喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家ボランティアとの再会

2011-08-18 | 喜久家の情報
3年4ヶ月前、喜久家ボランティアとして3ヶ月間活動してくれたイギリスのレイスンが旅立った。 あれが別れとなるのか、それとも。 何と、再び帰ってきてくれたのだ。 久しぶりの再会に本人も私も平磯の人たちも感激。 本当にすごいことだ。 そして何よりもうれしいことだ。 田舎は、私たちが思っている以上にすばらしい魅力がいっぱいなのかもしれない。
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一本のアイスキャンデー〓

2011-08-18 | ブログ
合宿一日目が終わった。 夜の部もあったので、合計6時間の基本練習。 子どもたちは、炎天下のなか一人の脱落者もなく、よくがんばったと思う。 夜のミーティングで、息抜きとごほうびのため、全員にアイスキャンデーをプレゼントした。 それを食べる時の顔が、うれしそうなこと、おいしそうなこと。 今も昔もアイスキャンデーの魅力は不滅なのかもしれない。
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国立大洲青少年交流の家で合宿〓

2011-08-18 | ブログ
三崎中学校ソフトテニス部恒例の夏合宿。 場所は、国立大洲青少年交流の家。 この施設は、テニスコート4面、バイキングスタイルの食事、過ごしやすい宿泊棟、細やかな配慮があるスタッフなどとても使いやすい。 昔から、同じ釜の飯を食らう、という言葉がある。 寝食をともにすることで芽生え、育つチームワーク。 佐田岬の田舎の子どもたちは、集団力を高めていく。
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stand by me スタンド・バイ・ミー

2011-08-17 | ブログ
 昨日16日、息子のいとこが城川から遊びに来ました。
1つ年下ながら、とてもうまがあう2人。

 ゲームも何もない我が家、
「何をして遊ぼうか。」
ということになりました。

 海や山が最高の遊び場だった私は、
少しアイデアを出しました。

「海へ泳ぎに行く。
昼食は、自分たちで飯ごう炊飯。」

 このアイデアに2人はすぐに飛びつきました。

 持って行くものの準備が始まります。
ペットボトルにたくさんの水。
飯ごう2個。米は、家でといでいく。
おかずはレトルトカレー。(泳ぐ時間を長くとるため)
火をつけるライターと新聞紙。
牡蛎や貝をとるための金具。
シュノーケルに足びれ。
それらすべてを「ほぼろ」という背負いかごに入れて出発しました。

 まるで小さな冒険のようです。
私には、想像できました。
考えながら飯ごう炊飯をする様子や楽しく泳ぐ笑顔が。

 ベランダからフクロイセの浜で
せわしく動く2人の姿が見えました。

 飯ごう炊飯のできばえは、
「最高やったよ。」とのこと。







 ひと夏の忘れられない良い思い出になったようです。

 
 
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城川と平礒のお盆行事

2011-08-16 | ブログ
 今年は、妻の実家の初盆だったため、奥伊予城川町にいました。

 お盆は、精霊会(しょうりょうえ)、盂蘭盆会(うらぼんえ)などともいいます。
精霊とは、ご先祖の霊のこと。
盂蘭盆会とは、「逆さにつるされた苦しみを救う」という意味。

 仏教から生まれた盂蘭盆会の行事が日本に伝わり、
独自の祖先信仰とまじりあい、日本ならではのお盆の習慣がつくられたようです。

 私のふるさとの平礒と妻のふるさとの城川とではどんな違いがあるのか興味がありました。
 城川では、13日の夕方、精霊迎えといってご先祖の霊が迷わずに帰って来られるようにと、
家の門前で迎え火を燃やしていました。
 平礒では、迎え火はしていません。

 送り火は、両方15日の夕方にします。
城川では、迎え火と同じ家の前で。
平礒では、集落の境の場所で。
送り火を燃やして、先祖の霊の帰り道を明るく照らして送り出します。

 また平礒ではそれとは別に、14日の夕方に亡霊(もうりょう)という精霊送りをします。
浜に行って、輪になり時計回りに太鼓と鉦(かね)をたたきながらお唱えをするのです。
それが終わると笹舟を作り海に流します。
「この舟に乗り、無事に西方浄土へ帰ってください。」
という意味でしょう。

 全国的には、盆棚に供えた野菜や果物などを川や海に流す「精霊流し」や
灯籠にろうそくを灯す「灯籠流し」があります。
 
 佐田岬半島の大久(おおく)や川之浜(かわのはま)では、
お精霊船(おしょろぶね)をつくり海へ流す精霊流しをしています。
 佐田岬半島のお盆行事は各地区独特なものがあり、
国の選択無形民族文化財になっています。

 このような田舎の貴重な風習を引きつぎ、残していくことは
私たち田舎に住む者の大切な役割だと思っています。

 写真は、昨年の平礒の亡霊(もうりょう)の様子です。



 
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お精霊(しょろい)棚

2011-08-15 | ブログ

お盆には、ご先祖さまがあの世から生家に帰るという風習があります。
そのために、おしょろい棚を作り、お迎えします。
やぐらの四隅に竹を立て、しめ縄でつなぎます。
棚には、位牌や線香立て、お供え物の食べ物などを置きます。





 妻の実家では初盆のため、灯籠をわきに飾っていました。

 昨夜は、満月。
昔は、この満月の明かりをたよりにご先祖さまを供養する盆踊りをしました。
人びとは、こんな時をとらえて楽しみを満喫したようです。

 時間と仕事に追われる現在。
こんなしきたりを感じ、めりはりをつけるのもいいものです。
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城川の初盆

2011-08-14 | ブログ
 

 田舎のお盆行事は、伝統と慣習にそって行われます。
 
 今年は、妻の祖母の初盆。
里である城川で過ごしています。
 
 ご先祖はお盆に帰ってきますから、お精霊(おしょろい)さま、というものをつくります。
高さ1メートルくらいの祭壇を組み、仏壇のものをすべてそこに移し、お供え物をします。

 朝から、亡き祖母のお参りの人がたくさん訪れました。
夕方には、庭先でわらを竹にくくりつけ、火をつけます。
ご先祖さまは、その灯りをたよりに帰ってくるらしいのです。

 こんな田舎のお盆も良いものです。

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田舎者の平和学習と被災地支援 4

2011-08-12 | ブログ


 愛媛新聞ヤング落書き帳コーナーに4日間にわたって連載されました
「三崎中の平和学習と被災地支援」も今回が最後です。

 けっこう、多くのみなさんが見られているようで、
「三崎中の投稿を見ましたよ。すごく良い取組ですね。」
と声をかけられました。

 そして昨日、伊方町地域振興センターの兵頭所長から
ガラン山「東日本大震災義捐イモ」栽培プロジェクトのお誘いを受けました。
 伊方町内の多くの組織や個人が連携して、
ガラン山体験農園で栽培したサツマイモを被災地へ送り、応援メッセージを届けるというものです。

 三崎中学校が被災地気仙沼市立大谷中学校との顔の見える交流をしていることを知り、
一緒に特産物のサツマイモを届けましょうとお誘いいただいたもの。
 支援が連携していくことが心強いですね。
 ちなみに、二名津の田村菓子補3代目もメンバーに入っていました。

 さて、シリーズ最後のヤン落で掲載された2人の題名は、
○ 原爆の悲劇を絶対に忘れない
○ 1本の被爆の木 昔と今をつなぐ

「このアオギリは、広島の昔と今をつなぐ架け橋のようなものだと思います。
 アオギリが2度と戦争を起こしてはならないと、
僕に語りかけてくるかのようでした。
 どんどん成長して、広島のできごとを忘れないように記念植樹にしたいと思います。」
と結ばれています。

 ヤン落デスクのコメントは、
『三崎中の「おりづるの旅プロジェクト」チームは、
「思いをカタチに」を目指し、過去2年間、折り鶴を折ることで、
思いやり・勇気・平和などの心を育んできました。

 今回の特集を通じて、生徒たちの思いやりや平和を願う心が、
ヤン落仲間のみなさんにも伝わったと思います。
 担当の先生は「あらゆる機会をとらえて『自分に何ができるか』を考えたい」
とおっしゃっています。

 私たちもそんな気持ちを忘れず、日ごろから心して行動したいですね。』

 ありがたいことです。
思いがカタチに変わる。
社会がつながっていく。
社会が変わっていく。

 そんな経験を佐田岬の田舎の子どもたちにしてほしいものです。

             岬人(はなんちゅう)
  

 
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田舎者の平和学習と被災地支援 3

2011-08-11 | ブログ
 三崎中学校の取組が愛媛新聞ヤング落書き帳コーナーに連載されて3日目。

 三崎中学校では、自分を表現する力を養うことに取り組んでいます。
いかに人にわかりやすく、興味を持って聞いてもらえるか。
それを今風に言うとプレゼン(プレゼンテーション)力でしょうか。

 先日広島に行ったとき、国内外で平和構築支援をしている
NPO ANT-Hiroshima代表の渡部朋子さんが、
プレゼン力の重要性を言われました。

「プレゼントするというとコンピュータでするもの、
と考えがちですが、アジアやアフリカのコンピュータがないところで、
伝えるにはどんな伝え方がありますか?
 大切なことは、伝達技術力というよりもまずは自分の思いです。
知識、体験とふり返りが思いを深くします。」

 アフリカでは、踊ってみせ、たいへんな拍手喝采を受けた人がいたそうです。

 3人の題名は、
○「おりづるの旅祈りこめ続ける」
○ 被爆アオギリ 大事に育てたい
○ 宮城の学校から礼状届いて感激

 ヤン落デスクからは次のようなコメントがありました。
「三崎中のみなさんは平和学習で、被爆アオギリについての話が心に残ったようですね。

 爆心地から約1.3キロの地点で被爆し、熱線と爆風で幹の半分が焼けてえぐられても、見事に息を吹き返したアオギリ。
絶望に打ちひしがれる人々の心に生きる希望を与えたと言われます。
 
 グランドの隅に植えたということですが、みなさんの平和への思いとともに大きく育ってほしいですね。」

 この暑さの中、三崎中学校グランドに植えられた被爆アオギリ2世は、
たくましく育っています。
 
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田舎者の平和学習と被災地支援 2

2011-08-11 | ブログ
 日本一細長い佐田岬半島、四国最西端の伊方町立三崎中学校の取組が、
8月8日から愛媛新聞ヤング落書き帳コーナーに連載されています。

 連載2日目3名の題名は、
○ 小さいことでも精いっぱいやる
○ 募金や節電協力 早い復興を願う
○ 戦争の悲惨さドームで実感

 子どもたちは、体験や学びにもとづいてふり返り書いていますから、
読んでいてとても心を押すものがあります。

 ヤン落デスクからのコメントは、次のように書かれています。

 『三崎中の2年生は広島での平和学習を通して、
平和の尊さ、
戦争の悲惨さをあらためて感じたようです。

 213さんの言うように、「2度と繰り返さない」
「今の平和な環境に感謝する」
はまさにその通り。
 
 そして、今の平和な日本を次代に引き継ぐのは私たちの務めですね。

「おりづるの旅プロジェクト」担当の先生から、
今後も大谷中のみなさんと交流を続けていくと連絡がありました。
 両校の交流が深まり、友情が続くことをデスクも期待しています。』
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愛媛新聞ヤング落書き帳 三崎中

2011-08-09 | ブログ


 今日、8月8日は暦のうえでは立秋。
日中の暑さには、そんな気配は感じられませんが、
朝夕は涼しく、我が家では寝るときに扇風機もいりません。

「愛媛新聞のヤング落書き帳コーナーに、三崎中学校が出ていましたね。」
という声を聞いて早速開けてみました。

 確かに広島での平和学習と被災地支援の特集がくまれていました。
3人の題名は、
「被災中学からうれしい返事」
「力を合わせて折った千羽鶴」
「希望をくれる被爆アオギリ」
内容は、実践にうらうちされたとても読みごたえがあるものばかりでした。

 三崎中学校の「思いをカタチに変えていこう」とする取組。
こんな小さな小さな積み重ねが大切です。

 ヤン落デスクから次のようなコメントがのせられていました。
『三崎中学校の「おりづるの旅プロジェクト」のみなさんから、
活動報告が寄せられました。
 広島での平和学習や東日本大震災の被爆地、気仙沼市の中学校への支援について思いを語ってくれています。 

 震災から5ヶ月近く経過した今でも、がれきの山に手つかずのところが多く、
復興には何年もの歳月を要すると思われます。
そんななか、三崎中のみなさんの地域をあげての支援には頭が下がる思いです。
被災者を思い、早期の復興を願う彼らの取組を紹介します。』

 四国最西端の岬人(はなんちゅう)たちは、
未来を切りひらく力を持っています。

 この内容は、何日間かシリーズであるようです。
明日の新聞も楽しみです。

              岬人(はなんちゅう)
 
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広島原爆66年

2011-08-07 | ブログ


 広島は6日、戦後66年目の原爆の日を迎えました。
朝5時30分に起き、窓の外を見ると、昨夜と変わらない原爆ドーム。
すでに平和大橋を渡り、広島平和記念公園へ向かう人たち。
 6時からの朝食は混み合うと聞いていたので、レストランへ行くと、すでにすごい列ができており、30分近く並びました。



 テレビをつけると、ライブ中継されている様子が、すぐそこにある不思議さ。
 7時30分、平和記念公園に着いたころには、ものすごい人で座れる席もなく、
右側から式をながめることにしました。
 広島市職員が、50000と書いたプラカードを見せて回っていました。
おそらく、参加者の数と思われます。

 16年も前に、妻と見に来たことがあります。
その時は、驚きと衝撃に近い気持ちの高ぶりがありました。
これほど多くの人が慰霊を行い、平和を願っていると思うと、自分も何かできることをしたいという思いがありました。
 今回は、前回のような衝撃はなく、そのなかみに注目しました。
息子は、人の多さと管直人首相の姿に驚いていました。



 4月に就任した被爆二世の松井広島市長は、2人の被爆者の声を引用し、核兵器廃絶に積極的な意思を述べました。
 管首相は、原爆と原発の危険性は共通で、原発に依存しない社会をめざすことを述べられました。
 さらにその具体策があれば、取り組みは進んでいくだろうと思いました。
具体性なきものは、絵に描いたもちになることが多いからです。



 2人の子ども代表による平和への誓いは、たいへん力強いものでした。
「人々の当たり前の生活と、多くの尊い命が一瞬にして奪われました。
どんなに苦しかったでしょう、どんなにつらかったでしょう、どんなにくやしかったでしょう」
という共感の思いを聞いたときは、胸が熱くなりました。
 
「そんな過ちをおかした人間。
でも、人間の力を信じて、夢と希望があふれる未来をつくるために、
行動していくことを誓います、と結ばれました。

 
 三崎中学校のおりづるの旅プロジェクトは、まさにそんな行動の1つだと思います。
小さなことでもいい、思いをカタチに変えていくことをこれからもしていこうと思いました。
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原爆ドームをながめながら

2011-08-07 | ブログ
父と中学二年の息子との広島二人旅。
平和記念公園そばのホテルサンルートが宿。
この時期、全国から集まる人により、宿をとるのは至難の業。
何件も電話しましたが、全く空いていません。
お世話になっている石崎汽船の中矢常務の手配により、奇跡的にとることができました。
ホテルは、平和記念公園まで歩いて三分という好立地。
夕方7時前に到着し、部屋のカーテンを開けたら、ライトアップされた原爆ドームが見えました。



夕食にお好み焼きを食べ、前夜の平和記念公園を歩いて回りました。
あちらこちらで、集会が開かれていたり、お坊さんたちの読経も響いていました。
落ち着いて回れる前夜もいいものです。



いろんな場所から原爆ドームをながめながら、息子と二人当時を想像してみました。
元安川に映る逆さ原爆ドームがきれいに見える静かな夜でした。

10時過ぎに部屋にもどってからも、しばらくライトアップされた原爆ドームを見ながらハイボールを飲みました。
こうして、原爆の日の前夜は静かに過ぎていきました。

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灯籠流し

2011-08-07 | ブログ
 今日、八月六日は原爆の日
朝は、広島平和祈念式典、午後からは「はだしのゲン」作者の中沢啓治さんのインタビュー、
そして最後に原爆で亡くなった方々への灯籠流しを見ました。

 原爆ドーム前の川に、流れる多くの灯籠
ろうそくの灯りで照らされた、色とりどりの灯籠が川面に映り、幻想的な光景でした。

私たちは、未来を照らすこの灯りを忘れてはいけません。
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父と息子の広島の旅

2011-08-05 | ブログ
 父と息子だけの二人旅もいいものです。
 息子がおむつをしていた二歳の頃、別府高崎山へ猿を見に行きました。
息子は生で見る猿に大はしゃぎ。

 あれ以来の二人旅。
我が家の旅行は、登山やスキーなど自然体験がほとんどで、
レジャー施設やショッピングなどはありません。

 ある程度子どもが成長したら、社会を考えさせることを目的とした旅行に出かけることを考えていました。
 今回は、明日8月6日の広島平和記念式典を見に行きます。
少し強めの刺激を受けることで、社会についての意識が芽生えていくと思います。
学校がこういったところへ連れて行くことはむずかしく、
家庭の役割だと考えています。



 息子は、今中学2年生で、7月には学校の平和学習で、
広島に行きました。
 三崎中学校の平和学習は、とても充実しています。
被爆証言を聞いたり、平和資料館・原爆ドーム・慰霊碑を見て回ったり、
原爆の子の像に千羽鶴を捧げたり、滋君の弁当を再現したものを昼食で食べたり、
佐々木貞子さんの折り鶴について学んだり、学校に帰ってからも被爆アオギリ2世を
植樹したりと、たいへんすばらしい学びをしました。

 したがって、息子の意識はとても高まっている状態です。
今夜は前夜ということで、平和公園内ではさまざまな集まりがあります。
明日は、平和記念式典、「はだしのゲン」作者の中沢さんの出身小学校、元町小学校でのワークショップ、午後からは子どもたちによる平和創作劇「I PRAY ~子どもたちの祈り~」、夜は灯籠流しを見る予定です。

 これらのすばらしい内容を企画してくれたのは、
尊敬する渡部朋子さん(NPOアント・ヒロシマの代表)。

 息子は、今回の旅でいったい何を感じることになるのでしょう。
そんなことについても帰りの船や車の中で語り合いたいと思っています。

                    岬人(はなんちゅう)
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