きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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蔵王’10.7/4

2010年07月10日 | 蔵王・その他高山

今年もそろそろコマドリに会いたいと思い、この日、夜明け前の3時半に家を出、蔵王の聖山平に着いたのが5時過ぎだった。近くでアカハラの声が聞こえるが、コマドリの鳴き声は聞こえない。これははずしたかなぁ・・・と上に行ったり下に行ったりしていると、かすかに遠くの方でヒンカララララ~と、コマドリの声が聞こえてきた。しかし、あまりにも遠い感じだ。1時間ほど待つものの、一向に近くならないのであきらめたコマドリがだめなら・・・、コマクサでしょう(コマつながりで・・・)で、駒草平に移動した。Cimg3379 すでにコマクサは咲いていたが、何と物凄い濃いガスが下の方から上がってきて、みるみるうちにガスの中に・・・視界0になってしまった。これはコマクサどころではないぞ。あわてて車に戻り緊急避難だ。お釜の方に上がろうかとも思ったが、あまりいい予感がなかったので、とりあえず、刈田岳リフト乗り場の駐車場に行った。すると、あちらこちらでウグイスが木の上でさえずっていた。それも、かなりの近距離だほとんど空抜け写真だったが、何とか緑バックでも撮れたので、Cimg3399 Cimg3410 よかった・よかっただいぶ撮ったので、ちょっと動画も撮ってみることに。最近ご無沙汰だったので、ミスってしまった。家に帰って再生してみると、何と・・・ハイスピードムービーで撮ってしまった。たしか20秒ほどの時間だったはずなのに、4分ぐらいの動画になっていた。これではYoutubeにはアップできないなぁ・・・残念しかし・・・おもしろいウグイスの「ホー、ホケキョ。」が「ホー・ホ・ケ・キ・ョ。」とゆっくり、はっきり体の動きがスローモーションでわかるのだこれを見ると、「あぁ、ウグイスもこんなに精一杯の力で鳴いているんだなぁ。」と思ってしまう。さて、話を駐車場のところに戻そう。しばらくすると、Cimg3475 Cimg3498 ホシガラスが3羽現れたどうやら親子のようだ。まだ動かないリフトの鉄柱の上で、ヒナがさかんにエサをねだっていた。やや遠かったが、ヒナの甘えたような声が印象的だった。自分的にはこれまでじっくりホシガラスを見たことがなかったので、超ラッキーだ親子つながりでいくと、さらにはウソの親子も登場してくれたウソのヒナはまだ頭が黒くなっておらず、親子の区別がつく。ホシガラスはエサをもらうまではどっちがヒナかわからなかった。種類によってずいぶん違うものだ。Cimg3445 Cimg3454 ウソの親子はトイレわきのタンポポのところで、さかんにタンポポの種子を食べていた。おもしろかったのは、西側の崖のところで、同じようにタンポポの種子を食べていた場面だ。ヒナは2羽いたが、両親とヒナ1羽が飛び去ってしまい、食事に夢中になっていたヒナ1羽が置いてきぼりにされてしまった。すぐに飛んでいくだろうと思っていたが、これがなかなか、どうして・・・。食べる方にばかり気が行き、自分1羽だけという状況がわかっていないようだ。だいぶ時間が経ち、あきれ返った父親が飛んで来て、すぐさまヒナも一緒に飛び去って行った。こういう子どもはどこの世界でもいるものだあとはカッコウもちょっとだけ顔を見せてくれた。半日たっぷり楽しむことができた。

【出会った鳥たち】 コマドリ(声)・アカハラ・アオジ・ミソサザイ・シジュウカラ・カッコウ・ビンズイ・ウグイスウソ・キジバト・ホシガラス・キビタキ

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コメント (4)
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