きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

宮城の雁Ⅱ’18.11/11

2018年11月28日 | 宮城の鳥見
さあ、次は伊豆沼だ。事前の情報では、2工区にいるとの事だったが、今日も同じところにいるとは限らない。まずは順に丁寧に探すことにしよう。最初の所には、ハクチョウがどっさりいて、雁はほとんどいなかった。なので、すぐに場所を移動。そして、2工区にやってきた。車が1台、畦道に変なとめ方をしている。「これは、何かいるな。」と思ったが、近づいて雁を飛ばしてしまっては申し訳ないので、沼の土手からフィールドスコープで確認することにした。しかし、特に変わったガンはいないように見えた。3,40分ほどすると、その車は動き出し、離れて行った。これは自分もそこに行って、直接確かめねば・・・と、ゆっくり車を近づけていった。大きなマガンの群れが、田んぼ2枚にわたり群れている。ほとんどのマガンは、首を下げて昼寝の最中だった。双眼鏡でていねいに見ていくと、すぐに白い雁を見つけた。ハクガンだ。ハクガンのいる位置が、ちょうど畔の下だったので、さっきの土手の方からは見えなかったのだ。しばらく待つと、ハクガンが首を上げるようになった。真っ白の成鳥が2羽、灰色が買った幼鳥が7羽、確認できた。情報では、幼鳥が9羽との事だったので、残り2羽も近くにいるのだろう。それにしても、一度に9羽のハクガンを見つけられて、自分は何という幸せ者だろう・・・。幸せ感を噛みしめながら、シャッターを切り続けた。危うく時間を忘れてしまうところだったが、タイムリミットもあるので、ハクガンに別れを告げ、獅子ヶ鼻に行ってみた。もしかして、シギがいるかも・・・と期待したのだったが、・・・いない。ダイサギが1羽。少し歩くと、土手の下から突然1羽の鳥が飛んだ。急いで双眼鏡を向けると、ツルシギだった。ダイサギのそばで、我関せず・・・とエサを探す様子が、何となく可笑しかった。そして。本日の「宮城の雁見」は、これにて終了となった。念願のハクガンに久しぶりに出会うことができ、とっても満足の一日となった。

【出会った鳥たち】 マガン、ハクガン、ダイサギ、オオバン、ツルシギ ベニマシコ 他

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宮城の雁Ⅰ’18.11/11

2018年11月25日 | 宮城の鳥見
秋の鳥見といえば、宮城で雁見。毎年訪ねてはいるが、近年相性が今一の状態だ。カリガネはここ数年会えていないし、ハクガンに至っては、一度しかあったことがない。そんな今年の秋、宮城の鳥友人より耳寄りな情報が。伊豆沼にハクガン飛来。成鳥2羽と幼鳥9羽との事。これはすごい!これは行かねば・・・。ということで、この日、朝5時に家を出、向かったのは何故か蕪栗沼。(笑)伊豆沼で夜明けの飛び立ちを見ようとも考えたが、年とともに夜中の3時起きがきつくなり、無理せず、まずは蕪栗沼で珍ガン探しをすることにしたのでした。おいしいデザートは後にとっておく・・・ということで。さて、蕪栗沼に到着したのは8時頃だった。早速機材を準備して、沼に向かうと、ハクチョウの飛ぶ音やオオヒシクイの声が聞こえてきた。今年は沼の水量が多く、シギチはいなかった。マガンたちが飛び立って、のんびりモードのオオヒシクイたち。そんなオオヒシクイを撮っていると、白いサギを発見。確認すると、ヘラサギだった。ライファーだ。クロツラは見たことがあるのに、ただヘラには会ったことがなかった。長いヘラを使っての羽づくろいやエサ取りの様子を観察することができた。次に、沼の周辺の田んぼを巡って、珍ガンを探した。あまり気合いを入れていなかったせいか、カリガネもシジュウカラガンも見当たらなかった。「まあいいや。ハクガンがあるから・・・。」といった気分だった。最後は、シギチを期待して、ため池に行ってみた。残念ながらシギチの姿はなく、ダイサギとハシビロガモとキンクロハジロがいた。ここはちょこっと証拠写真を撮って、気持ちはハクガンへ。さあ、次はハクガンの待つ伊豆沼だ。レッツ、ゴー!

【出会った鳥たち】 マガン、オオヒシクイ、オオハクチョウ、コハクチョウ、ダイサギ、ヘラサギ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、チュウヒ、モズ、ジョウビタキ、ベニマシコ



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