きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

カワセミ撮影’24.2/13

2024年02月28日 | 霞城公園

1週間ぶりの霞城公園。だいぶカメラにも慣れてきたので、今日は、ちょっとOM1の機能を試してみたいと思い、カワセミねらいでやってきた。カワセミに焦点を絞っての鳥見なので、先日と同じでお堀の外周を歩きながらカワセミを探すことに。南門から外側に出て、そから西門を通って北門へと歩く。しかし、今日はカワセミの声すら聞こえない。ひたすら歩いていくと、散歩?中のおじさんに声をかけられ、土手にある桜の木にまつわり様々なお話を聞かせてもらった。なかなか切り上げられずに、時計を気にする様子を見せると、やっと察してくれたようで、「長々と申し訳ない。」と、去って行った。そこからまた歩き始めたが、その先が何と水面が薄く凍っていた。今朝の冷え込みで凍ったようだ。戻るしかないかとUターンしたところで、「チー。」と、カワセミが飛んできた。止まってくれーと念じたものの、角を曲がって飛び去ってしまった。たぶんあの辺にとまったのではと、おおよその見当は付くので、急いで移動した。西門のところで、ていねいに探すと、カワセミ、発見。やっと、本日の主役登場だ。

<カワセミのとまり場面>

一通り撮ったところで、早速機能のお試し練習だ。まずは、プロキャプチャー撮影の練習。カワセミは、水面に出た枝にとまって、水面を見ている。大体どの辺に飛び込むか予想して構図をつくり、シャッターを半押しして飛び立つのを待つのみ。いつでもOKの状態で待つものの、これがなかなか飛び出してくれない。さすがに腕が疲れてきて、ちょっと休憩すると、こういう時に限って飛び込んでしまう。こんな感じで、なかなかタイミングが合わなかったが、何とか数回、撮ることができた。場面3は、最初右側の方を向いていたので、右側の空間を開けて待っていたのが、急に左に向きを変えて飛んだので、間に合わず、こんなタイヤバックの画像になってしまった。まぁ、最初はこんなもんでしょう・・・。

<場面1>

<場面2>

<場面3>

なかなか難しいが、それなりに撮れるところがこのカメラの凄いところだ。撮り人は変わっていないが、撮るカメラが変わると、こんなにも違うとは・・・。いやぁ、びっくり。

さて、カワセミを見ていて、以前から撮ってみたいと思っていたのが、カワセミのホバリングだ。今回、これにも挑戦できた。なかなかタイミングが合わなかったが、1回だけチャンスがあり、何とか撮ることができた。

<ホバリング場面>

カワセミが少しずつとまる場所を変え、たまたま水が流れ落ちる所の近くにとまった。そこで、ふっと思いつき、違う機能を試してみることに。「ライブND撮影」という機能だ。複数枚の撮影をして、長秒時シャッターで撮影したような効果を得た写真を撮ることができる。まずは、シャッタースピード優先モードで1/2,000~1/3,000秒に設定して撮ってみた。水の流れ落ちる一瞬を切り取ったような画像で、水の泡がきれいに写し撮られている。次に、「ライブND撮影」モードに設定して撮ってみた。水の流れが糸のようになっていて、雰囲気が先ほどの画像と違って見える。これもおもしろい機能だ。ただし、これは、鳥さんがずっと動かないでいてくれることが必要条件となる。なので、カワセミとかサギ類などには有効だが、シギチなどは動きが速いので難しいかも。

<普通に撮った画像とライブND撮影の画像>

今日は、カワセミONLYの鳥見だったが、いろいろと撮り方を練習することができ、そして、それぞれに撮った画像が結構いい感じに撮れていたので楽しい時間となった。また、いろいろと試してみたい。

本日のカメラシステム: OM1+300mmF4+2倍テレコン      画角35mm判換算1200mm

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舞鶴山’24.2/12

2024年02月26日 | 村山地方

3日ぶりの舞鶴山。今日も天気が良く、青空バックにどんな鳥さんに出会えるのか楽しみだ。いつもの所に車をとめ、カメラを準備していると、土手の所に鳥さんを発見。やや距離がありわかりづらい。ゆっくりと距離を詰めていくと、手前の側溝から鳥さんが飛び立った。側溝にも居たのか。驚かせてしまい申し訳ない。あらためて確認すると、何と、ミヤマホオジロ雄だった。待ってました!ミヤマホオジロ。何年ぶりだろうか。本当に久しぶりの出会いだ。これだけで、本日来た甲斐があった。しかし、感動の出会いもつかの間、飛び立ってしまった。土手の下の方に飛び去ったので、下の方に下りて行って探したが、見つからなかった。下の道路で鳥影を探していると、ウソの声が聞こえてきた。上の桜の木にいるようだ。急いで移動したが、何とか飛ばずにいてくれた。相変わらずの食欲だ。羨ましい限りだ。

<ウソ>

ウソが飛び去った後、今度はヤマガラの登場。今季は雪が全く無いので、例年設置しているエサ台にはエサが入っていない。ヤマガラは地面に落ちている木の実などを見つけて食べているようだ。鳥たちにとっても、今年の冬はエサが取りやすくて過ごしやすい冬となっている・・・のではないかな。このヤマガラの画像を見ると、元気いっぱいに見える。良かった。

<ヤマガラ>

再び矢場跡の方に行くと、枝にとまる鳥さんを見つけた。ホオジロ雄だ。近くには雌の姿も見えた。ベアができているようだ。やっぱり春の訪れは早い・・・ということだなぁ。

<ホオジロ雄・雌>

上の林の方からキツツキが樹をつつく音が聞こえるので、上の方に上ってみたが、見つける前に飛んでしまった。結構坂を上ったので、骨折り損かぁ・・・と思いきや、何と、近くの木にとまるミヤマホオジロを発見。何というラッキー。先ほど出会ったグループだろうか。

今回は、飛ばれないように距離をとりながら観察・撮影した。それでも、本日は2倍のテレコンを付けているので、かなりアップ写真になっている。パックしようにも土手の斜面なので、後ろ向きにバックするのは難しい。それに、枝が被らないようにしないといけないので難しい。まぁ、これだけアップの写真を撮れるという事自体がラッキーなので。

<ミヤマホオジロ雄・雌>

今日は、本当に久しぶりに舞鶴山でミヤマホオジロに出会うことができ、最高の鳥見だった。

システム:OM1+300mmF4+2倍テレコン(600mm)    画角35mm判換算で1,200mm相当

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クマタカ’24.2/10

2024年02月24日 | マイフィールド

そろそろクマタカの繁殖期ではないかと、ポイントに行ってみた。天気も良く、青空バックのクマタカの飛翔を見てみたい。現地到着後40分ほどして、クマタカが飛んだ。ずっと空の方をチェックしていたが、どうやら、すでに木にとまっていたようで、気が付かなかった。飛んで初めて居たという事に気付いたという、何という失態。それでも、何とか、低空で飛ぶ様子を撮ることができた。

<クマタカ・低空飛行>

飛び立ったところをレンズ越しに追っていくと、何と、クマタカが松の木にとまった。急いで三脚を担いで移動した。かなり距離はあるものの、木の幹にとまるところを確認できた。

しばらくすると、飛び立ち、旋回しながら高度を上げて山の向こうに消えて行った。

<クマタカ・旋回飛行>

この間わずかな時間ではあったが、クマタカの勇壮な姿をじっくり見ることができた。

カメラシステム: OM1+300mmF4+2倍テレコン(600mm)  画角は35mm換算で1200mm相当

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舞鶴山公園’24.2/9

2024年02月22日 | 村山地方

しばらくぶりに舞鶴山に行ってみた。前回までは300mmに1.4倍テレコンを付けて行ったが、今回は2倍テレコンを付けてみた。トリミングなしで使うにはある程度画角を大きくして撮らないといけないし、天気が良ければ、2倍テレコンでF値が2段上がっても十分に対応できるのではないかと考えたからだ。まずは、いろいろと試してみないとなぁ・・・。

山頂の駐車場に車を置いて、まずは山頂付近を歩いてみたが、これといった鳥さんも出ず、西側の斜面を矢場跡の方に下りて行った。矢場跡を歩いていくと、突然、鳥さんが飛び立った。しまったぁ。気づかなかった。アオゲラが地面に下りていたようだった。しかし、運良く、アオゲラは近くの柿の木の幹にとまってくれた。何とか、数枚撮ることができた。できれば、地面のアオゲラも撮りたかったが・・・。

<アオゲラ>

下の柿の木の所に行ってみた。もちろん柿の実は一つも残っていなかったので、鳥たちもやって来ない。ここで、ウソの声が聞こえてきた。しばらく動かずにいると、ウソのグループがやってきた。かなり近いぞ。ウソは警戒心が薄く、かなりの近距離でも逃げずにいてくれるので有難い。ウソの場合はテレコン1.4倍でも大丈夫だと思うが、なかなかそううまい具合にはいかないんだよなぁ。なので、本日はウソのアップアップ写真になってしまった。アカウソも混じっていたのでラッキーだった。

<ウソ>

土手近くの杉の木の中で、何やら動く鳥さんが見えた。近くでじっくり探すと、キクイタダキを発見。先日の悠創の丘でも出会ったが、やはり、「1回出合うと、次々出合う」という鳥見のあるあるだ。相変わらず素早い動きだが、何とか数枚まともなものが撮れていたようだ。

<キクイタダキ>

本日は、2倍のテレコン付きで鳥撮りしてみたが、キクイタダキなど小さい鳥さんや、やや遠くの鳥さんを撮る場面には向いていると感じた。まぁ、当たり前と言えば当たり前ですが・・・。ウソくらいの大きさで、近くで撮れる鳥さんには、どうしてもアップになってしまうので、少し離れて撮る余裕も必要かな。近づいて撮るというのは、鳥さんに圧をかけてしまうので、やっぱり画角の大きい方が良いと思う。

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霞城公園へ’24.2/5

2024年02月20日 | 霞城公園

ちょっと日数が空いたので、久しぶりに霞城公園へ。今回、「公園の主」さんから、ちょっといつもと違うコースを歩こうと提案があり、早速それに乗った。南門からお堀の外側に移動し、外回りを進むことに。そして、北門まで行く、公園の中に入るというコースだ。お堀の外側を歩いていると、まず、お堀のカモたちが目線の高さで見える。いつも土手の上から見下ろしていたので、土手際のカモの様子が一目瞭然になった。ゆっくり歩いている限り、カモたちは逃げずにのんびり浮いている。北門の角では、キンクロハジロを見つけた。杉の木の下で、土手の上からは死角になっている。外側を歩いていて幸運だった。

【カルガモ、キンクロハジロ、コガモ】コガモは、土手の上から撮影

お堀の外側を歩きながら、カワセミを探した。だが、なかなか見つからず、諦めて北門から公園に入ろうとしたら、「チー。」と、カワセミの声が聞こえた。急いでお堀の周囲を探すと、杉の木の枝にとまるカワセミを発見。距離がある上に、今回はテレコン1.4倍で、小さなカワセミは小さいままだった。やはり、カワセミを撮るには2倍でないとだめだなぁ・・・。

今回もいい教訓になった。本日は、特筆するような出会いもなく、これで終了となった。

<カワセミ> 300mm(35mm換算で600mm)×1.4倍 (840mm相当)

 

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