きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

連雀’20.2/16

2020年02月27日 | 村山地方
昨日、「街中の公園にレンジャク出てるよ。」と連絡をいただき、早速急行した。しかし、保育園の子どもたちが元気に遊びまわっていた。これじゃあ、レンジャクも近づけないなぁ・・・。連絡をもらって集まってきた鳥友人たちと遅ればせながらの新年の挨拶やら、鳥情報やら、いろいろな話をしながら、子どもたちが家に帰るのをずうっと待つこと2時間余り。さらに、レンジャクの出をずうっと待つこと2時間余り。結局、レンジャクは一度チラっと姿を見せただけで終わってしまった。
という訳で、ストレスが溜まってしまい、次の日、あまり天気の良くない中だったが、朝一で行ってみた。すると、すでにレンジャク10羽ほどが来ていた。本日は日曜日という事で、公園は昨日の喧騒とはうって変わって、静寂そのものだった。近くの高い木にとまり、あたりの様子を見ながら(?)公園の木に下りてきて、グレーっぽい実を食べている。このパターンを何度も繰り返していた。確認すると、キレンジャクが7羽、ヒレンジャクが2羽だった。今季は「連雀の当たり年」らしい。ネットや鳥友人の話で、「〇〇にレンジャクが150いた。」とか、「電線に5,60羽とまってた。」など聞いていたが、自分一人蚊帳の外だった。「当たり年かぁ。自分だけ当たってないなぁ・・・。」と、ずーっとレンジャクを探していたが、まさか、こんな街中の小さな公園にいるとは・・・。全くの想定外だった。しかし、持つべき者は鳥友。有難い。おかげ様で、10数年ぶりにレンジャクを楽しむことができた。「レンジャクの声って、どんなだっけ?」と忘れていたが、これで思い出すことができた。よかった。よかった。


【出会った鳥たち】 キレンジャク7、ヒレンジャク2
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霞城公園’20.2/12

2020年02月23日 | 霞城公園
山形県内有数の桜の名所となっている霞城公園。桜と言えばウソ。一般の人には「桜の花芽を食べる鳥」として、あまり良い印象は持たれていないが、自分的には、好きな方の鳥さんだったりする。声は口笛のようにやさしいし、ややメタボぎみも他人とは思えない親近感があり、警戒心がほとんどないほど距離が近いのも有難いし、のどのピンクもきれいだし・・・。という訳で、今回は、アカウソを求めて山形市の霞城公園へ。山形市では、今、霞城公園を歴史探訪に重点を置いた公園に造り替えようと、あちらこちらで調査やら工事が入り、立入禁止の区域が多くなってきている。鳥見的には、鳥がいなくなるのでは?と心配する状況になってきている。さて、いつものように、土手の上の桜並木の散策道を歩いて行った。下のお堀を見ると、水がほとんどなくなり、堀の底が出ている状態だ。アトリが1羽ボツンといたり、コゲラが異常に近かったりしてそれなりに楽しんだが、どんどん先に進み、コース的には最終となる児童館跡のところまで来てしまった。この辺りは、樹齢〇百年といった大木が多い。その大木の下にたくさんの鳥たちがいた。シメだった。こちらがちょっと動くと、サーっと一斉に飛び立ち、近くの木にとまる。とっても警戒心が強い。強面の顔に似合わず臆病な鳥さんだ。


シメを観察しながら、「シメだけに、これでおシメーだな。」などと一人おやじギャグを飛ばしていると、「フィー、フィー。」とウソの声が聞こえてきた。なかなか姿を見つけられず苦労したが、土手の上に上がって探すと、やっと姿を確認することができた。雄4羽と雌1羽のグループだ。こちらが動かずじっとしていると、小枝から小枝へ移動しながら、だんだん近づいてくる。よほどお腹がすいているのか、こちらを全く気にする様子もなく、もくもくと桜の芽を食べている。撮っている時は、アカウソは入っていないと思っていたが、後で画像をチェックすると、1羽、胸に赤みが少し入っている個体がいた。一応アカウソ1羽ということで・・・。何とかアカウソが撮れたというところで、鳥見終了。


【出会った鳥たち】 ツグミ4、アトリ1、シメ多数、ウソ5(アカウソ1)


コメント (2)
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ミヤマホオジロ’20.2/8

2020年02月19日 | 村山地方
今季はミヤマホオジロとの相性が悪く、なかなかじっくりと出会えていない。・・・という訳で、何度目のミヤマホオジロ目的か忘れたが、この日も天童市へ。現地に着き、まずはいつものように、いつものコースを一巡して様子を見ることに。しかし、やっぱり鳥がいない。遠くの木の頂に、シメを見つけた程度。最後は、ミヤマホオジロがよく出るポイントで待つことに。しばらくすると、「チッ、チッ。」とホオジロ系の声が聞こえてきた。鳥影が見え、確認すると、ミヤマホオジロ雄だ。様子を窺うようにしていたが、下の地面に下りてきた。しばらく観察してると、雌も現れた。雄2、雌1のトリオだ。今季は全く雪がなく、鳥がばらけた状況だったが、立春過ぎにまとまった雪が降り、少し様子が変わってきたのかもしれない。そんな訳で、何とかミヤマホオジロに無事、じっくりと出会う事ができたのでありました。
【出会った鳥たち】 キジバト、シメ、シジュウカラ、ミヤマホオジロ♂2♀1


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ジョウビタキ’20.2/3

2020年02月15日 | 村山地方
予定通り、次は沼に。カモ類はだいぶ減っている。暖冬で、早目の北帰行だろうか?双眼鏡でカモチェック。奥にミコアイサ雄を確認。だいぶ長居してるなぁ。アメリカヒドリはどうだろう?ヒドリガモはコンクリートブロックの土手の方に居るので、そこを重点的に見ていくと・・・、いた!アメリカヒドリ。こちらもだいぶ長居してくれている。今日は曇り空なので、頭の緑色が暗く、あまりきれいに見えない。前に同じような状況で撮っているので、今回はスルー。
リンゴ畑の山道を上って行った。途中、鳥撮りの方に遭遇。以前、舞鶴山でお会いした方だった。いろいろ鳥情報を交換して、さらに上って行った。道路脇の林にジョウビタキ雄を発見。意外と近い。しばらく動かず、おかげでじっくり観察することができた。すると、「伸び」を始めた。片足を上げて、片側の羽根を広げていく様子、最後に、両側の羽根を上げる「エンジェルポーズ」。小鳥の伸びは、割合短時間で終わるが、この時は、少し長いように感じた。貴重な場面を撮ることができた。


上の方まで行くと、「フィッ、フィッ。」と、ベニマシコの声が聞こえてきた。そして、近くの木の枝にとまった。・・・が、空抜けだ。露出を調整して撮ったが・・・。まあ、証拠写真という事で。沼に戻るとき、エナガの小群に出会った。近かったが、相変わらず忙しく動き回るので、数枚しか撮れなかった。車に戻り、昼食タイムとなった。


食後、車から出て沼の方を見ていると、先ほどの方が・・・。「この鳥、何だかわかりますか?」と、カメラの画像を見せてくれた。それは、間違いなくガビチョウだった。数年前、自分もここでガビチョウの鳴き声を聞いている。聞くと、この個体は、さっき別れた後、リンゴ畑の下の藪で見つけたとの事。おそらく、この辺りにも定着しているのかもしれない。沼の方を少し歩いて、本日の鳥見は終了となった。
【出会った鳥たち】 アメリカヒドリ1、ミコアイサ1、カワウ複数、ジョウビタキ1、ベニマシコ複数、エナガ複数、カビチョウ1

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キクイタダキ’20.2/3

2020年02月13日 | 村山地方
本日、節分。全く雪無し。予報では、立春過ぎに寒波が来るらしい。やっぱり、いくらかは降ってもらわないと、逆に不安になる。それに、冬らしくない。
・・・ということで、全然関係ないが、前回、舞鶴山のみで終わってしまったので、今回は「舞鶴山は1時間以内」と決めて、時間を区切っての鳥見。もちろん、その次は沼に行く予定。まあ、すごい鳥さんでも出てくれれば喜んで予定変更だが・・・。そんな淡い期待はたちどころに打ち砕かれてしまった。とにかく、鳥がいない!あっちに行き、こっちに戻り、かなり歩いてへとへとに・・・。その時、「救いの鳥さん」登場。杉の木で、鳥たちが動き回っている。
キクイタダキだ。前回、かなり近かったが、今日も近い。相変わらずよく動き回るキクイタダキだったが、一瞬動きが止まる瞬間を逃さないように、集中してシャッターを切り続けた。後で確認すると、頭頂の黄色に少しオレンジ色が見える個体が写っていた。何とか雄雌ともに撮ることができた。今年は、キクイタダキの当たり年らしい。これほど密にキクイタダキと出会った年はなかった。そして、時間通りに1時間で切り上げることができた。よし、次は沼だ。
【出会った鳥たち】 シメ、キクイタダキ、メジロ、カシラダカ


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