喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

田舎者の平和学習と被災地支援 3

2011-08-11 | ブログ
 三崎中学校の取組が愛媛新聞ヤング落書き帳コーナーに連載されて3日目。

 三崎中学校では、自分を表現する力を養うことに取り組んでいます。
いかに人にわかりやすく、興味を持って聞いてもらえるか。
それを今風に言うとプレゼン(プレゼンテーション)力でしょうか。

 先日広島に行ったとき、国内外で平和構築支援をしている
NPO ANT-Hiroshima代表の渡部朋子さんが、
プレゼン力の重要性を言われました。

「プレゼントするというとコンピュータでするもの、
と考えがちですが、アジアやアフリカのコンピュータがないところで、
伝えるにはどんな伝え方がありますか?
 大切なことは、伝達技術力というよりもまずは自分の思いです。
知識、体験とふり返りが思いを深くします。」

 アフリカでは、踊ってみせ、たいへんな拍手喝采を受けた人がいたそうです。

 3人の題名は、
○「おりづるの旅祈りこめ続ける」
○ 被爆アオギリ 大事に育てたい
○ 宮城の学校から礼状届いて感激

 ヤン落デスクからは次のようなコメントがありました。
「三崎中のみなさんは平和学習で、被爆アオギリについての話が心に残ったようですね。

 爆心地から約1.3キロの地点で被爆し、熱線と爆風で幹の半分が焼けてえぐられても、見事に息を吹き返したアオギリ。
絶望に打ちひしがれる人々の心に生きる希望を与えたと言われます。
 
 グランドの隅に植えたということですが、みなさんの平和への思いとともに大きく育ってほしいですね。」

 この暑さの中、三崎中学校グランドに植えられた被爆アオギリ2世は、
たくましく育っています。
 
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