きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

岩沼・鳥の海’06.8/26

2006年08月27日 | シギチ日記

シギチの渡りもいよいよ活発になってきたようだ。9月は何かと忙しく、なかなか鳥見の時間がとれない。今日は、娘の運動会で、みんな見に行き、自分は思い切って太平洋へ。鳥の海は11時ごろが干潮時刻だったので、まず、岩沼に行き、お昼前鳥の海に行くことにする。岩沼の休耕田に行くと、前回同様、ササゴイ幼鳥が止まっていた。Cimg1132 シギチはなかなか見つけられなかったが、雑草がいっぱい生えている水たまりに小さめのシギ2羽を発見した。くちばしの先がやや下に曲がっている。背中の赤茶色がとてもきれいだ。たぶんキリアイかな?しば~らく待っていると、手前の水を張った休耕田に移動してくれた。これで思いっきり撮影できる。初めて見るシギなので、やや興奮状態に陥り、数限りなくシャッターを切ってしまった。気がつくと、お昼になるところだった。急いで鳥の海に戻ると、まだ干潟が広がっていた。でも、シギチは全然いない。お昼を食べてしばらく待ったが、やはりシギチの影はなし。これ以上待っても時間がもったいないので、再度キリアイのところへ。Cimg1393 2時間以上たつが、まだ同じ田んぼでエサをとっていた。帰る時刻が近づいてきたので、もう少し先まで歩いてみた。奥のほうに水を張った休耕田があり、向こう側にシギが3羽いた。でも、かなり遠い。草むらを下に下り、できるだけ近づいたが、それでもよくわからない。くちばしがやや上に反っている感じがした。くちばしの基部が黄色っぽいオレンジで、脚もオレンジっぽい。家に帰って図鑑で調べたが、ソリハシシギのような感じがする。今日は、一日かけた割にシギが2種とかなり低調だったが、未見のキリアイをもう満腹になるくらい堪能できたので、充実した一日だった。

【出会った鳥たち】 ササゴイ幼鳥・キリアイソリハシシギ・ダイサギ・コサギアマサギ

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鳥の海・岩沼市’06.8/7

2006年08月08日 | シギチ日記

いつもお世話になっている画像掲示板を見ると、すでにシギチの渡りが始まっているらしい。苦手で敬遠していたシギチに少しずつ興味が出てきたので、今季もシギチに会いに行くことにした。渡り本番にはちょっと早いかもしれないが、どんなシギチに会えるか楽しみだ。この日の潮汐表を見ると、朝8時半ごろピークの大潮だった。家を6時過ぎぐらいに出て、まずは亘理町の鳥の海に行った。潮は完全に引いて、干潟が大きく広がっていた。なかなかシギチが見つからず半分あきらめた頃、5,6羽の群れを発見。Cimg0518 キアシシギだ。もしかして、メリケンが1羽ぐらい・・・と、ねっつぐ観察したが、ただのキアシだった。海辺のほうに行ってみたが、サーファーのみだった。朝ごはんを食べて、岩沼のほうに行ってみることに。最初は病院裏の休耕田。サギがたくさんいた。コザキとダイサギは大きさですぐわかるが、その中間がよく分からない。Cimg0547 あとはチュウサギとしておこう。(識別ポイントが頭に入っていません。)とても警戒心が強く、ちょっと近づくだけで、すぐ飛ばれてしまった。別の休耕田に移動したが、ここにもシギチの影はなかった。そして、やはりサギが多い。アマサギも2羽見つけた。一応写真も撮ったが、遠いのと空気の揺らぎで×だった。ササゴイの幼鳥を2羽見つけた。土手のススキにコヨシキリが上って鳴いていた。帰り際、Cimg0583 ササゴイとカワセミのツーショットを見つけた。お昼を食べに、また鳥の海に戻ったが、干潟はもうなくなっていた。こうなれば、近くの田んぼ巡りしかないと思い、車を走らせたが、見つけられなかった。仕方なく、サギがたくさんいた田んぼで、サギでも撮って帰ろうと思ったら、思わぬごほうびが待っていてくれた。あぜの所にシギらしき姿が・・・。やや遠いが中型のシギに見えた。あわてて双眼鏡で確かめるとタシギだ。草むらの上にちょこんと上半身を出していて、いい感じだ。急いでシャッターを切り続けた。それにしても、サギでも・・・と思わなかったら、このタシギとは出会えず、しょんぼり帰宅となるところだった。鳥運とは本当によく言ったものだ、シギはキアシとこのタシギの2種類だけだったが、タシギにこんなにじっくり出会ったのは初めてだった。さらにうれしいことに、帰宅途中、作並から東根市へ入る関山トンネル過ぎの下り道路左手の斜面で、上に上がれずにいる野ウサギと、しゃがみこんで何かしているサルを見つけた。車を停めようとも思ったが、結構車が続いていたのでそのまま帰った。何かお土産をいただいたようで、超うれしい帰宅となった。

p.s. 後日、山形県支部の鳥見人仕様さんより「タシギ」ではなく「チュウジシギ」のように思われるとご教示いただきましたので、「チュウジシギ」とさせていただきます。

【出会った鳥たち】 コサギ・チュウサ・ダイサギ・アオサギ・アマサギゴイサギ・       ササゴイコヨシキリカワセミキアシシギチュウジシギ・オオタカ(柴田町の峠付近で)

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月山Fトレッキング’06.8/3

2006年08月05日 | 月山

長かった梅雨が2日に明けた。そして、今日は34度の予想だ。これは避暑地・月山に行くしかないだろう。前回は7月上旬で、かなり残雪があったが、今回は大丈夫だろう・・・8月だし。だいぶ花も出揃ったかもしれない。というわけで、今日は月山フラワートレッキングだ!

Dscn9256_3 姥沢駐車場で朝ごはんを済ませ、8時にリフトに乗った。一応、売店でアイゼンを借りる。保証金が2000円から1000円に下がっていた。雪渓が少なくなったからだろうか。リフトの下にはヤマハハコ、シロバナニガナ、リンドウが咲いていた。リフトを降り、姥ヶ岳の方を見ると、前回よりかなり雪が消えている。木道を登っていき、姥ヶ岳の方に曲がっていくと雪渓があった。Dscn9257 かなり急勾配で、アイゼンなしでは危険だった。雪渓が終わり、木道のところまで来ると、右側にニッコウキスゲの群生が広がっている。チングルマは終わっていたが、ミヤマリンドウが真っ盛りだった。自分の一番好きな花だ。ついついシャッターを押す回数も増える。姥ヶ岳の頂上にはいろんな花が咲いていた。黄色いミヤマコウゾリナ、ウサギギク、ウメバチソウ、青いミヤマリンドウ。白いミヤマリンドウもあった、赤紫のヨツバシオガマ、モミジカラマツ、ニッコウキスゲ。Dscn9290 やや風が強いが、とにかく涼しくて気持ちいい。日が照ってくると暑くなるが、この風のおかげで、暑さが気にならなくなる。このままずっとここにいたくなる涼しさだ。雲の切れ間に鳥海山の頭が見えた。1時間ほどのんびりして、また出発。姥ヶ岳から尾根沿いに上り下りがつづくが、いろんな花と出会い、その場その場で写真を撮りながら進んでいく。金姥までの下りではヒナウスユキソウは終わっていたが、ミヤマリンドウが見頃だった。ハクサンシャクナゲがつつましくも華やかに咲いている。金姥ではハクサンイチゲ、ハクサンフウロが咲いていた。そこから柴灯森までは上りが続いたが、ハクサンフウロやニッコウキスゲが疲れを癒してくれた。Dscn9292 牛首まで行き、そこで休むことに。ここで10Dscn9323 時半。いろいろこの先を考えたが、結局また姥ヶ岳に折り返し、姥ヶ岳でお昼を食べることにした。のんびり花を見ながら戻った。お昼を食べて、1時間ほどのんびりして下山した。家の方は33度だったが、月山は体感的には22,3度といった感じだった。今回は前回よりも花の種類数が多く、のんびり歩くことができ、楽しい一日だった。

出会った花たちは、「月山を彩る花たち」に追加したので、ごらんいただければ幸いです。

【出会った花たち】雪渓ニッコウキスゲの群生・ハクサンイチゲハクサンフウロハクサンシャクナゲミヤマリンドウアカモノコイワカガミウメバチソウモミジカラマツシロバナトウチソウ雲上の山

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大江町本郷’06.8/1

2006年08月02日 | トンボの観察

今日は午後から用事があり、午前中だけフリーとなった。さて、どこに行こうか迷ったが、結局マイフィールド巡りとなった。まず、カワセミを見に上北山のため池に行った。しばらく待っていると、突然ポチャンと水に飛び込み、カワセミが姿を見せてくれた。でも、そのまま木々の向こうに姿を消してしまった。待てど暮らせど出てこないので、諦めることに。車に戻ると、近くの木でホオジロが鳴いている。この時期は、鳥の姿も声もしなくなる。仕方ないので鳥は諦めて、トンボに切り替える。近くのハッチョウトンボのいる休耕田に行くことにする。ハッチョウトンボはまだ健在だった。数は少なくなったが、真っ赤な体があちらこちらに止まっていた。メスは数えるほどしか見つけられなかった。他には、キイトトンボ、アオスジイトトンボ、そしてアキアカネが5,6匹。隣の田んぼにはヨツボシトンボが止まっていた。フィールドスコープでアップにして観察していると、その美しさに時間を忘れてしまうようだ。フィールドスコープを流しながら探していると、Cimg0307 羽化したばかりのトンボを見つけた。羽が透き通るように弱々しく、腹もまだ色づいていない個体だ。何トンボだろう?大きさからすると、5,6匹いるアキアカネかな?同じような写真を何枚も何枚も撮ってしまったが、なかなか満足いくカットが撮れなかった。鳥もトンボも奥が深い。ただ、トンボはある程度場所が決まっているので、時期をずらせば、いろいろなトンボに出会えるので楽しみだ。今年は結構トンボにも興味がわいてきたので、鳥の少ないこの時期はトンボ詣でといこうかな・・・。

【出会った鳥たちandトンボ】カワセミ・ホオジロ・イカル・キセキレイ・チゴハヤブサの雛(巣の観察から) ハッチョウトンボヨツボシトンボアキアカネ(羽化も)

Cimg0356 Cimg0266 Cimg0315 Cimg0327 Cimg0322 Cimg0288 Cimg0343 Cimg0352 Cimg0300

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