きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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月山の花々’18.7/21

2018年08月05日 | 高山植物・野草
今年の月山の雪の状況が気になるが、月山フラワートレッキングに行った。先日の蔵王での足の痛みがちょっと不安だったが、無理せず、ダメなら早めに帰る気持ちで出かけた。姥沢駐車場には朝7:00頃到着。リフトは8時ごろの始動なので、だいぶ時間的に余裕があるが、今日は休日という事で、車がどんどん上がってくる。早めに来ないと、駐車場が満車になってしまうのだ。荷物を準備・確認し、リフト下駅まで徒歩約10分。リフト駅手前で、「月山の環境保護の協力金200円」を支払う。で、財布を出そうとしたら・・・ない!車に忘れてきてしまった。これではリフトにも乗れない。仕方なく、車まで約10分また歩く。財布を持って、再出発。出だしからこんな調子で、大丈夫かなぁ?時間と体力を無駄に使ってしまったが、無事リフトに乗車。姥ヶ岳の方を見ると、雪がない。例年だと、あのあたりでスキーをしているのだ・・・。今年は暑い日が続いたので、雪の消えるのが速かったのだろう。リフトを降り、早速姥ヶ岳へと登っていく。心配した足の痛みもなく、順調だ。残雪があったが、特に問題なしだった。花は、木道を歩くあたりから見られるようになってきた。まずは、キンコウカ、チングルマ、ヒナザクラ、トキソウ、イワオトギリ、ニッコウキスゲ。大好きなミヤマリンドウは、つぼみが多く、やっと咲き始めといったところだ。姥ヶ岳山頂では、「東北のエーデルワイス」ことヒナウスユキソウが咲き誇る。ミヤマリンドウも咲いている。シロバナトウチソウやモミジカラマツもかわいらしい花だ。天気が良ければ、庄内平野から鳥海山まで一望でき、ずっと姥ヶ岳山頂で過ごしてもいいのだが、何しろ風が強くて、しかもガスで景色が良く見えない。・・・という訳で、このまま牛首の方まで足を伸ばすことにした。姥ヶ岳から牛首手前の分かれ道まで、たっぷりと高山植物を楽しむことができた。ハクサンイチゲ、ウズラバハクサンチドリ、ハクサンフウロ、コバイケイソウ、ヒナザクラ、コイワカガミ、イワイチョウ、アカモノ等々。途中、残雪の上を歩いた。そこだけひんやりして気持ちがいい。牛首手前の分かれ道で休憩して、ここから下り坂が続く。少し下ると、大きな雪渓があった。これは、アイゼンを付けないと危険だ。念のため持参してよかった。雪渓を下ったあたりでは、スキーをする人たちがいた。近くには、ショウジョウバカマが咲いている。チングルマも楽しむことができた。こんな感じで、半日、月山の花々を楽しんだ。野鳥は、子育て中と思われるビンズイと、リフトに乗って聞いたクロジの声。そして、リフト乗り場のイワツバメの巣とヒナ。下界の猛暑を逃れ、涼みながらのフラワートレッキング、楽しかったぁぁぁ。


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