きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

コルリ求めて’23.5/17

2023年05月30日 | 月山
今年は春先から夏のような天候が続き、山の雪が消えるのも早かった。急がないと、月山の雪も消えてしまうぞ。コルリ探しができなくなるぞ。という事で、この日、月山中腹にある自然博物園に行った。ここでの探鳥の特徴は、まず、雪の上を歩けるという事。春先の雪は固くしまっていて、歩いても沈むことがない。なので、雪のない時期は藪の中状態でも、今の時期は普通に歩くことができ、崖を上ることもできる。もう一つは、芽吹き始めた木々の新緑と残雪とキビタキ、オオルリなどの野鳥を同時に見て、撮ることができることだ。これは、この時期にしかできない期間限定の鳥見なのでした。
さて、朝4時に家を出、現地には、5時前に到着した。機材を準備し、いざ、山登り。やはり、雪解けが早く、だいぶ土が出ている状態だ。でも、上の方に行くと、まだまだ雪があり、歩くことには支障はなかった。下を見ると、駐車スペース脇の木にニュウナイスズメがとまっている。かなり遠いが、証拠写真という事で・・・。
<ニュウナイスズメ>

散策道を歩くと、土手に白い花が咲いている。名前が分からないので、「白い花」ということで。そして、ツツジの花も。たぶんムラサキヤシオツツジかな?たぶんだけど・・・。それでは、残雪と花とネーチャーセンターの写真をどうぞ。
<残雪に雪紅葉、花の画像、ネーチャーセンター>

遠くからキビタキのさえずりが聞こえてくる。行ってみようかとも思ったが、ここは一番のお目当て、コルリを探さねば・・・。そして、しばらく歩いていくと、何と、コルリのさえずりが聞こえてきた。声のする方を双眼鏡で探すがなかなか見つけられない。場所を移動しながらしばらく探すと、やっと、枝にとまりさえずるコルリを見つけた。羽根に茶色い部分が残る若い個体だ。頑張ってさえずっている。何と、見つけてから1時間以上同じ木にとまってさえずってくれた。写真はもちろん、動画で撮り、スマホで録音しと、たっぷり楽しむことができた。5時頃からさえずって、7時頃さえずりをピタっとやめてしまった。やはり、さえずりを聴くなら夜明け頃から8時前までだなぁ・・・と思った。
<コルリ>

もどる途中、キビタキの雌を見つけた。近くには雄もいた。ペアになっているのか、いないのか。
<キビタキ>

そして、斜面を下り始めたところで、2羽、鳥さんが飛んできて藪の中へ。確認すると、クロジだった。こちらはすでに番になっている模様。もうさえずる必要がないという事か。クロジのさえずりも聴きたかったのに・・・。もう少し早く来ないとだめなのかも。撮れたのは、この1枚のみ。
<クロジ>

今日は、コルリのさえずりをたっぷり聴き、姿もバッチリ拝見することができ、楽しい早朝鳥見だった。
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春の飛島探鳥③’23.5/11-13

2023年05月26日 | 飛島
飛島最終日。朝探はハヤブサを見に行ってみた。4時過ぎに宿を出て、まずは「おばこ」前の草むら。ここは時たま珍鳥が出る所。残念ながらツバメくらいしか確認できず。もしかしてコシアカツバメ?と期待したが、極々普通のツバメでした。そこからマリンプラザを過ぎて、海水浴場上の展望台へ。ここから見える崖がハヤブサ観察のポイントだ。運良く、雄と雌を確認することができた。手前の百合島はウミネコの繁殖地。一応証拠写真をパチリ。
<ウミネコの繁殖する百合島、ハヤブサの崖>

ハヤブサ2羽を比較して、体の大きい方が雌で、崖の上に居た。雄は、崖の真ん中あたりにとまっていて、獲物の現れるのを待っている感じだった。
<ハヤブサ雄と雌>

ハヤブサを観察していると、近くにイソヒヨドリがとまった。イソヒヨドリを見るのは、大体電柱か電線に止まっているのを下から見ることが多かったので、上から見下ろす形で見るのは初めてだった。翼を広げて鳴く様子も観察することができた。
<イソヒヨドリ>

最後に1の畑と2の畑にも行ってみたが、これといった鳥さんには出合えなかった。ここで、朝探終了となった。
宿に戻り、朝食。9時過ぎチェックアウトして、鳥見に出発だ。本日帰りの船は、2便で15時45分出航予定だ。なので、2時半頃までは鳥見できるわけだ。ただ、昨日、一昨日の鳥見で結構疲れているので、今日は、あまり動き回らず、定点観察撮影ということにした。最初に行ったのは、鼻戸崎でのコルリ待ち。情報では、コイカルが出たとの事なので、期待して小道脇にイスを置き、座ってじっくり待つことに。コルリもコイカルも残念ながら出てくれなかったが、その分、いろんな鳥さんが代わる代わる、入れ替わり立ち代わり出てくれた。
まずは、オオルリ雌。逆光だったり、暗かったりで、最初「なんだぁ?」と、分からなかったが、近くに来てくれて判明。オオルリ雌だった。久しぶりに雌を見た感じがする。
<オオルリ雌>

オオルリ雌は結構愛想よく出てくれるが、次第に「また雌かぁ。雄は出ないの?」と出てしまった。この自分勝手さ。でも、しっかり出てくれたんですよ、雄くんも。
<オオルリ雄>

樹上をちょこまか移動しているのはコサメビタキでした。
<コサメビタキ>

お目当ての鳥さんは出てくれなかったが、十分楽しんだので、ヘリポートに移動して、ここで昼食をとることに。相変わらず、ヘリポートは寂しい状況だったが、それなりに鳥さんが出てくれた。
まずは、キビタキ。これまで同様、坂の脇の林で出たり隠れたりしていた。何もいない時には、やっぱりキレイどころに目が行ってしまう。
<キビタキ>

お昼を食べていると、目の前の木にちょこちょこ出てくれたのが、このセンダイムシクイ。いつもムシクイ類を見る時は、見上げる形で観察撮影しているので、腹しか見えなかったりするが、ここでは、上から目線で見られるので、とっても有難い。
<センダイムシクイ>

最後は、学校グラウンドで締めくくることに。最後にアマサギにお別れせねば・・・と思ったが、居なかった。とうとう旅だったか。
<今朝のアマサギ>

昨日、一昨日と楽しませてくれたキマユホオジロとコホオアカは姿がなかった。移動してしまったか?でも、カシラダカは健在。
<カシラダカ>

桜の木の所で、アカハラ、マミチャジナイが出てくるのを待っていると、何とか出てきてくれた。最後のサービスということかな?
<アカハラ、マミチャジナイ>

最後に、ツグミが現れた。実は、ヘリポートでツグミの声を聞いていたので、ツグミが入ってきたんだと分かっていた。そして、ここで確認することができたという訳だ。
<ツグミ>

午後2時過ぎ。ここで鳥見終了となった。3日間、家の事、その他諸々のことをすっかり忘れて、鳥見に没頭することができ、とっても幸せな3日間を過ごすことができた。今回、初めて電動アシスト自転車を利用したが、これまた最高だった。次回は、秋の飛島。楽しみだ。
帰りの船は、凪状態で全く揺れなかった。お陰様で、ぐっすり寝ることができた。
これで、2023年春の飛島探鳥記はおしまい。
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春の飛島探鳥②’23.5/11-13

2023年05月20日 | 飛島
朝探。4時に宿を出、鼻戸崎に向かう。日の出と鳥海山を拝もうと。日の出は4時31分だが、何とかその前に鼻戸崎のあづま屋に到着。しかし、ここで予想に反した状況が・・・。鳥海山の近くから日が昇ると勝手に予想していたが、向かって左側にかなり離れたところから日が昇るようだった。しかも、それだと、木々が邪魔になり日の出が見られない。まぁ、こればかりは仕方がないので、のんびりと夜明けの景色を堪能した。上空をアマツバメの大群が飛び回っていた。何とか一枚でも撮れればとカメラを向けたが、全滅だった。とにかく速過ぎ。巨木の森を歩いていくと、コルリの声が聞こえる。姿は見えなかったが、きれいな声は十分堪能することができた。帰りは学校グラウンドに寄ってみた。昨日の鳥たちとほとんど変わらず。7時前に宿に戻った。
<日の出の鳥海山、寺島のウミネココロニー、朝食>

朝食後、やや遅めの9時に宿を出発。今日のコースは、まず早朝鳴いていたコルリ目的で鼻戸崎へ。そこから、ヘリポート、法木、土砂捨て場などを巡って、最後は学校グラウンド。お昼は、昨日鼻戸崎で食べたので、今日はヘリポートで食べた。
まずは、鼻戸崎。進む先で、カメラマンが3人、何かを撮っている。双眼鏡で見ると、アトリが草の実を食べているところだった。自分も入れてもらって、数枚撮った。夏羽になっているので、雄の頭は真っ黒だ。
<アトリ>

ヘリポート。例年だと、ヘリポートではいろいろな鳥さんが出てくれるのだが、今回は全く鳥がいない。そんな中で確認できたのが、センダイムシクイとキビタキ。センダイムシクイは、時々姿を見せて、飛び回っていた。
<センダイムシクイ>

キビタキは、坂の左側の林の中で飛び回り、時々道路に下りてきた。他に何も鳥さんがいない時は、皆さん、キビタキにカメラを向けている。困ったときはキビタキを・・・という事か。
<キビタキ>

トイレ休憩を兼ねて、法木の畑に行った。ここでも、鳥影なし。出てくれたのは、どこに行っても居るメジロくらい。
<メジロ>

昨日行ってなかった土砂捨て場に行ってみた。ここでは、ホオジロ類を期待したが、鳥影なし。今回は、本当に鳥が少ないと実感。最後は、唯一鳥が出てくれる学校グラウンド。そして、本日もアマサギは健在なり。誰一人カメラを向けないが、自分はしっかり撮ってあげましたよ。自分の住む内陸地方では、アマサギはなかなか見られないサギで、それが、こんな近い距離でじっくり見られるのは凄いことなのだ。
<アマサギ>

学校グラウンドの上の林から、ツグミ類の声が頻繁に聞こえてくる。たぶんアカハラだろうと予想していたが、やっぱりアカハラだった。側溝わきに出てきてくれた。
<アカハラ>

グラウンド東側の桜の木の所に大きめの鳥さんがとまった。マミチャジナイ雄だった。久しぶりに出会うことができ、ラッキーだった。
<マミチャジナイ>

キマユホオジロとコホオアカは、本日も滞在中だった。これだけ鳥が少ないと、この2種はとっても貴重だ。
<キマユホオジロ、カシラダカとともに>

<コホオアカ>

イスに腰を下ろし、のんびりしていると、目の前に桜の木にどこからともなく鳥が飛んできた。即確認すると、ジョウビタキ雄だ。昨日も今朝もいなかったので、今日の午前中に入ってきたのだろう。
<ジョウビタキ>

2日目は少々お疲れ気味ということで、まだ明るいが4時頃鳥見終了とした。宿に帰り、夕食までの時間、友人と飲みながらの鳥談義となった。
いよいよ明日は最終日。予定では2便で帰る予定なので、お昼過ぎぐらいまで鳥見できる形だ。どんな出会いが待っているか、まぁ、たぶん昨日、今日と同じだろうなぁ。
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春の飛島探鳥①’23.5/11-13

2023年05月15日 | 飛島
今年も春の飛島の季節がやってきた。現役の頃はゴールデンウィークに行っていたが、とにかく人が多かった。珍鳥を探すには人が多い方が良いこともあるが、それでもなぁぁぁ。多すぎるのはちょっとねぇ。・・・で、退職後は、ゴールデンウィークが過ぎてから行くようにしている。昨年は、逆に早目の時期に予定したが、雨で行けなかった。今年は2年ぶりの春の飛島だ。もう、前の日からわくわくして寝られず。天気予報は、もうバッチリだ。3日間とも晴れ。雨の心配無し。まぁ、逆に、それで鳥が出てくれるかなぁという心配は若干あるが。朝5時に家を出て、酒田の定期船乗り場には7時15分ごろに到着。軽く朝食を済ませ、車の中でのんびりしていると、今回同行の鳥友人が到着。船は9時半の定刻に出航。
<定期船とびしま>

飛島の勝浦港には10時15分に到着。出迎えの旅館の車に荷物を預けると、早速レンタルの自転車のところへ。ところが、行ってみて、唖然と。1台も無し。すべて貸出し中。そんなに人が来てるんだぁ。これから3日間、歩くのか?悩んでいる場合ではない。すぐにセンターに引き返し、レンタル電動アシスト自転車の申込。運良く、最後の2台を借りることができた。
5台しかないようで、すぐに「全車貸出し中」に。初めて電動アシスト自転車に乗った。これが、もうサイコウ。何という楽ちん。心臓破りの坂もスイスイと上れる。1回の充電で約30km走るとの事。全然問題なし。3日間利用したが、もうただの自転車には乗れないなぁぁぁ。
さて、自転車はこれくらいにして、初日のコースはというと、まずは島全体の鳥状況を見ようという事で、学校グラウンドから始まり、ヘリポート、上の畑を巡ってみた。しかし、ヘリポートでも、上の畑でもこれといった鳥さんに出会うことがなかった。強いてあげれば、メジロぐらいかなぁ。とにかく、どこに行っても、「なんだ? -確認して- なんだ、メジロかぁ。」といった具合。一応、そのメジロです。
<メジロ>

そんな訳で、ここからは、学校グラウンドをメインに。
<学校グラウンド>

ここが一番鳥さんが出てくれたポイントだった。キビタキ雄、カシラダカ・コホオアカ・キマユホオジロのホオジロ類3種、島の住人イソヒヨドリ、そして、アマサギといった具合だ。
最初に出てくれたのはキビタキだった。
<キビタキ>

刈り取った草の近くでは、カシラダカがエサを取っていた。雄はすでに夏羽に換わり、真っ黒顔だ。
<カシラダカ>

鳥の出を待っていると、どこからかのどかないい感じのさえずりが聞こえてきた。イソヒヨドリのさえずりだ。どこだろうと探すと、近くの電線に止まっていた。
<イソヒヨドリ>

藪の中から出てきたのは、コホオアカだ。全国的には珍しい鳥さんだが、ここ飛島では常連の鳥と言っていいだろう。
<コホオアカ>

そして、もう一種の珍し系鳥さん。キマユホオジロの登場。カシラダカらとともに、草の山付近で虫を探しながら歩き回っている。確認すると、キマユホオジロは4羽いる。1羽で十分うれしいのに、4羽も同時に見られるとは。何という贅沢。
<キマユホオジロ>

最後に、アマサギ。山形県の内陸地方では、なかなかお目にかかれないサギだ。それが、すぐ目の前にいる。人を恐れない個体のようで、どんどん近づいてくる。しかし、10数人するバードウォッチャーは、誰一人見向きもしない。皆さんにはあまり珍しくないという事だろう。まあ、こんなに人馴れして近くにいると、あまり有難みが無くなるという事もあるけど。
<アマサギ>

4時頃、1日目の鳥見終了。旅館に帰り、夕食までの間、鳥友人と軽く酒を酌み交わしながら、本日のまとめやら、明日の予定を立てたりした。お楽しみの夕食は6時から。本日の夕食はこれです。と、カメラでパチリと撮ったが、部屋に戻ってきてショック。SDカードを入れていくのを忘れてました。仕方ないので、2日目の夕食をここに載せます。こちらも海の幸満載。とってもおいしかったぁ。
<夕食>

さて、明日は朝食前の朝探鳥。早朝4時起床の予定。それでは、おやすみなさ~い。
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新潟 de 鳥見’23.4/28

2023年05月10日 | 県外の鳥見
今年に入って初めての県外遠征鳥見。かなり久しぶりなので、ワクワク・ドキドキ。ここは、新潟県内の鳥見ポイント。朝というか夜中の2時に家を出発。現地には早朝5時過ぎに到着した。かなり早目の朝食をとり、カメラ機材を準備して、いざ、ポイントへ。6時前なのでまだ誰も来ていない。なので、一番いい場所をとり、セッティングした。帰りはお昼をちょっとだけとって昼寝して、出発は13時半の予定。なので、正味6時間半の鳥見となる。期待するのは、コマドリさん。近くで鳴く声は聞こえるが、これがなかなか出てくれない。結局、この日コマドリに出会えたのは、別の場所で、それもほんの一瞬のみ。鳥の出を待っていると、最初に出てくれたのはアオジくん。しかも、すぐ目の前の木の枝で、超近い。久しぶりにアオジのさえずりを堪能。
<アオジ>

その後、しばらくして、オオルリ雄と雌、キビタキ雄が出てくれた。オオルリは木の上の方にいて、なかなか下に下りてくれなかった。その点、キビタキは下に下りてくれて、石の上にもとまってくれた。おかげで様々な場面を撮ることができた。
<オオルリ雄・雌>

<キビタキ雄>

10時過ぎ、草刈り作業をするという事で、強制的に場所移動となり、東やのところに移動した。ここでは、早朝、立ち寄った時にルリビタキ雌と出会っていた。しかし、撮った画像は暗さのためブレブレで全滅だった。撮り直しということで、ルリビの出を待っていると、程なくして登場。イスに座っていると、近づく・近づく・さらに近づく。とうとうフレームからはみ出てしまった。どんだけ人馴れしているのか。コマドリの声がちょっとだけ近い時があり緊張が走ったが、結局出てくれたのはほんの2,3秒だった。雌だった。それ以後は全然声も無し。もちろん、シャッター間に合わず・・・。
<ルリビタキ雌タイプ>

やや大きめの鳥さんが木の上の方にとまった。空抜けでやや逆光気味だったが、イカルだった。イカルを見るのは久しぶりだった。
<イカル>

イカルは木の上の方にとまり、その後飛び去ってしまったが、このシメは、地面に下りてきた。エサを探しているようで、倒木の下に入ったり、土手の際を歩き回ったりしていた。くちばしがシルバー色になっており、そろそろ繁殖の準備が始まるぞといったところかな。
<シメ>

草刈りが終わったのか、音がしなくなったので、他のカメラマンさんたちは戻って行った。今もどっても出ないだろうと予想し、自分はしばらくここで粘ることにした。そんな時に出てくれたのが、このエゾビタキ。「ヒー、ツー、キー。」と鳴けばすぐにエゾビタキとわかるが、この時は、「キー」というような金属音のような地鳴きしか聞こえなかった。ムシクイ類は画像だけではなかなか識別が難しいが、白い頭央線がないので、センダイではない。上面の頭と背中の色合いが異なっている点からエゾムシクイと判定した。
<エゾムシクイ>

そろそろ本日の鳥見終了の時刻が迫ってきた。しかし、3時間半かけてやってきた割には、収穫が・・・。ここはやはり、いつものコマドリ出現ポイントにかけるしかない。移動してみると、予想以上に人であふれている。これでは、いいポジションがとれないなぁ。仕方なく、端の方に陣取り、カメラをセットした。すると、早速鳥さんが出た。何と、喉の赤いノゴマ雄くん。ここでノゴマと会ったのは初めてだ。やはり、この時期、何が出るかわからないのが魅力のこのポイント。場所が悪く、ちょっとしか撮れなかったが、最後の最後にうれしい出会いが待っていてくれた。
<ノゴマ>

という訳で、帰りは満足感を胸に運転することができた。来年はちょっと時期を考えないといけないかなぁ。草刈りの場面に当たったので・・・。

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