喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

沖縄 興南高校

2010-08-22 | ブログ
 夏の全国高校野球大会。
参加4028校のうち、1度も負けずに最後まで残ったのは、
沖縄県代表 興南高校でした。

 基地問題などでいつも揺れている沖縄だけに、
応援して人も多かったと思います。

 興南高校の選手たち、
まさに「島人の宝」(しまんちゅぬたから)
です。

                 岬人
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人魚の記憶

2010-08-22 | ブログ
 ぞんぶん泳いだムーンビーチからの帰り、
佐田から見た風景です。

 海が、キラキラとまぶしいくらいに輝き、
ふるさと佐田岬の海は、本当にきれいだなー、と感じました。

 隣を見ると、あんなにはしゃいでいた娘たちは、
あっという間に寝息をたてていました。
「疲れたんだな~」と目を細め。

 これに関して、親友の柴崎さんから、とってもすてきなお話を聞きました。

「海で泳いだ後は、驚くほど体が重い感じがしませんか?
あれは、ただ疲れた~
というだけではなく、太古の記憶…というか、
起源的なもの…というか、
 本来の居場所である海からあがって、
再び重力に縛られる体の重さなのかな~、
と思ったりします。

 さしずめ今日は、
二人の人魚姫を郷に案内したような感じですね。」

 うちの娘が、
アンデルセンの人魚か、
崖の上のポニョの人魚かはわかりませんが、
海が大好きなのは、まちがいないようです。

 私たちが、海が大好きで、なつかしく思うのは、
遠い昔のふるさとを思い出しているからかもしれません。

                  岬人(はなんちゅう)
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ムーンビーチで海水浴

2010-08-22 | ブログ
 21日の土曜日は、娘たちを連れて井野浦のムーンビーチへ海水浴に行きました。
カバンに、着替え、お茶、お菓子、スイカをつめこんで、出発。

 お盆が終わると、佐田岬の海もいつもの静けさをとりもどしつつあります。
数組の家族連れがいただけで、ほとんどプライベートビーチのような。
したがって、海の透明度も増し、透きとおっていて、とてもきれいです。

 娘たちは、よく遊びました。
あきてきた頃に、平泳ぎ、クロール、立ち泳ぎ、
そして力をぬいて海に浮かぶ遊びを教えてあげると、大喜び。
ほとんど5時間、海の中。

 1時間に1本、沖を九州佐賀関へのフェリーが通ります。

 「あの船に乗って、大好きな九州に行きたいな~」
ふと、そんなことを思いました。

                    岬人

                 


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三崎の千鳥で

2010-08-20 | ブログ
ここは、三崎で有名な千鳥 2年前、喜久家国際ワークキャンプのリーダー、羽田拓民君が3回目の平磯帰省をしました。 この日の千鳥は、満員御礼状態 私の職場の同僚夫婦も交え、とっても盛り上がりました
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お盆の想い出

2010-08-20 | ブログ
 楽しいことは、あっという間に過ぎてしまいます。

 喜久家の仲間が集まってくれたお盆から、
はや1週間が経とうとしています。

 平礒の盆踊りで盛り上がり、
その後、三崎の「スナック銀河」にはしごをしました。
すでに、同窓会グループもいて、満員御礼状態。
喜久家メンバーもそれぞれのお国の歌を披露し、
会場はヒートアップ。

 なかなか、ネイティブな英語や韓国語の歌は聞けませんから、
他のお客さまも聞きほれていました。

 写真は、千葉の水野裕規君。
高音のパンチのある歌声でオアシスやミスチルの歌を熱唱。
 隣で聞きほれているのは、
夏ちゃんこと板夏美ちゃん。
生まれは鳥取県米子市、大学は高知。
スウェーデンに数ヶ月留学もしていました。

 いや、みんなすごいパワーです。
 そんな新しい風を受けながら、
田舎の郷づくりは、さらに進化していきます。

                      岬人(はなんちゅう)
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Charlie's Angels (チャーリーズ・エンジェル)

2010-08-19 | ブログ
 一人足りませんが、Charlie's Angels 
を思わせるような2人。
 
 大富豪チャーリーの探偵事務所で働く、
美しき3人の女探偵”エンジェル”たち。
 抜群の運動神経と知性、
そしてセクシーな魅力を武器に難事件を解決していきます。

 写真は、喜久家ボランティアたち。
左から、空手が得意なフランスのパリ出身、トニー。
幼稚園の先生をしている韓国ソウル出身のスヨン。
愛媛県国際交流員をしている韓国ソウル出身のヘミ。

 お盆に集まったので、井野浦のムーンビーチへ泳ぎに行きました。
総勢15人で。

 思い出に残る夏の出来事でした。

                岬人

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外国人による盆踊りの太鼓

2010-08-18 | ブログ
 喜久家メンバーが参加してくれ、
大いに盛りあがった平礒の盆踊り。

 この1年間は亡くなった人がいなかったので、
今年は、盆踊りへの参加者も少ないと思われていました。

 それだけに、喜久家メンバー7人の参加は、
たいへん喜ばれました。
地域に受け入れられてきた証しです。

 韓国のヘミが友だちを連れて来てくれました。
 アメリカサクラメント出身の彼は、
四国中央市(伊予三島)の国際交流員として働いています。
 とっても明るい彼は、太鼓をたたき盆踊りを盛り上げてくれました。

 国の垣根を越えた盆踊り。
新しい地域のカタチです。

                  岬人
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盆踊りでジェンカ

2010-08-18 | ブログ
 平礒の盆踊りも昔は、「口説き」でした。
それからテープによる「炭坑節」が取り入れられました。

 あわせて、若者向けにオクラホマミクサーなどのフォークダンス
や坂本九のジェンカが取り入れられた時期もありました。

 その中で今は、ジェンカだけが残っています。
なかなか激しい踊りですが、とても楽しく一体感がわくのです。

 写真は、平礒の人たちと喜久家メンバーが、
楽しくジェンカを踊っているところ。

 先祖供養として、若者向けに楽しくジェンカを踊るというのも
なかなかいいものです。

                    岬人
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平礒の盆踊り

2010-08-18 | ブログ
 喜久家メンバーが参加してくれた盆踊り。
日本2人、韓国2人、アメリカ1人、フランス1人、スウェーデン1人。

 きっと平礒始まって以来の
国際色豊かな盆踊りとなりました。

 平礒の人たちも、喜久家メンバーも
お互いが大喜び。
 
 楽しい夜でした。
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ふるき良き、もう霊(モウリョウ)

2010-08-17 | ブログ
 もう霊の最後は、
写真のように、自分の歳の数だけ
まなご石を拾い、浜辺にある神様と仏様に
捧げます。

 私の場合は、42個。
父のように70歳もこえる人たちは、
拾うのがたいへんです。

 みなさん、それをお互いに笑いながら、
「武兄よ、たいがいでいいんよ。おら、手でいっぺんにすくったで。」
などと言い合い、拾っています。

 一つずつ数えながらていねいに石を拾う父を横で見ながら、
思わず涙が出そうになりました。

 ふるき伝統の中に「感謝」という
最も大切な心が宿っているようです。

                   岬人(はなんちゅう)
              
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平礒のもう霊(モウリョウ)

2010-08-17 | ブログ
 もう霊は、国の無形民俗文化財。

 鉦や太鼓に合わせて円を描き歩いた後は、
写真のように、それぞれみなさんが持っていた笹を
集め束にして、海に流します。

 このような伝統行事には、
お年寄りの関わりが欠かせません。

 田舎には、それぞれの世代に応じた役割が
はっきりと残されています。

                   岬人
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文化庁の選択無形民族文化財に指定される

2010-08-17 | ブログ
 佐田岬半島には、古いお盆行事がそこここで遺っていて、
受けつがれています。
 
 平礒でも、写真のような「もう霊(もうりょう)」を行います。
鉦(カネ)や太鼓に合わせ、円を描いて歩くという簡単なものです。
 カネをたたく人が、
「氏神さま、お受け取りなされ」
「氏仏さま、お受け取りなされ」
「そうたん殿、お受け取りなされ」
そして、この1年で亡くなった方がいれば
「○○殿、お受け取りなされ」
と言って、合図を出します。

 それに合わせて、周りの人が
「南無阿弥どう~」というおそらく
「南無阿弥陀仏」という言葉が変化したものを
となえながら、円を描いて歩きます。

 これら伊方町の佐田岬半島特有の
「もう霊」「モウナの人形回し」「おしょろ船」
という3つの初盆行事は、
文化庁の選択無形民族文化財に、今春選ばれました。

 すごく大切な伝統行事です。

 先祖に感謝そして供養するという
ふるき良き習慣をこれからも、まもっていきます。

                 岬人
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美しき日本

2010-08-13 | ブログ
伊方町中学生アメリカレッドウィング派遣団、
ただ今松山からふるさと伊方にバスで帰っています。
伊方役場到着予定は正午12時。

思い返せば、国内JALの飛行機がずいぶんと遅れ、アメリカ行きの出発便に乗れず、
2日間成田で足止めされるという思いもよらない始まりでした。

ところが先ほど、羽田から松山への最後のJALに乗った時、
感動の出来事がありました。
それは、客室乗務員全員が2週間前の出来事にもかかわらず、
私たちの旅行が遅れたことを知っていて、
おわびとねぎらいの心あたたまる言葉をかけてくださったのです。
その責任者であるチーフパーサーの三輪さんが、
さらにていねいに責任者である私におわびを言いに来てくださいました。
おかげで私たち全員、気持ちよく今回の旅を終えることができます。

よくよく考えてみると、遅れた理由は、安全な飛行をするために必要だったのですから、誰も責めることなどできないのです。
そんな中での、今日のJAL客室乗務員のやさしさを思うと、
アメリカではありえない言葉です。

日本人のもつ、美しき真心と組織力にすばらしさを感じました。
アメリカで感じた美しき日本。
お伝えしていきたいと思います。
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喜久家がある平礒の盆踊り

2010-08-12 | ブログ
 帰ってきました。
アメリカから。
さまざまな出来事があり、それはこれからのきっと
大きな成長のきっかけになるにちがいありません。
 アメリカ旅行記は、おいおいお知らせします。

 さて、先ほど入った知らせでは、
かつての喜久家メンバーが、平礒の盆踊りに大集合するとのこと。
 今松山にいる韓国のヘミとその勤め先のお友だち。
韓国からスヨンとそのお友だち。
千葉から水野裕規君。
高知から板夏美ちゃんとスウェーデンのお友だち。
大藤君。
16日には、羽田拓民君。

 総勢9名が、その友だちを連れて、
田舎、平礒の盆踊りに参加してくれます。
地域の人たちもさぞ、喜ぶことでしょう。
 喜久家プロジェクトが始まり4年目にして、
地域の大切な伝統である盆行事に、
帰って来てくれるのです。
 こんな出来事は、もちろん平礒始まっていらい。
新しい地域づくりの始まりです。

 さあ、興味のある方は、
どうぞいらしてください。

               岬人
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日本に帰国〓

2010-08-12 | ブログ
午後5時18分、成田空港に無事到着 飛行機の窓から、船が多く見えてきました。 もう、日本が近いかな、と思っていました。 すると、すぐに陸地が見え、房総半島の青々とした水田が真下に広がりました。 心からきれいだな~、と思いました。 子どもたちは、みんな元気で、周りから聞こえてくる日本語に、帰ってきたという実感がわいてきたようです。 行くときよりも多くの手荷物。そして、それ以上に多い心いっぱいの思い出。 人生を変えるきっかけになることは、まちがいないと思います。 アメリカにいる間にも、たくさんの書きこみメッセージをいただきました。ありがとうございました。 ただ今、羽田空港近くのホテルに移動中です。 伊方到着は、明日13日お昼予定です。
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