmF4に2倍テレコン付きだが、これが、最短撮影距離が1.4mということで、テレマクロ撮影ができてしまうのでした。撮ってみた画像がこれです。

<ツツジ>

さらに歩いて斜面を下る道と交わるところに来た時、近くで動く鳥さんを見つけた。あまりに近かったので、大木の陰に隠れるようにして撮影。撮ったのはヒガラでした。飛ばれる前に何とか2,3枚撮ることができた。

<ヒガラ>

少し開けた所に出てきたので、遠くを見ると、姥ヶ岳が見え、春スキーで滑った後のような雪の模様が見えた。また、山の稜線上に人のような姿も見えた。

<姥ヶ岳、タムシバ?コブシ?>

さらに上の方まで歩いていくと、今度はミソサザイの声が聞こえてきた。ミソサザイが居たのは、こんなところ。

<石跳川>

この川は石跳川という川で、自分にとっては、とっても苦い思い出がある。それはさておき、

日本で見られる野鳥の中でも小さい部類に入るミソサザイ。なかなか見つけられない。声はどこまでも聞こえるような大音量だが、声があまりにも大きすぎて、居る方向を定めるには大きすぎる。何とか見つけ出すことができ、さえずる姿を撮影することができた。画像を見ると、眼を閉じて鳴く様子も見られ、おもしろかった。最後のアップは、デジタルズーム機能で撮ったもの。

<ミソサザイ>

今日は、期待したコルリの声も姿も出会うことができなかったが、何とか、クロジのさえずりを堪能することができた。雪解けが早く、危うく残雪が無くなってしまうところだったが、何とか今年も無事に春の月山鳥見を楽しむことができた。

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新潟鳥見行’24.5/2

2024年05月14日 | 県外の鳥見

ここ数年、ゴールデンウィーク前に新潟県に鳥見に遠征している。ここでは、コマドリやコルリなどが近くで見られる。まあ、運が良ければの話だが・・・。イスカが出てくれた時もあった。春の渡りのこの時期、何が出るか分からないという楽しみなポイントだ。家を出たのが真夜中の2時頃。そして、現地到着が5時半頃だった。駐車場の車の中でかなり早目の朝食をとり、カラメ器材を準備して、いざポイントへ。まだ誰も来ていない。このまま早めにコマドリ君に出てもらえれば有難いのだが・・・。しかし、1時間経っても、2時間経っても、コマドリもコルリも出てくれず。と言うか、鳴き声すら聞こえない。今季は異常に暖かく、雨も降らず・・・なので、もう繁殖地に旅立ってしまったのか、あるいは、先を急ぎ、ここには立ち寄ってくれなかったのか。どうなんだろう。

で、退屈しのぎに相手してくれたのは、ムシクイ類。鳴いてくれればすぐ種名が分かるのだが、鳴いてくれず・・・。何とか識別点を確認して、同定することができた。ちょっと不安なところもあるが・・・。まあ、そこについては今後の課題という事で・・・。まずは、最初に出てくれたムシクイ類。頭を確認して、センムシでないのは確認。頭の色合いと背中の色合いからエゾムシクイかなと思ったが、ただ、白い翼帯が無いのが気になるところ。ウグイスではないと思うけど・・・。一応、「ムシクイ類」としておこう。

<ムシクイ類>

次は、センダイムシクイ。頭央線が確認できたので。センダイムシクイが珍しく地上に降りたところを観察することができた。

<センダイムシクイ>

8時を過ぎたあたりから鳥撮人が増えてきた。皆さん地元の方々で、顔見知りの方ばかりのようだ。話の中で、今日はキマユムシクイが出ているらしい。ムシクイ類は結構出てくれているが、キマユムシクイは気が付かなかった。・・・って言うか、キマユムシクイがよく分かっていない。皆さんが撮っている時に一緒に撮らせてもらって確認した。眉斑はそれほど黄色くはない。翼帯は、1本はっきりしているのと、不明瞭なのがもう1本。2本の翼帯の間は暗色の黒褐色だ。

<キマユムシクイ>

ムシクイ類はちょこちょこ出てくれるが、何せ動きが速く、そしてあっという間に飛び去ってしまう。こんな感じなので、たまにはヒヨドリでも撮ってやろうか・・・と。

<ヒヨドリ>

やっとヒタキ類が出てくれた。キビタキ雄の若といった感じ。このポイントでのクライマックスはこのキビタキかな。キビタキが飛び去ったところで、自分もポイントを移動することにした。

<キビタキ>

あづまやのある所に行ってみた。ここは、前にコマドリ雌が出たり、昨年はちらっとコルリも姿を見せてくれたところ。昨年は、たしかルリビタキ雌が出ずっぱりだったなぁ。で、今回は、アオジ雄が出ずっぱりだった。

<アオジ>

アオジを撮っていると、何と、そこにクロツグミ雄が登場。しかも、2羽。一羽はちょっと若い感じだ。そのちょい若のクロツグミがやぶに消えてはまた出てきてを繰り返し、何回も登場するというサービス旺盛なクロツグミだった。

<クロツグミ>

クロツグミの登場で、少しモヤモヤ気分が晴れたところで、近くの桜の木に来たメジロを撮影。すでに花は散り、葉桜となっているが、メジロのお目当ては何だろう。小さな虫かな。

<メジロ>

早朝6時頃から12時頃までの半日鳥見だったが、正直疲れた。コマドリとかコルリとかが出てくれれば全然疲れなど感じないのだが、全くこれはという鳥さんが出なかったので、疲れしか残らなかった。クロツグミが近くに出てくれたのがせめてもの救いカナ。軽くお昼を食べ、30分ほど仮眠したところで、現地を出発した。家に着いたのは17時頃だった。あぁ、疲れたぁぁぁ。

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寒河江市いこいの森Ⅲ’24.4/24

2024年05月09日 | マイフィールド

今シーズン3回目のいこいの森探鳥。夏鳥はキビタキ、クロツグミには出会えたが、まだオオルリに出会えていない。早くしないと葉が大きくなって見づらくなってしまう。「新緑と青い鳥」の写真が撮れなくなってしまう。まぁ、これも出会いなので焦っても仕方ないことだが・・・。駐車場に車をとめて、カメラを準備していると、早速クロツグミ雄を発見。先日の足をケガしている個体だろうか。距離をとって観察すると、両足はしっかり地についている。別個体かな。それとも、ケガが治ったのだろうか。個体識別ができていないので分からない。そして、クロツグミと言えば、今回は、雄のみならず雌にも出会うことができた。うまく番になれるといいねぇ。幸運を祈る。

<クロツグミ>

4月の下旬となったが、桜はまだ少し咲いている。草花は、ショウジョウバカマはすでに終わっているが、スミレなどが咲き始めている。スミレは種類が多く、なかなか名前までは覚えられないなぁ。これは、タチツボスミレ?

<花々>

幸先良いスタートに気分も上々だ。グラウンド下の土手に動く鳥さんを見つけた。3,4羽いるみたいだ。確認すると、ビンズイだった。これから繁殖のため高山に移動していく途中かな。栄養をしっかり摂ってね。

<ビンズイ>

コゲラの声が聞こえたので、探すと、桜の樹にとまっていた。まだ少し桜の花が残っている感じで、一応、「桜の花に囲まれて」的な写真が撮れた。当の本人は、全く桜の花には興味がないだろうけど。ひたすら虫探しかな。

<コゲラ>

今季まだ山の上の方に上って行ってなかったので、ちょっとだけ坂道を上ってみた。結構きつい。やはり歳には勝てないか。で、遠くにキビタキを発見。かなり遠いので、やっとやっとの証拠写真。デジタルズームで撮ってみた。

<キビタキ>

一応キビタキも確認できたので、キャンプ場奥の林にもどった。またクロツグミでも出てくれないかと期待しながら・・・。すると、やや大きめの鳥さんを見つけた。クロツグミの雌かと思ったら、何と、トラツグミだった。くちばしにはたくさんのミミズを咥えている。子育ちの最中のようだ。ここは長居せず、数枚撮らせてもらってそうっと退散。

<トラツグミ>

こんな感じで2時間ほどの鳥見だったが、キビダキやクロツグミ、そしてトラツグミまで出てくれて、楽しい鳥見だった。オオルリにはいつ会えるのかなぁ。

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