喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ボジョレー・ヌヴォー

2010-11-27 | ブログ
 写真は、ボジョレー・ヌヴォー(Beaujolais Nouveau)。
ボジョレー・ヌヴォーとは、フランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産される
ヌヴォー(試飲むけの新酒)の赤ワイン。
 つまり、ヌヴォーとは、その年に収穫されたブドウのできぐあいを確認するための試飲酒のこと。
だから、軽いしあがりで、値段もおてごろなのです。
 
 今、喜久家に来てくれているフランス出身のフィリップのふるさとである世界遺産の街リヨン
に近いそうです。
フィリップが言っていました。
「とってもきれいなぶどう畑が広がっています」と。
 8月までいたトニーは、ボルドーに住んでいて
「ボルドーワイン」のことを聞きました。
フランスって、農業がさかんなんです。

 このヌヴォーは、そもそも当地の農民が収穫を祝ったのが始まりとされます。
本格的な輸出が始まったのは1968年。
解禁日は11月15日でしたが、1984年から11月の第3木曜日に改められました。

 解禁日が設けられた理由として、
各メーカーがどこよりも早くヌヴォーを出荷し、
セールスを稼ごうと競い合っていたものがだんだんエスカレートしていき、
ついにはワインとして十分でき上がっていないにもかかわらず出回るようになってしまったからだそうです。

 日本への航空便での輸入は1976年に開始。
1980年代後半のバブル期に大きなブームになり、
解禁日未明に成田空港に行って飲む人まで現れるなどの状況でしたが、
バブルの崩壊でブームが終わりました。

 しかし1997年頃からの赤ワインブームに乗って再び人気が高まり、
バブル時代を上回るほどです。
 2004年ものは過去最大の販売数量を記録したようです。

 ちなみに、今年のものもおいしく、手に入りにくいようです。

 ふるさとのみかんも、何か注目を集めるようなネタはないですかね。

                岬人(はなんちゅう)

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