喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

島人ぬ宝

2010-08-23 | ブログ
 高校時代の同級生で、沖縄県石垣島に嫁いでいる旧姓阿部美香さんがいます。
4年に一度の三崎高校同窓会には、毎回出席してくれています。
次は、ロンドンオリンピックの年です。
 たまに、ふるさと佐田岬の様子と
あこがれの石垣島の情報をやりとりしています。

 好きなアーティストにBEGINがいますが、
沖縄県石垣島出身の幼なじみ三人です。
BEGINの歌の中でも特に好きなのが、
「島人ぬ宝」

 この歌詞を見ると、
私のふるさと佐田岬と似たような感じがするのです。
 
『一、僕が生まれたこの島の空を
僕はどれくらい知ってるんだろう

輝く星も 流れる雲も
名前を聞かれてもわからない

でも誰より 誰よりも知っている
悲しい時も 嬉しい時も
何度も見上げていたこの空を

教科書に書いてある事だけじゃわからない
大切な物がきっとここにあるはずさ
それが島人ぬ宝』

 
 歌詞の島人を岬人(はなんちゅう)に替えて、
読んでみると、胸が熱くなります。

 私自身、30歳過ぎまで
部活動バレーボールに明け暮れ、
ふるさとをじっくりと見つめることもありませんでした。
 さらに昔は、都会と比べて田舎であるふるさとの不便なところ、
ないものばかりに気をとられていました。
 簡単に言うと、ふるさとは嫌いではないけど、
自慢に思える・誇りに思えるものではなかったのです。

 だから、知っているようで、知らないことだらけ。
でも、幼い頃のとびっきりの記憶がたまにあったり。
 
 でも今、ふるさと佐田岬への想いが大きくちがってきました。
その想いを、こうしてブログに積み重ねています。

                   岬人(はなんちゅう)


コメント (6)
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『大切な人に贈りたい24の物語』  名前で呼ぶ

2010-08-23 | ブログ
 私の愛読書『大切な人に贈りたい24の物語』から紹介します。

「名前で呼ぶ」
 
 『先日、友人と集まったときに
「自分の奥さんを何と呼んでいるか?」
という話題になりました。

 子どもがいる友人が多かったので、
「お母さん」とか「ママ」といった呼び方が多かったです。

 私の場合は奥さんを名前で呼んでいます。
実は以前はママと呼んでいたのですが、心理学を勉強したときに
「女性が名前で呼ばれなくなると男性化する」
という話を先生から聞いて呼び方を変えました。

 先生の話では、
女性は男性から自分の名前を呼ばれたときに女性を意識するので
「お母さん」とか「ママ」と呼んでも女性を意識しないそうです。

 子どもの前ならいいのですが
二人きりのときに「お母さん」と呼んだとしたら
顔では笑っていても、心の中では
「いつから私はあなたのお母さんになったの…」
と怒っているかもしれません。

 父親の役割を母親がしてしまうと
奥さんの男性化がさらに進んでしまいます。
 家族で出かけようとしているときに
時間がないのに子ども達が急いでくれません。
お母さんが子どもに「急ぎなさい」と厳しく怒っています。

 こんな状況のときにはどうしたら良いのでしょうか?

「せっかく家族で出かけるのだから、そんなに怒るなよ」
と言うのは最悪です。
奥さんはさらに機嫌が悪くなってしまいます。
「あなたが言わないから私が言っているのよ」
と言い返されるでしょう。

 こんなときにはお父さんがお母さんよりも厳しく子どもを叱ればいいのです。
 するとお母さんは、
「そんなに、怒らないでよ。せっかく出かけるのだから楽しく行きましょう」
と本来女性が持っている優しさを発揮することができます。

 最近、厳しいお母さん、優しいお父さんが増えているような気がします。
お父さんの皆さん、強い男を目指してお互い頑張りましょう。』

 いかがですか?
要するに、女性が本来のやさしさを出せるように、
関わればいいようです。
 もちろん、女性についても男性に対して
同じようなことがいえるでしょう。
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