きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

春の飛島Ⅳ’19.5/13

2019年05月23日 | 飛島
4日目の朝。飛島最終日だ。今回は鳥の数がとっても少ないので、今日はのんびり、あまり動き回らずに鳥見しようと思った。朝探は、学校からヘリポートに行った。途中、ちょうど日の出のタイミングだったので、しばらく日の出を観賞。清々しい。とっても気持ちのよい早朝だ。学校グラウンドは、鳥がいなくなっていた。なので、すぐにヘリポートに上って行った。結局、ここが一番鳥を見られる場所だった。という訳で、宿に戻って朝食を食べ、チェックアウトして、荷物をお願いすると、ヘリポートに直行した。ここでは、コムクドリ、コホオアカ、キマユホオジロ、ツグミ、アカハラ、マミチャジナイ、サンショウクイなどを見ることができた。お昼を食べながら観察していると、マミチャジナイが現れたので、急いでカメラの準備をしてシャッターを切った。すると、何と、マミチャジナイは、エサを探しながらどんどん自分の方に近づいてきて、とうとう2,3mのところまで来てしまった。こちらもびっくりしたが、マミチャジナイもびっくりしたみたいで、一瞬固まって、すぐに飛んでしまった。こんなことがあるのも飛島の醍醐味だ。感動に浸っていると、声をかけて来た人物が…。何と、これまたびっくり。飛島での鳥友人Fさんだった。「懐かしい!久しぶり~。」とあいさつし、いろんな話をした。最後の最後うれしい出会いがあり、もう思い残すことはない・・・と思い、巨木の森にマミジロキビタキの情報があったので、そこを最後に見ながら帰ることにした。巨木の森を歩いていると、道に何かの雌のような鳥がいた。ちょっと珍しい鳥を期待したが、キビタキの雌だった。・・・という訳で、飛島最後のトリは、キビタキ雌となりました。帰りの船は、14:15出航。この日は波が50cmということで全く揺れず、おかげでぐっすり眠ることができた。これて、飛島鳥見行は終了となった。次は秋だぁぁぁぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の飛島Ⅲ’19.5/12

2019年05月19日 | 飛島
朝食前の朝探は、昨日のノドグロツグミのリベンジという事で、一気に4の畑まで行った。すでに一人いたが、6時頃には自分一人になり、「もし出れば、独り占めだぁぁぁ。」などと、一人ほくそ笑んだが、結局ノドグロツグミは現れず、5時から6時半まで1時間半粘るも撃沈した。昨夜のうちに抜けたか、どこかに移動したのか・・・。朝食後、学校-ヘリポート-上の畑へと移動しながら鳥を探したが、とにかく鳥がいない。Iさんからの情報で、荒崎海岸にツメナガセキレイとマミジロタヒバリが出たとの事。かなり距離があるので、どうしようか迷ったが、こう鳥がいないのでは、行くしかないでしょう。・・・という事で、荒崎海岸に下りて行った。先客が二人いたので、一緒に待つことにした。しかし、待てど暮らせど一向に出ない。かなり遠くに鳥を見つけたが、マミジロタヒバリかどうかは確認できなかった。お昼近くになったので、ツメナガセキレイの出を待ちながら昼食を食べようと思ったが、ここで、Iさんから更なる情報が・・・。「舘岩から上ってくる坂道の途中の斜面に、ノドグロツグミが出ているよう。」え~っ、朝1時間半も待って出なかったのに~。そんなところまで移動したのか。ここから現場まではかなりの距離がある。今から行って間に合うかどうか・・・。悩んでも仕方ない。こう鳥がいないのでは、行くしかない!海岸から急いで坂を上り、自転車に乗って現場に向かった。かなりバテバテだったが、気持ちでペダルをこぎ続けた。下り右カーブを曲がった時、突然鳥さんが飛んだ。そして、道路の先には、こちらに向けてたくさんのカメラが並んでいた。「やっちまったぁ・・・。こんなところに居たとは・・・。」平謝りしながら、自分も集団に入れてもらった。しばらく待つと、ノドグロツグミが姿を現した。姿が見えると、一斉にシャッター音が響き渡る。しかし、ノドグロツグミは少しずつ遠のいていく感じだった。やはり、こう大勢の人がいるのでは、ゆっくりエサを食べられないのだろう。時間が経つにつれて、10数人いた鳥見人たちが少しずつ減り、自分を入れて3人になった時、予想外に近いところまで寄ってきてくれた。おかげで昨日、今朝のリベンジを果たすことができ、たっぷりノドグロツグミを堪能することができた。この日出会った他の鳥さんは、学校グラウンドでミヤマホオジロ、ジョウビタキ、ヘリポートでコサメビタキ、ホオアカくらいだった。とにかく鳥が少なかった。いろいろとお世話になったIさんは、この日、仙台に帰って行った。自分は明日帰る予定だ。この日の夕食は、一人ビールを飲みながらしみじみとご馳走を堪能したのでした。明日は最終日。のんびり楽しんで帰ろう。

【出会った主な鳥たち】 コホオアカ、ミヤマホオジロ、ジョウビタキ、サンショウクイ、コサメビタキ、ホオアカ、コムクドリ 他



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の飛島Ⅱ’19.5/11

2019年05月17日 | 飛島
早朝4時半起床。7時半朝食なので、それまでの朝探鳥。今回は、宿の脇の避難道を上って、上の畑を中心に歩きながらの探鳥だ。しか~し、あたりは深~い霧の中。「これでは鳥が見えん。」と思いつつ、上の畑へ。畑の中に立っていると、「ウッウー。」というカラスバトの声。かなり近いと思い探すと、木の上に黒いシルエット。「これでは、カラスバトというより、ただのカラスだ。」などと一人ギャグを飛ばしていると、もう一羽飛んできて二羽になった。カラスバトが二羽のところなんて見たことがない。う~ん、霧が憎い。まぁ見えない状態だからこそ、カラスバトも安心して開けたところに二羽も出てくれたのかもしれないので、「朝霧よ、今朝も有難う。」他には、シベリアアオジとキマユホオジロがいた。あとは何にもいないので、宿に戻ることに。ついでに、途中の白瀬沢ダムに寄ってみた。ここも何もいなかったが、しばらくすると、「ウッウー。」と声がして、カラスバトが近くの木にとまった。だいぶ霧が晴れてきていたので、何とか数枚撮ることができた。こんな近くでカラスバトを見たのは初めてかも。宿に戻り、朝食を食べながら本日のコースを考えた。ん~、やっぱりいつものコースかな?自転車に乗り、よそ見しないで学校へ向かう。まだ血がしっかり止まっておらず、カットバンにカットバンを重ねて貼り、足には包帯代わりにタオルを巻いて・・・の鳥見だ。学校グラウンドは、いろいろ鳥がいてにぎやかだ・・・が、昨日と同じ顔ぶれで、すでに十分撮っているので、確認程度にして、上のヘリポートへ向かう。昨日の作業が終わっていて、きれいに草刈りされている。この日は、ホオアカが現れてくれた。そして、ここでのハイライトは、サンショウクイだった。上り坂の所の桜の木にサンショウクイの群れがとまった。下の枝の所まで降りてきて、目線の高さで見ることができた。サンショウクイと言えば、樹上を見上げて見る鳥というイメージがあり、今回はラッキーな場面に出会うことができた。お昼過ぎ、山グラウンドで鳥の出を待っていると、突然スマホが鳴った。Iさんからだった。「今、4の畑にノドグロツグミ出てるよ。」と・・・。「えっ、これはえらいこっちゃ!」と、自転車を飛ばして現場へ。幸い近くにいたので、2,3分で到着。畑への入り口の所に、すでにたくさんの人がいた。ノドグロツグミ、もちろん初見の鳥さんだが、日本では極めて稀な「超ド級の珍鳥」だ。しかし、当のノドグロツグミは、畑の中の防鳥ネットの向こう側にいるという、残念な状況だった。なので、撮る写真は全て「残念な写真」ばかり。でも、これは証拠写真程度でも撮るしかない鳥さんだ。最後は、畑の所有者の方が来て、作業をするという事で、「ノドグロツグミ撮影会」は強制解散となった。まぁ、これは当然のことで、致し方ないことだ。そろそろ本日も終盤という事で、ヘリポート、学校グラウンドを巡って宿に帰った。学校坂の土手で、事前情報のあったカラフトムジセッカを何とか撮ることができた。夕食を食べながら、Iさんと一日を振り返り、明日の作戦を練って床に就いた。これで、飛島探鳥の半分終了。

【出会った主な鳥たち】 カラスバト、キマヤホオジロ、ミヤマホオジロ、コホオアカ、ホオアカ、ジョウビタキ、カラフトムジセッカ、ノドグロツグミ 他

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の飛島Ⅰ’19.5/10

2019年05月14日 | 飛島
4年ぶりの飛島だ。久しぶりでわくわくドキドキする。どんな出会いが待っているのだろうか。今回5/10~14までの3泊4日。船は9時15分出航なので、家を出たのは5時半。着いたのが7時半頃だった。今回は一般道を行ったので2時間ほどだった。待合室で待っていると、声をかけられた。仙台市のIさんだった。以前飛島でよくご一緒した鳥友人だ。出発日が同じとは、何という奇遇な。いろいろと話ができ、とっても楽しい鳥見になりそうだ。定期船「とびしま」で、所要時間75分。昨日、一昨日と海上荒天で欠航しており、そのため若干乗船客が多めだった。波の高さは2.5mとの予報だったが、なかなかの揺れ具合で、気分を悪くする人が続出だった。10時半、飛島に上陸。いやぁ~、懐かしい。天気は良いし、最高の気分だ。宿に荷物を預けて、いざ探鳥スタート。今回は3泊なので、ゆったり、のんびり、探鳥ポイントを絞って鳥見することにしている。今日は初日だし、半日だし、まずは、全体の様子を把握することにした。自転車を借り、まずは学校グラウンドに向かう。ところが、ここに大きな落とし穴が待っていた。ちょっとよそ見運転したことがもとで、横転し、手の指と膝をけがしてしまった。学校脇のケアセンターに駆け込み、カットバンを数枚いただいたが、傷口がずきんずきんし、なかなか血が止まらなかった。いきなりのアクシデントだったが、めげずにしっかり鳥見だ。学校グラウンドは、鳥も人もにぎやかだった。草むらには、ノジコ2、シベリアアオジ1、コホオアカ1、キマユホオジロ1、ツグミ1、ジョウビタキ雌1。近くにいた鳥見人の方の情報では、チフチャフも出ているとの事。チフチャフはまだ出合ったことがない。「チフチャフ。」と鳴くというチフチャフ、会ってみたい!しかし、結果的に今回はチフチャフに出会うことができなかった。次回の楽しみとしよう。そんなこんなで、ここでずいぶん時間を費やしてしまった。次は、坂を上ってヘリポートへ。ここは、草刈り・草集め作業で、全く鳥影なし。さらに上に上がり、上のグラウンドへ行った。その途中、なんと、尾の長い鳥さんが前を横切った。サンコウチョウだ!。いきなりの出会い。これが飛島探鳥の醍醐味だ。何とか数枚撮ることができた。飛島でサンコウチョウを見たのは初めてだ・・・と思う。かなり記憶が曖昧になっている。何しろ3年のブランクがあるもので・・・。グラウンドには数人いたが、特に鳥の出ている気配がないので、四谷ダムに行ってみることに。これが正解だった。途中、キビタキに出会った。しかし、これが今回飛島探鳥で見た・撮った最初で最後のキビタキ雄となった。とにかく、キビタキ、超少ない。以前は、「犬も歩けばキビタキに会う」?的な、島のいたるところでキビタキに出会ったものだが・・・。オオルリに至っては、今回、一度も青いオオルリを見ることはなかった。情報では、見たという人もいたが・・・。とにかく、ヒタキ類がめちゃめちゃ少ない状態だった。多いと感じたのは、ホオジロ類だ。四谷ダムでは、あと、アオジがいたので撮った。どうして撮ったかと言うと、この日見たアオジは、やたら亜種のシベリアアオジが多く、ただアオジの方が少ない感じだったためだ。ここから、4~1の畑の方を巡って折り返す形で、下の学校グラウンドに戻り、本日の鳥見終了となった。夜、お楽しみの夕食タイム。もちろん、料理は最高だったが、Iさんとのおしゃべりがまた楽しかった。さあ、明日も頑張るぞ~。

【出会った主な鳥たち】 ノジコ、キマユホオジロ、コホオアカ、アオジ、亜種シベリアアオジ、サンコウチョウ、キビタキ、イソヒヨドリ 他

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟の鳥見③’19.4.29

2019年05月07日 | 県外の鳥見
今回の新潟の鳥見、最後はオオルリとキビタキ編。オオルリ、キビタキは、もちろんマイフィールドでも見られるが、ここのすごいところは、かなり近くで見られることだ。今回は、オオルリは頻繁に出てくれたが、キビタキのきれいな個体はなかなか出てくれず、完全な成鳥になる前のいわゆる「まだらなキビタキ」しか見られなかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする