きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

休耕田に’18.8/18

2018年08月31日 | シギチ日記
鳥友人より耳寄りな情報が。某休耕田にアカエリヒレアシシギが成鳥1と幼鳥1入っているとの事。鳥枯れのこの時期、とっても嬉しい情報だ。これは早速行かねば・・・と、この日、すっ飛んで行った。アカエリヒレアシシギとの初めての出合いは、もう10数年も前になる。宮が県岩沼市の休耕田で出合った。山形県内ではまだ出合ったことがないので、とっても楽しみだ。現地に着いて、車の中から双眼鏡で探したが見当たらない。代わりに、サギがずら~っと並んでいる。アマサギも2羽入っていた。情報にあったクサシギも見当たらない。「これは、抜けたかな?」とガックリ。でも、諦めきれず、フィールドスコープを出して、ねっつぐ探すと、草の陰で休むアカエリを発見。やっと、見つけたぞ。情報では、成鳥もいるとの事だったが、幼鳥1羽のみだった。成鳥も見たかったが残念。まだ「ヒレアシ」をしっかり観察したことがないので、何とか「ヒレアシ」を見たかったが、泥水で確認できなかった。それでも、久しぶりに鳥見を楽しむことができた。





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瓢湖’18.8/1

2018年08月19日 | 県外の鳥見
この時期、恒例の「ハス花とヨシゴイ」詣で。今年は連日の猛暑で、いつ行こうかと、カレンダーと天気予報とにらめっこ。とにかく暑いので、朝早く鳥見してお昼頃帰ってくるしかないということで、この日行くことに。夜明け前2時45分に家を出、瓢湖に着いたのが6時頃だった。急いで朝食をとり、急いで機材を準備して出発。昨年見た時は、ハスが瓢湖の中央あたりまで後退していたが・・・。散策路に出ると、ハスの花がちらほら。昨年よりはハスが近い。これは期待できるかも・・・。しかし、しばらく待つも、ヨシゴイが来る気配なし。遠くでヨシゴイが飛んでいるのを見つけた。一応ヨシゴイがいるのを確認し、ちょっと一安心。中央の橋の上から周囲のハス花の様子を確かめ、ちょっと移動。すると、先客の方がヨシゴイの幼鳥を発見。ヨシの中からじっと水面を見つめている感じがかわいらしい。ヨシの中から出てくる様子がないので、移動した。少しずつ暑くなり、日陰のないところはちょっと厳しくなってきたので、日陰のある所を行ったり来たりして、ヨシゴイを探すことに。まずはバンの親子を発見。ヒナが2羽、お母さんにくっついて食事中。生まれて間もないヒナは黒い幼羽に覆われてモフモフなヒナ。少し成長すると、全く色の違う若鳥になる。そして成鳥になると、また黒い羽毛になる。不思議だぁぁぁ。何か意味があるんだろうなぁ、たぶん。ヒナと言えば、カルガモの交雑種のヒナたちも発見。こちらは8羽のヒナたちだ。こちらもお母さんについて、朝のお散歩中。微笑ましい様子を観察していると、こちらに向かって、一羽の鳥が飛んできた。ヨシゴイの登場だ。35,6cm程度の小さな体を生かして、ハスの葉の上を自在に歩き、水面をじっと見て、首を長く伸ばし、細長いくちばしで魚を挟み取る。相変わらずこちらの様子などにはお構いなく、エサ取りに夢中だ。おかげでこちらも撮影に夢中になる。一度出会うと、移動した先々で難なくヨシゴイに出会うことができ、しまいには、1,2mぐらいのところにいるのに、気付かずに飛ばしてしまった。こんな感じで、5時間ほど撮影を楽しんだが、何しろ暑くて暑くて、いつもだと、この後福島潟に寄って帰るのだが、今回は、瓢湖のみで真っすぐ帰ることにした。今年もヨシゴイに出会えて楽しい一日だった。



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月山の花々’18.7/21

2018年08月05日 | 高山植物・野草
今年の月山の雪の状況が気になるが、月山フラワートレッキングに行った。先日の蔵王での足の痛みがちょっと不安だったが、無理せず、ダメなら早めに帰る気持ちで出かけた。姥沢駐車場には朝7:00頃到着。リフトは8時ごろの始動なので、だいぶ時間的に余裕があるが、今日は休日という事で、車がどんどん上がってくる。早めに来ないと、駐車場が満車になってしまうのだ。荷物を準備・確認し、リフト下駅まで徒歩約10分。リフト駅手前で、「月山の環境保護の協力金200円」を支払う。で、財布を出そうとしたら・・・ない!車に忘れてきてしまった。これではリフトにも乗れない。仕方なく、車まで約10分また歩く。財布を持って、再出発。出だしからこんな調子で、大丈夫かなぁ?時間と体力を無駄に使ってしまったが、無事リフトに乗車。姥ヶ岳の方を見ると、雪がない。例年だと、あのあたりでスキーをしているのだ・・・。今年は暑い日が続いたので、雪の消えるのが速かったのだろう。リフトを降り、早速姥ヶ岳へと登っていく。心配した足の痛みもなく、順調だ。残雪があったが、特に問題なしだった。花は、木道を歩くあたりから見られるようになってきた。まずは、キンコウカ、チングルマ、ヒナザクラ、トキソウ、イワオトギリ、ニッコウキスゲ。大好きなミヤマリンドウは、つぼみが多く、やっと咲き始めといったところだ。姥ヶ岳山頂では、「東北のエーデルワイス」ことヒナウスユキソウが咲き誇る。ミヤマリンドウも咲いている。シロバナトウチソウやモミジカラマツもかわいらしい花だ。天気が良ければ、庄内平野から鳥海山まで一望でき、ずっと姥ヶ岳山頂で過ごしてもいいのだが、何しろ風が強くて、しかもガスで景色が良く見えない。・・・という訳で、このまま牛首の方まで足を伸ばすことにした。姥ヶ岳から牛首手前の分かれ道まで、たっぷりと高山植物を楽しむことができた。ハクサンイチゲ、ウズラバハクサンチドリ、ハクサンフウロ、コバイケイソウ、ヒナザクラ、コイワカガミ、イワイチョウ、アカモノ等々。途中、残雪の上を歩いた。そこだけひんやりして気持ちがいい。牛首手前の分かれ道で休憩して、ここから下り坂が続く。少し下ると、大きな雪渓があった。これは、アイゼンを付けないと危険だ。念のため持参してよかった。雪渓を下ったあたりでは、スキーをする人たちがいた。近くには、ショウジョウバカマが咲いている。チングルマも楽しむことができた。こんな感じで、半日、月山の花々を楽しんだ。野鳥は、子育て中と思われるビンズイと、リフトに乗って聞いたクロジの声。そして、リフト乗り場のイワツバメの巣とヒナ。下界の猛暑を逃れ、涼みながらのフラワートレッキング、楽しかったぁぁぁ。


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