きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

新潟県瓢湖①’24.8/1

2024年08月27日 | 県外の鳥見

毎年訪れる新潟県阿賀野市の瓢湖。目的はもちろん「ハス花とヨシゴイ」だ。こちら山形でもヨシゴイは見られるし、繁殖もしているが、ハスの花との取り合わせはなかなか見られない。そして、何より、瓢湖のヨシゴイは近い。人馴れしているというか、人を全く気にしない?ように見える。今年も天気予報を見ながらいつ行こうか計画を立て、この日行くことに。この日の最高気温は28度とそれほど暑くはなさそうだが、それでも、お昼過ぎには帰れるように、家を出たのは早朝3時頃。瓢湖には、6時前に到着した。カメラ機材を準備し、いざスタート。まずは、全体のハスの状況を確認。ここ数年、訪れるたびにハスの面積が減っていて、もう2,3年もしたらハスの花が見られなくなるのではないかと心配していた。ところが、今回、瓢湖全体を見回して驚いた。何と、ハスの面積が昨年よりも増えているみたいで、全滅寸前だった南側もかなりハスの葉が増えていた。どうしたことかよくわからないが、まずは何よりだ。北側はハスの葉がびっしり見られたが、ヨシゴイ観察にはあまり向かないかも。びっしりだと、ヨシゴイの姿が隠れて見づらくなるからだ。東側もだいぶびっしりとハスの葉が見られる。ハクチョウのモニュメントのある西側は逆にきれいさっぱりハスの葉が無くなっている。という事で、まずは東側の散歩道を歩きながらヨシゴイを探すことに。まずは、ハスの花でも・・・。

<ハスの花>

歩き始めて2,3分ほどでヨシゴイを発見。これは幸先良し。じっくりと撮らせてもらった。距離的には5mほどかな。獲物を探すところから、獲物を狙う場面、獲物を獲る場面といろんな場面を観察撮影することができた。さすが瓢湖だ。地元じゃ、とてもこんな写真は撮れない。

まずは、ヨシゴイのいろんな仕草を載せよう。自分的には、獲物をねらってハスの茎に首を巻くところが良かった。

<ヨシゴイ、仕草いろいろ>

最後は、やっぱり「ハス花とヨシゴイ」でしょう。毎年ねらっているが、これがなかなかに難しい。今年は何とかそれっぽいのを撮ることができた。

<ハス花とヨシゴイ>

ヨシゴイは魚獲りの名鳥。次回は魚獲りの場面をピックアップして紹介します。

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ヨシゴイ巣立ち’24.7/26

2024年08月20日 | 村山地方

見ということで、5時頃家を出た。約40分ほどで到着。ポイントに着いて、まずは双眼鏡で確認。本日も雛は出ていない。巣のある草むらのバックが土手で、一面クズの葉に覆われているので、巣立っても見えないのかもしれない。しばらく待ったが出てこないので、周囲を少し歩くことに。すると、水が流れ込む水路のところにゴイサギ幼鳥を見つけた。体上面に見られるたくさんの白斑を星に見立てて、いわゆる「ホシゴイ」と呼ばれている。ピクンとも動かず、微動だにしない様子だったが、しばらくすると、水面をじっと見つめて、・・・、パクッ。画像を見ると、魚というよりドジョウのような獲物をゲットした。見ていると、このホシゴイ、なかなか腕のいい漁師さんのようだった。これなら、食いっぱぐれはなさそうだ。

<ゴイサギ幼鳥>

ゴイサギの方に気を取られていて気付かなかった。ヨシゴイの親がエサを運んできたようだった。エサやりが終わったようで、草むらから出ていた。残念。見逃してしまったぁ。しかし、まずはヨシゴイ成鳥をしっかり撮らせてもらった。しばらくすると、飛び去り、離れた所の草むらに入って行った。

<ヨシゴイ成鳥>

そんなことをしていると1時間以上経ってしまった。今日もだめかと思い始めた頃、土手一面のクズの葉がそこだけ張っていない場所があり、何と、そこに居ました、ヨシゴイの雛ちゃん。

やっと見つけることができた。そこは巣のある所から20mほど離れた所だった。もうこんなに離れた所まで移動していたんだ。やはり、クズの葉が覆っているので分からないんだなぁ。まあ、こちらにとっては邪魔なクズだが、ヨシゴイ雛たちにとっては良い隠れ蓑になっているのかもしれない。

<ヨシゴイの雛>

たっぷり雛を観察撮影したところで、他に何か鳥さんがいないか探していくと、「チィー。」という声とともに、カワセミが飛んできた。「とまってくれぇ。」と念じると、近くの枝にとまってくれた。少し暗かったが、それよりもかなり近かったのでラッキーだった。

<カワセミ>

今日は、何とかヨシゴイの雛を撮ることができ、最後はカワセミが〆てくれたので、楽しい鳥見となった。

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水郷大江花火大会2024’24.8/15

2024年08月16日 | 日記

今年で101回目を迎えた「水郷大江花火大会」。花火は、「楯山公園」「水が瀞」「千本原」の3か所から打ち上げられる。コロナ以前は近くから見られるよう町民ふれあい会館で見ていたが、

人が集中するので場所取りが大変な事と、駐車スペースがなかなか難しいことから、3年前からは、少し遠いが橋の上から見ている。今年は、花火の写真撮影に力を入れるべく、レンズを新規導入した。まあ、花火の為だけではなく、トンボや花のマクロ撮影用に導入したものですが・・・。OMシステムの「M.ZUIKO  ED40-150mm F4 PRO」だ。35mm判換算で80-300mmになる。そして、今回挑戦したのが、OM1に搭載されているライブコンポジット機能だ。これは、・・・ん~よくわからないが、複数枚撮った画像を1枚に合成?してくれる機能らしい。この説明が合っているかどうかは自信なし。あまりカメラに詳しくないもので・・・。

さて、まずは、カメラの設定だが、ユーチューブで事前に調べて、つぎのように設定してみた。

シャッタースピードは2秒、F値はF8に、ISO感度は200に設定。あとは、事前に調べておいた手順の通り、撮影して行った。なかなか思うように撮れなかったが、それなりには撮れているかも・・・。スターマインなどはいい感じに撮れたが、10号玉や20号玉など大輪の花火は、大きすぎて画角からはみ出してしまった。40mmではちょっと大きすぎるみたいだ。20mmくらいだとちょうどよいかもしれない。あと、F値はやや明るすぎたので、途中からF12にしてみた。

<スターマインなど>

<大輪の一部ですが・・・>

来年は、スターマイン用と大輪用の2台体制で臨もうかなぁ。まぁ、来年になってから考えよう。

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蔵王で③’24.7/19

2024年08月13日 | 蔵王・その他高山

今季の蔵王はなかなかいい出会いがなく、がっくりし続けている。7月も中旬という事で、今季最後の蔵王かもしれない。いつもの通り、まずは御釜の駐車場へ。車は2,3台しかなく、一番手前に停めることができた。カメラ機材を準備していると、ウソの声が聞こえてきた。声のする方を探すと、駐車場端のロープにとまっていた。急いでカメラを向けて数枚撮ったところで飛ばれてしまった。残念。ちょっと幸先不安かも。いつものように登山道を歩いて行ったが、ビンズイの姿がちらっと見えるくらいで、ほとんど鳥影無し。近くに黄色い花が咲いていたので、こちらをパチリ。久しぶりに見るイワオトギリだ。

<ウソ雄、イワオトギリ>

以前イワヒバリが見られたポイントは、高山植物保護のためにロープが張られ、立入禁止となっている。残念だが、仕方なしだ。そんな状況で、何とかイワヒバリが出てくれそうな場所を探して、しばらく待つことに。すると、下の方から飛んで来る鳥影を発見。向きを変えて姿を消されてしまったが、飛んだ方に歩いて行くと、イワヒバリを見つけた。幼鳥だったが、今季初めてのイワヒバリとの出会いだった。3回目にしてやっと出会うことができた。幼鳥1羽だけだったが、今季も何とか繁殖が成功したようで良かった。

<イワヒバリ幼鳥>

また来年出会えますように・・・。

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ヨシゴイⅠ’24.7/16

2024年08月09日 | 村山地方

そろそろヨシゴイの雛が誕生している時期かと、近くのフィールドに行ってみた。沼のそばの駐車スペースに車をとめ、機材の準備をしていると、鳥友人もやってきた。やっぱり、鳥見人の考えることは同じということかな。・・・で、この沼で繁殖しているヨシゴイ。昨年まで巣を作っていた草丈の長いまとまった草むらがきれいに刈られ、巣を作れなくなってしまった。どうなるのかなぁ・・・と心配していたが、どうやら、沼の南側の方に巣を作ったらしい。大丈夫だろうか・・・と、心配しながらの様子見の鳥見だ。ポイントに陣取り周囲をくまなく探すも、雛も成鳥も見当たらない。しばらく探してやっと見つけた。草丈の長い草むらの根元のところからちょこんと姿を見せている。胸の模様から雌のもよう。しばらく周囲を見ているようだったが、その後南の方向に飛んで行った。雛に与えるエサ探しかな。

<ヨシゴイ雌>

これは、きっと雛がいるに違いない・・・と、ゆっくり、ていねいに葉っぱの中を探していくと、やっと雛を見つけた。3羽確認できたが、写真は、1枚しか撮れなかった。しかも、草むらの中から出てこないので、証拠写真程度。鳥友人の話では、4羽確認できたとの事。今季も何とか繁殖が成功したようで、良かったぁ。

<ヨシゴイの雛>

ヨシゴイが戻ってくるのを待っていると、上空を舞う猛禽を発見。ノスリだった。急いでカメラを向けたが、じきに遠ざかって行ってしまった。画像を見ると、嘴のところが黄色っぽいので、幼鳥と思われる。

<ノスリ幼鳥>

ヨシゴイが戻ってきた・・・と思ったら、さっき飛んで行った方からではなく、沼の反対側の北の方から飛んできた。草むらにとまったところで確認すると、雄のようだ。お父さん、お母さん、ともにエサ取りに大忙しといったところかな。

<ヨシゴイ雄>

雄も、草むらに入りたぶんエサを与えたところで、顔を出してくれた。その後、またエサ取りに向かうお父さん。

ヨシゴイを待っていると、「ジェー、ジェー。」とうるさいのが、オナガ。最近出会っていなかったので、一応記念撮影という事で・・・。

<オナガ>

本日は、ヨシゴイの雛を確認できたので良かった。じっくり撮影は、次の楽しみにしよう。

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