メールで鳥情報をいただいた。シマアジが出たとの事。図鑑でしか見たことのないカモだ。図鑑によれば、旅鳥で、春と秋に見られるとの事だが、山形では珍しいと思う。オスは、太くて長い眉斑があり、他のカモと見違えることはないようだ。・・・で、早速会いに行った。沼の手前に車を置き、まずは沼を一望したが、白い眉斑は見あたらず。奥の方に居るかもしれないと思い、草むらを歩いて行った。すると、「ヒッ、ヒッ、ヒッ。」と鳴く声がする。辺りを探すと、ベニマシコ♂が1羽。やや枝が込み入ったところだが、久しぶりの出合いだ。シャッターを押しまくってしまった。・・・で、目的のシマアジは?奥の方に白っぽいカモを発見。・・・だが、周りのカモたちが一斉に飛び立ち、つられて白いカモも飛んでしまった。ここのカモはずいぶん警戒心が強いようだ。なので、ある程度の距離を保ちながら探して、やっと見つけた。シマアジ、たしかに太く長く白い眉斑が目立つ。近くに居るコガモと大体同じ大きさだ。かなり遠い距離なので、写真的には辛いものがあり、ある程度撮ったら、スコープでの観察に切り替えた。目にその姿を焼き付けるように観察した。本日は、ベニマシコのおまけ付きのシマアジをたっぷりと堪能できた。
学名Picus-awokera、英名Japanese-green-woodpecker アオゲラだ。日本の固有種である。霞城公園では、行けば必ずと言えるほど出合う頻度が高い。この日も、霞城公園で出合った。トラツグミいないかなぁ・・・と行ったのだが、今年は来ていないようだ。そんな中で、このアオゲラは、すぐそばにやってきてくれた。人馴れしているのか、近づいても逃げない。エサ探しに忙しそうだったが、近くのシジュウカラが鳴きだしたら、アオゲラの動きがピタッと止まった。猛禽が出たのかと空を見上げたが、いなかった。近くにハシボソガラスが数羽いたので、シジュウカラがカラスに反応したのかもしれない。それにしても、アオゲラはシジュウカラの警戒の声を認識しているようだ。さかんに幹をつついていたアオゲラの動きがピタッと止まり、しばらく固まった状態だった。おかげで、写真の撮り放題だった。胸のハート形斑がチャームポイントか?いや、口元の赤かもしれないなぁ・・・。などと思いめぐらしながら、じっくりアオゲラを観察したひと時だった。