きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

鳥見納め’23.12/28

2023年12月31日 | 霞城公園

今年も本日でおしまい。3日前、今年の鳥見の納めに行ってきた。最後はどこにしようか迷ったが、いつも行ってる山形市の霞城公園にした。1月の正月過ぎに新春探鳥会が霞城公園であるので、その下見も兼ねてという事で。

いつものように、東大手門脇から土手の上に上がり、散策道を進むと、まずはモズの登場。土手の斜面に面した桜の木の枝にとまり、斜面を注視。2,3回下に降りたが、獲物ゲットはならなかったよう。

<モズ雌>

下のお堀をチェックしていったが、居るのはカルガモとコガモばかりなり。天気も良く、お昼寝の真っ最中・・・か?1羽カワウも見つけた。

<コガモ、カワウ>

今日は、シジュウカラが少ないような気がする。シジュウカラの声が聞こえると、何か入っていないか丁寧に見ていくようにしている。今回は、ヒガラが入っていた。また、シジュウカラと一緒ではなかったが、エナガの小集団とも出会うことができた。ただ、いつものように動きが超速く、なかなか撮らせてもらえず。証拠写真程度に1枚。

<ヒガラ、エナガ>

シジュウカラが居れば、この方も居るはず・・・と、探すと、やっぱりコゲラも居る。今日は、3羽と出会った。結構コゲラを撮る機会はあるが、なかなかいい感じに撮ることができない。まだまだ未熟者でした。

<コゲラ>

北門の方に来ると、お堀の水が凍っていた。朝晩の寒さが厳しかったようだ。そして、氷の上をセクセロセキレイが歩いている。時々氷の表面に嘴を向けている。小さな虫でもいるのだろうか。

<セグロセキレイ>

元児童館裏の林内に入ってみたが、期待したケラ類やツグミ類は見当たらず。雪が無いので、あちらこちらに散っているのだろう。やっぱり、ある程度雪が降らないと鳥が集まらない。

雪が降らなくて良いような、悪いような・・・だ。草むらにホオジロ系の声がするので、探すと、カシラダカだった。3羽確認できた。再び散策道に上がり進むと、カワラヒワの群れに遭遇。カワラヒワの写真はなかなかいい感じに撮れずいるが、今回はまあまあいい感じに撮れた・・・かな❓

<カシラダカ、カワラヒワ>

公園駐車場の方に戻ってくると、アカゲラが飛んできた。割と近くにとまってくれて、下面の赤がとても鮮やかだった。

<アカゲラ>

という訳で、今年の鳥見納めの〆は、アカゲラとなりました。

 

今年も県内、県外含めいろんな所に鳥見に行くことができ、たくさんの鳥さんと出会うことができました。来年は「辰年」。登り龍の如く充実した鳥見年になることを願っています。

拙ブログにご訪問くださった皆様、一年間有難うございました。皆様にとりましても、素敵な1年となりますようご祈念申し上げます。

それでは、皆様、良い年をお迎えください。

 

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柿の木食堂②’23.12/22

2023年12月27日 | 村山地方

2回目の柿の木食堂訪問。今回は、二人での来店。車を降り、カメラ機材を準備して、まずは、駐車場近くのお店(柿の木)。「ん~、何にもいないなぁ。」と次に移動しようとしたら、なんと、こんなところに隠れていました。アオゲラ。危うく、見過ごすところでした。危ない、危ない。

<アオゲラ>

次の柿の木では、常連客のツグミ。近くの竹林と行ったり来たりしながら、食べていました。

<ツグミ>

さらに場所を移し、撮影ポイントとしてはここが一番かもという柿の木へ。しかし、お客さんはメジロのみ。仕方ない。という訳で、メジロ撮り。

<メジロ>

柿の木食堂もお客さんが来なくなったので、少し山の方に歩いて行った。どこからともなくアカゲラが飛んできて、近くの木にとまった。でも、数カット撮っただけで飛んでしまった。さらに上った先の柿の木に近くにシロハラ発見。柿の木に来るだろうと待っていたが、結局飛んでしまった。残念。

<アカゲラ、シロハラ>

散策道を歩いていると、コゲラの木をつつく音が聞こえてきた。・・・と思ったら、ヤマガラが木の実をつついて食べていた。「お前かよ~。」と、苦笑いしながら、ヤマガラ撮影タイム。木の下の雪を被った草むらに降りて、くちばしを草むらに入れて何か探しているみたい。・・・と、顔を上げたら、黒く丸い実を咥えて、飛び上がった。

<ヤマガラ>

さらに歩いていくと、「フィ、フィ。」とウソの声が聞こえる。なかなか見つけられなかったが、やっと樹の上の方にとまるウソ雌1羽を発見。1羽だけかと思ったが、離れた所の樹に数羽とまっていた。近づいて観察すると、まあ、この体。「君はお相撲さんか。」とツッコミたくなるこの体。でも、見られているウソ側からすれば、「何とでも言ってくれ。食べないとこの冬は乗り切れないんだよ。」と言っているのかも。

<ウソ>

そして、この日最後に出会ったのは、シメ。前回は、なかなかいいところに出てくれなかったが、今回は、開けたところでのんびりしていた。今日は12月にしては暖かいので、厳しい寒さから解放されて、ひとときホッとしているのかもしれないなぁ。

<シメ>

今日は、期待したエナガやトラツグミなどに出会えず、やや残念な結果だったが、でも、出会えた鳥たちはそれぞれに可愛らしかった。次回は年明けになるかと思うが、来年もいい出会いを期待しよう。

 

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柿の木食堂①’23.12/9

2023年12月23日 | 村山地方

12月に入った。例年に比べてかなり気温の高い日が続いているが、冬の時期開店の柿の木食堂はどうなっているだろうか。もう開店しているのか、まだ準備中なのか。これは、まずは確かめに行くしかない。という訳で、柿の木食堂の確認に、山形市の悠創の丘に行ってみた。まだ、積雪もなく、冬という感じがしない。どちらかと言えば秋かな。早速柿の木をチェックしていくと、柿の実はたっぷりとついている。熟している実が少なく、開店前の準備中といったところだ。まずは、我が物顔で柿の木にとまるハシボソガラス。君がいると、小鳥たちが全然来ないんだよ。早く飛び去ってくれー。ついでに貼ったのは、ヒヨドリと上空を飛んでいたノスリ。

<ハシボソガラス、ヒヨドリ、ノスリ>

柿の木にやってきた最初のお客さんは、メジロでした。さすが甘党メジロ。周囲を気にしながら甘~い柿をいただいていました。

<メジロ>

しばらくすると、どこからともなくエナガの声が・・・。追いかけても逃げのパターンばかりなので、ここはじっと忍の一字。でも、やっと来てくれたと思ったら、いつの間には次の場所へ・・・。

<エナガ>

普通種のツグミ。いつもだと、「何だ、ツグミかぁ。」とパスしてしまうのだが、柿の木食堂では常連さんのツグミ。ここは外せませんね。

<ツグミ>

コゲラもやってきた。冬はなかなか虫探しも大変・・・という事か?やっぱりコゲラも甘いものには目がないという事ですね。

<コゲラ>

ヤマガラも柿の木食堂の常連さんだが、この時は、枝の先をつついたり、ちょっとした穴をつついたりしていた。そして、咥えたのは木の実だった。これからの厳しい冬に備えての貯食だろう。

<ヤマガラ>

柿の木を離れ、山の方に歩いていくと、シメの声が聞こえた。どこにいるのかとぐるっと探すもなかなか見つからず。飛んでくれたところでやっと見つかった。高い樹木の上の方に数羽と待っていた。下の方に降りてこないかと待ってみたが、なかなか下りてこない。しばらくシメの後をついて行くと、少し低いところにいるシメを発見。細かい枝が邪魔になるが、それでシメは安心しているのか、警戒せずにしばらくじっとしていてくれた。

<シメ>

最後に、太い木の枝にとまるアオゲラを発見。時々幹をつついていたが、見た感じのんびりリラックスモード。片方の羽根を伸ばしたり、両羽根を伸ばして伸びをしたり。こんなにリラックスアオゲラを見たのは初めてカモ。

<アオゲラ>

今日は、柿の木食堂の様子を下見のつもりで来たが、すでに開店しているようで、様々な鳥たちが訪れ、賑わいを見せていた。

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米沢市窪田'23.12/3

2023年12月13日 | 県内の鳥見

本日は、米沢市窪田の最上川沿いで開催の探鳥会に参加した。ここでの探鳥会に参加するのは3度目になる。自宅からは1時間半ほどの距離だ。やや早めに到着し、車の中で朝食タイム。しばらくすると、鳥友のSさんも到着。そして、集合時刻の9時なり、参加者は10数名となった。

川沿いを上流に向かってスタート。まず、目に入ったのは、とんでもなく数の多いオナガガモだった。これだけのオナガガモを見たのは久しぶりだと思う。見ていると、エサをやっている人たちがいる。道理でこれだけのオナガガモが集まるわけだ。その中には、スズガモ雌が入っていた。残念ながら遠くて撮れず。

<オナガガモ>

カモたちのところから上流に目をやると、ダイサギ4羽とアオサギ1羽が確認できた。復路では、ダイサギが3羽仲良く木にとまる様子を観察することができた。

<ダイサギ、アオサギ>

遠くに小鳥が飛び回るのを発見。近づいて確認すると、マヒワの小グループ。木の実を食べている。空抜けで見づらい状況だったが、とりあえず証拠写真をパチリ。

<マヒワ>

河畔林を歩いていると、鳥が飛ぶのを見つけた。木にとまったところを確認すると、アカゲラだった。ここでは、カラ類とコゲラにも出会うことができた。混群の様子をしばらく観察したが、見ているだけで楽しい。何とも言えず可愛らしい。

<アカゲラ、コゲラ>

という事で、本日は探鳥会に参加しながらの観察撮影で、いろんな鳥たちに出会うことができた。探鳥会後のお昼は、希望者でそばを食べながらの鳥談義。これまた楽しいひと時でした。

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大山上池・下池’23.11/22

2023年12月02日 | 庄内地方

久しぶりの鳥見。どこに行こうか悩んだが、鶴岡市の大山上池・下池に行くことにした。ここは、山形県内唯一のラムサール条約登録の場所だ。下池の隣には都沢湿地もあり、一年中鳥見できる場所だが、やはり、何といっても秋からが面白い。ハクチョウ類、カモ類はもちろん、それをねらってオジロワシやオオワシ、クマタカなどが姿を見せてくれる。という訳で、今回は、カモ類、とりわけアメリカヒドリ、トモエガモ、ミコアイサを期待して、さらには、猛禽類が出てくれることを願って、朝8時に家を出た。月山道が凍結していないか不安だったが、杞憂だったようだ。まずは、上池に行ってみた。ここでは、特にこれと言ったカモさんは見当たらず。近くにカンムリカイツブリが居たくらいかな。コガモが休んでいたが、翼鏡の緑がとっても綺麗だったので、記念に撮ってみた。

<上池、コガモ>

続いては、下池。上池から車で移動5分くらいかな。

まずは、池全体の様子を見回したが、猛禽類は見当たらず。アオサギが木の上にとまっていた。ハスの葉が残っているところに何かいないかと探していくと、何となくアメリカヒドリっぽいのを発見。光の当たり具合や体の向きによってアメリカヒドリに見えるが・・・。でも、これはやはり交雑種のよう。いわゆる「アメリカキドリ」だな。残念。

<アメリカヒドリっぽい個体>

他には、特に珍しいカモさんは見当たらないので、近くに居たカモさんなどを撮った。一応、記念写真という事で。まずは、オオバン。オオバンはクイナの仲間なので、カモさんではないが・・・。近かったので。

<オオバン>

続いては、カンムリカイツブリ。カンムリカイツブリは、ここ下池で繁殖しているようだ。近くに居たが、こちらがカメラを向けると背中を向けてしまう。そして、すぐに潜ってしまう。警戒させてしまったようで、ゴメン。

<カンムリカイツブリ>

最後にマガモ。超普通・普通のカモさんだが、近くに居ると、やっぱり綺麗な頭に魅せられてしまう。頭のグリーンと嘴の黄色。ベタに綺麗だ。

<マガモ>

ここで、仕事現役時代の知人に遭遇。懐かしい。互いの近況やら体力の衰えを共有したところで、場所を移動。トモエガモがいるらしい。これは有難い。こちらは、カモとの距離がだいぶ近い。木々の間からトモエちゃんを探していくと・・・、居ました。数えると、オスだけで6,7羽いるようだ。ただ、寝ている個体が多く、なかなか顔を見せてくれない。何とか粘って数枚撮ることができた。一応、これで本日の目標達成・・・かな。

<トモエガモ>

今日は、久しぶりに月山を越えて庄内に鳥見に来て、何とかトモエガモに出会うことができた。次回は、ぜひオオワシ、オジロワシに出会いたいものだ。

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