きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

鳥の海~蒲生’07.9/24

2007年09月25日 | シギチ日記

9月最後の連休。今回もシギチ目的で鳥の海、岩沼、蒲生を巡ることにした。今回、ブログで知り合った宮城のYASさんからメールをいただき、蒲生で待ち合わせをすることになった。どんな方か楽しみだ。その前に、朝食の場所として鳥の海に寄った。いつものように友輪広場に車をおき、Cimg0027 Cimg9974 干潟を見ると、大型のシギを発見。逆光で見づらいが、オグロシギ4羽とアオアシシギ1羽だった。これは朝ごはんどころではない。じっくり撮らせてもらったが、光が強すぎ、やや遠すぎでほとんどボツ状態だった。でも、十分楽しむことができた。これは幸先がいいぞ。アオアシシギは1羽だけではなく、4,5羽の群れで、別の中洲の方にいた。あとからハヤブサが飛んで来て、全部きれいさっぱり飛ばしてくれた。おかげでしっかり朝食をとることができた。蒲生には8時半ちょうどに着いた。・・・と思ったら、すごい車の数だ。細い道が車でますます狭くなっている。何とか手前の方に車をとめることができた。その時、メールが来た。YASさんからだった。日和山で待っていると、YASさんがいらっしゃった。蒲生の鳥情報をお聞きしながら養魚場の方に移動した。ここにゴイサギのコロニーがあり、その中にアカガシラサギが入っているとの事。まだ見たことがなく、見つけるポイントを聞きながらじっくり探す。夏羽は一目で分かるが、冬羽となると・・・。ゴイサギの幼鳥に似ているとの事。でも、その区別がよく分からず、結局見つけられなかった。まあ、今度の楽しみということにしておこう。日和山に戻ると、バーダーがいっぱいいる。今日は、宮城支部の探鳥会だった。ここで、偶然katokeiさんにお会いした。それから、自分も時々ブログを拝見しているはっこさんにもお会いすることができた。次は、ホウロクシギの幼鳥を探しに干潟に向かった。カモメがいっぱいいた。Cimg0109 手前の水たまりに大型シギを発見。でも、嘴が湾曲していない。最初オグロシギだと思っていたが、よくよく見ると、オオソリハシシギだった。ライファーだと喜ぶYASさんに申し訳ないことをした。あとで図鑑でチェックすると、オグロシギは頭が小さく、首がオオソリよりさらに長い。そしてほっそりしているとの事だった。YASさんはこれから仕事ということで、10時頃帰られた。忙しい中をお付き合いいただき、本当にうれしかった。とっても気さくな方で、またどこかでお会いしたいものだ。このあと1時間ぐらいして、次の長谷釜に向かった。これまたいつもの所に車をとめ、手前の道路わきの休耕田に行くと、オグロシギが2羽いた。結構近くまで寄っても気にせず、ひたすらエサをとっている。距離的には全然問題ないが、とにかく動きが速く、今だ!と思ってシャッターを切ると、いつも顔は水の中だ。なかなかまともな画像が撮れない。何とか枚数を稼いだので、数枚くらいまともなのが入っているだろう。帰りの時刻が迫ってきているので、移動して、休耕田を見て回ったが、他にシギは見つけられなかった。オオタカ成鳥が1羽小型のシギを飛ばしたのを見たが、何シギだったのか。というわけで、今日の鳥見は、オグロDAYでした。そして、鳥見にお付き合いいただいたYASさん、本当に有難うございました。

【出会った鳥たち】 アオアシシギオオソリハシシギオグロシギ・イソシギ・ゴイサギ・カワウ・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・カワセミ・ミサゴ・オオタカ・ハヤブサ

Cimg9979 Cimg9985 Cimg0122 Cimg0120 Cimg0074 Cimg0033 Cimg0035 Cimg0124 Cimg0201 Cimg0138 Cimg0261 Cimg0306 Cimg0259 Cimg0309 Cimg0224

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石巻市’07.9/9

2007年09月12日 | シギチ日記

7日、山形県を7年ぶりに直撃した台風9号。わが町には被害はなかったものの、山形市や東根市、天童市には多大な被害が出た。被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。さて、鳥屋さんには、台風というのはちょっとうれしい(不謹慎!)ものです。それは、台風が珍鳥を運んでくれる時があるからです。台風通過から2日後の9日、ちょっと期待しつつ念願だった宮城県の石巻市に行くことにした。初めて行くところなので、いろんな方のブログを拝見し下準備をして、いざ出発だ。カーナビで設定したら170km超あったので、約3時間かかるということで、お昼過ぎには向こうを出発して帰れるように、朝早く出発することにした。まだ夜明け前の3時半に家を出て、現地に着いたのは7時すぎだった。鳴子から古川市を通って石巻に来たが、この間3度ほど道を間違えてしまった。カーナビを使ってもだ。どうしてかと言えば、ズバリ、カーナビのソフトが古いからだ。新しい道ができると、わからなくなってしまうのだ。それはさておき、以前yamameさんに教えていただいたところに車をとめ、そこからずうっと歩いて行った。防波堤沿いに行くと、最初の沼?池?を見つけた。Cimg9772 これがyamameさんの言うところの古沼かな?と思った。が、しかし、何もいない。犬を散歩させているおじさんがいたので、ついていくことにした。とにかくどこを歩けばどこに着くのかわからず、ひたすら歩いた。今度はかなり大きな沼に出た。Cimg9773 これが新沼?と思ったが、やはり何もいない。カモが数羽泳いではいたが・・・。さらに歩くと干潟に出た。カモメしかいない・・・と思ったら、ピッピッピッとシギが鳴きながら飛んでいた。干潟の向こう側の防波堤の方に鳥見人の方3名を発見した。向こう側にはシギがいるかも・・・と期待し、またまたずうっと歩いていった。とにかく歩きどおしだ。すでに3時間ぐらい経っている。まだ収穫ゼロ状態だ。こんな遠くまで来て、何も見ないで帰るのかと落ち込む寸前のところ、救ってくれたのはトウネンたちだった。Cimg9775 岩で山にCimg9807 なっているところでトウネンたちが採餌していた。この場所、某掲示板でよく拝見している場所だった。「ここかぁ。」やっと石巻のシギチポイントにたどり着くことができた。なるほど、確かにすばらしいところだ。すぐ目の前で観察でき、写真も大きく撮れる。今話題のヨーロッパトウネンが入っていないか探すが、全然分からない。Cimg9811 適当に数個体撮ったがどうだろう。やっぱりたCimg9822 Cimg9826 だのトウネンかなぁ?ここでは、他にキョウジョシギとキアシシギが1羽ずついた。飛んでしまったので場所を移動すると、オグロシギ1羽を見つけた。11時を過ぎたので、少しずつ戻ることにした。途中、チュウシャクシギも見つけた。新沼?に戻ると、ここで初めて出会うシギを発見。のどから下面が淡いバフ色の中型のシギだ。エリマキシギだった。草むらに入ってなかなか全身を見せてくれなかったが、出会うとうれしい。これで中型シギ2種ゲットだ。猛禽では、あの「石巻のハヤブサ」をはじめ、ミサゴ、チョウゲンボウのホバリングを見ることができた。車に戻ったのは12時半ごろだった。お昼を食べて、石巻を後にした。やっぱり帰路も2度ほど道を間違えてしまった。歩き疲れたので眠くなり、途中の鳴子の休憩地で休んだので、家に着いたのは5時だった。とにかく石巻は遠い!それに道もよくわからない。次回は何とか間違わずに行きたいものだ。

【出会った鳥たち】トウネン(いろいろなパターン)・キアシシギオグロシギエリマキシギチュウシャクシギ・ムナグロ?・ハヤブサ・ミサゴ・チョウゲンボウ・イソヒヨドリ・スズガモ・カルガモ

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山形市霞城公園’07.9/1

2007年09月01日 | 村山地方

先日、時々拝見しているブログでトケン類の画像を見た。もうトケン類も動いているのかな?そう言えば、仙台のまぐぴさんのブログでも、夏鳥たちの渡りが始まっているらしい。山形はどうだろう。支部のHPによれば、霞城公園での秋の渡りの観察時期は、9月中旬から10月中旬となっている。気の早いのはもう来ているかもしれないなぁ・・・。ということで、今日から9月ということもあり、下見気分で山形市の霞城公園に行ってみた。鳥見スタートは8:40.今日は曇り空で、やや肌寒いくらいだ。いつものように体育館裏から反時計回りに歩いていった。Cimg9669 まだ葉っぱは青々としていて、秋の気配は感じられない。涼しさで夏の終わりを感じるくらいだ。スタートして10分、20分、30分。鳥の声がしない。静寂そのものだ。大手門を過ぎたあたりで、チーと声がした。カワセミだ。とまっているところは見つけられなかったが、飛んでいる時の背中のコバルトブルーはしっかり見ることができた。弓道場あたりでやっと小鳥の登場だ。シジュウカラの群れだった。そのあと、イカルの群れにも出会うことができた。しかし、写真は撮れなかった。そのままずっと歩いて行き、児童館裏のゲートボール練習場のところに行った。ここは、例年トケン類をよく見るポイントだ。しばらくうろうろしていると、桜の木の上の方をトケン類が飛んだ。3,4個体飛んでいるが、下の方には全然おりてこない。まだ毛虫が出ていないからかなぁ?と思った。Cimg9698 何とか枝の先の方Cimg9693 にとまったところを観察・撮影することができた。トケン類を見るときには、目・背中の模様・体下面の横斑・下尾筒の横斑の有無を見るようにしているが、幼鳥の識別は難しい。どうやら、カッコウの幼鳥とツツドリの幼鳥が入っているようだった。そして、本日の目玉は赤色型だった。こんなに早く出会えるとは思っていなかったので、びっくりだ。昨年は出会えずに終わってしまったので、ちょっとドキドキのうれしい!だった。ここでもシジュウカラの群れに会ったが、その中にセンダイムシクイが入っていた。2時間半ほどの鳥見だったが、期待していなかったトケン類、しかも赤色型に出会うことができて満足の鳥見だった。

【出会った鳥たち】 カッコウ幼鳥・ツツドリ幼鳥(普通型・赤色型)・モズ♂・カワセミ・ムクドリ・シジュウカラ・センダイムシクイ

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