喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家ボランティア 名児邪滋生 君

2012-06-18 | 喜久家の情報


 5月の連休が終わり、喜久家に新しい若者ボランティアが入ってきた。
東京生まれの東京育ち、名児邪滋生(なごやしげゆき)君。

 香りに興味があり、将来はそんな仕事がしたいと語ってくれた。
 
 平礒喜久家の印象は?と聞いたところ、
夜が静かで、真っ暗で驚いていますとの返事。
もしかしたらこの不便さ、不自由さ、自然さが彼を大きくゆさぶることになるかもしれないと思った。
 体格はそんなに大きくないのに、本当によく活動してくれた。

 昨夜は、出発前夜ということで、橋本さんもかけつけてくれ、
得意の料理に腕をふるってくれた。

 1ヶ月半の感動はどうだった?と聞いた。
「お母さんやお父さん、洋海さんや長武さん、みんなから
よく働いてくれて助かるって言われることがとてもうれしかったです。
今までたくさんの人からそんなふうに言われたことがなかったので。」
と、喜びの声を返してくれた。
 聞いていて本当にうれしかった。

 そして何度となく
「また帰ってきます。」
と生き生きとした顔でこたえてくれた。
 その顔を見て、うれしくてたまらなくなった。

 

 ふるさと平礒は、名児邪くんからとっても大きな元気をもらった。
再会を楽しみにしている。

 いってらっしゃい。

                 岬人
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ボランティアって?

2012-06-18 | ブログ
 先週からボランティア(活動)について考えてきた。
「そんなに深く考えず、もっと気軽に取り組めばいいんじゃない。」
といった気持ちになるときもある。

 確かに。
 アメリカでホームレスへの配給品の袋づめをしていたとき、
大学生の若い男性が3人作業に加わった。
楽しそうにおしゃべりしながら。
授業の合い間の時間らしい。
そしてしばらく作業したかと思うと再びもどっていった。
 何かとても自然な感じ。
これもいいなと思った。



 親友のおかけやさんからボランティア(活動)についてのコメントをいただいたので紹介したい。


『本質にせまる活動 (おかけや)

 岬人さんの「ボランティア活動の後、なぜかすっきりしない」という感覚、よくわかります。

すっきりしないのは、なぜ?
自分の活動の意味は?
本当に役立ったのか?

それらの疑問から目をそらさずに、自分のボランティアを問い直し続ける。
かぎりなく「当事者」に近づいて、「課題」に向き合ってみる。

そうするなかで、より本質にせまる活動となっていくのだと思います。

「もうここには必要ないね。」と言えるようになるための、ボランティア活動。
私が思い描くゴールです。』



 先週からおかけやさんと同じようなことを考えていた。
いろんな考えがあっていい。

 何か楽しくなる。

                 岬人

 
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