きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

天童市’14.11/16

2014年11月20日 | 村山地方
本日、天童市の原崎沼で某探鳥会があり、久しぶりの鳥見Dayだ。早めに家を出て、途中舞鶴山に寄ってみた。毎年12月に入ってから訪れる場所だが、11月はどうなのか、ちょっと様子見ということで・・・。紅葉はすでに終わっているが、もみじの葉っぱはきれいな赤茶色で、紅葉時はきっとかなりきれいだっただろうと想像できた。柿の実はまだ熟していないみたいだ。土手の下の柿の木はどうだろうか。かなりの数の実がついてはいるが・・・。おっ、何だ?・・・、「アオバトだ!」先日初めて出合ったアオバト。一度出合うと二度目はあっさりと・・・。鳥見の世界では、よく言われるジンクスだが、まさにそのパターンだ。急いで車に戻り、カメラをセットして、土手を下った。アオバトはかなり警戒心が強いというイメージがあったので、少しずつ距離を詰めていった。かなり近づいて、じっくり見ると、何だかこのアオバトの様子がおかしい。初めはくちばしに枯れ葉がくっついているのかと思ったが、よくよく見ると、羽毛が赤っぽくなっているのか、皮膚がめくれているのか・・・みたいな、病気のような感じだ。ちょっと痛々しい感じだったが、熟した柿を食べる様子も見られたので、何とか元気みたいだ。これから厳しい冬がやってくるが、何とか無事に生き延びてほしい。予定時刻が近づいたので、原崎沼に向かった。今季初なので、様子を確かめようと双眼鏡でぐるっと見回す・・・と、何か白いのがいる!ん~~、ユリカモメかな?と思いながらカメラをセットして、沼の土手の方に行ってみると、カモメではない。何と、オオミズナギドリだ!あまりの驚きに露出補正を元に戻すのを忘れてしまい、画面が白っぽくなってしまった。ちょっと冷静さを取り戻した所で、そのことに気付き、調整して撮り直しだ。ちょっともったいないことをしたが、久しぶりに感動した出合いだった。急いで担当仲間に知らせ、3人で確認した。残念ながら探鳥会が始まる前に飛んでしまい、参加者の皆さんに見ていただくことができなかった。探鳥会の成果としては、7種のカモやオオタカ、それにミサゴを全員で見ることができ、上々の成果だった。
【出合った鳥たち】 ヨシガモ、ホシハジロなどカモ7種、オオバン、オオミズナギドリ、オオタカ、ミサゴ、カワセミ、モズ、アオゲラ、ツグミ、カシラダカ、アオバト など
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大江町Ⅱ’14.11/2

2014年11月02日 | マイフィールド
三連休、珍し雁を求めて宮城に行く予定をしていたが、ずっと天気が悪く、どこにも行けず・・・。鳥見できたのは、この日の午前中のみだった。予定もあって、2時間ほどの鳥見なので、先週に引き続いてのマイフィールド巡りだ。初めに自然の家に行った。先日はキンクロハジロもいたが、本日は、ホシハジロ♀2羽のみだった。冬鳥では、シロハラ、ジョウビタキ♂、カシラダカを見ることができた。おまけで、ホンドリスも現れた。期待したミヤマホオジロ、ベニマシコは見あたらず・・・だった。これといった収穫もないので、リンゴ畑の方に移動した。ここは数年前、アリスイが出たポイントだ。車をとめ、周辺を見回したが、これといった鳥さんはいなかった。リンゴ畑の方から、「ヒッ、ヒッ、ヒッ。」とジヨウビタキの声が聞こえる。草やぶや竹林の方からは、ツグミ類の声も聞こえた。しばらくして、50mほど先の木に白っぽく見える鳥影を見つけた。大きさはハトぐらいだった。何だろう???と、急いでカメラを準備して近づくと、白っぽい鳥が飛び立ち、続いてもう一羽飛び立った。2羽いたようだ。そして、その2羽は、葉の落ちた木にとまったので、ゆっくり近づいた。双眼鏡で確認すると、・・・何と、アオバトだった。20数年鳥見をしてきて、やっと出合う事ができた。あの独特の鳴き声は何度も聞いたことがあるが、姿を目にしたことがなく、自分的には幻の鳥だった。山奥の鳥というイメージだったので、こんな開けたところで見られるとは、幸運そのものだ。それにしても、アオバトの緑色の体は、紅葉した木々の葉の中に溶け込んでしまい、なかなか見つけられない。また、ハトにしては結構忙しく飛び回るので、意外とじっくり撮らせてもらえなかった。あっという間に山の方に飛んでしまった。こちらの気持ちの落ち着く前に消えてしまった感じで、やはり「幻の鳥」だった。・・・でも、数枚ではあるが、この貴重な出合いを写真に残すことができた。それからしばらく、余韻に浸りながら鳥を探していると、竹やぶの方からツグミ類の声が聞こえた。シロハラかな?と思い近づいて探してみると、枝や葉っぱの間を動く鳥を発見。白い眉のツグミ系、マミチャジナイだった。警戒心が強く、ワンカットしか撮れなかったが、今季初の出合いでうれしかった。最近、ほんとマイフィールドをないがしろにしてきたので、今日のアオバト、マミチャジナイとの出合いは、あらためてマイフィールドの大切さ、すばらしさを再認識させられた鳥見だった。
【出合った鳥たち】 マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、アオバト、シロハラ、マミチャジナイ、ジヨウビタキ、モズ、ホオジロ、カシラダカ

コメント (8)
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