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喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

伊方町水ケ浦小学校を望む

2017-04-29 | 佐田岬の風景
 先週、大浜をぶらり歩きした後、山頂まで続く柑橘農道を通り、
隣の中之浜に渡った。

 宇和海が目の前に開け、絶景。
見下ろすと緑に囲まれ、水ケ浦小学校が建っている。

 いつも小学校横の道路を通っているので、目線がかなり違う。


 目の前に開かれた宇和海(太平洋)と背後にあるミカン山。
すてきな環境につつまれた水ケ浦小学校だ。



 佐田岬には、すてきな学校がたくさんある。

 未来にずっと残ってほしい風景だ。


      岬人(はなんちゅう)

伊方町大浜をぶらり歩き

2017-04-29 | 佐田岬の風景
 佐田岬半島はリアス海岸になっていて、入り江ごとに集落がある。
その集落はどこも独特の雰囲気がただよっている。


 先週、伊方町大浜をぶらりと歩いた。
海に面した集落は平地が少ないので、隣同士がくっつきあって建っている。
その間を縫うように路地が続いている。


 初めての集落で訪れる場所の一つが、神社。


 神社を維持するにはかなり経済的に負担があるが、中には事業に成功した人からの多額の寄付もある。


 立派な瓦だ。

 
 瓦の飾りを見るのも楽しみ。


 訪れる場所のもう一つはお寺。






 日蓮の銅像


 これほど立派なお寺を維持できるのも地域の経済力と信仰心の厚さだろう。

 みかんの産地として有名な大浜。
すばらしい集落だ。

           岬人(はなんちゅう)
 

伊方湊浦の八幡神社と桜

2017-04-18 | 佐田岬の風景
 昨日17日は、春の嵐。
残っていた桜もほとんど散ってしまった。

 先週、伊方湊浦にある八幡神社を訪れた。
多くの桜が植えられており、互いにその美しさを引き立てあっていた。

 八幡神社正面。


 左側には慰霊塔が建てられている。
戦争で亡くなった方々と桜。


 神社には、巨木が多い。




 拝殿からさらに奥の本殿にまわってみる。


 青葉と神社の瓦のコントラストが美しい。




 塀と青葉と桜。


 木々の間からメロディーラインの青い橋が見える。


 白壁と桜。


 
 全国には、神社は約8万8000、寺社は約7万7000、合わせて16万5000社があるらしい。
その数はコンビニの約3倍もある。
 日本人は、歴史と文化を大切にし、信仰心があつい。


 ちなみに日本一多い神社ランキングは?

第1位 八幡信仰 7817社

第2位 伊勢信仰 4451社
第3位 天神信仰 3953社
第4位 稲荷信仰 2924社
第5位 熊野信仰 2693社

第6位 諏訪信仰 2616社
第7位 祇園信仰 2299社
第8位 白山信仰 1893社
第9位 日吉信仰 1724社
第⒑位 春日信仰 1072社

 日本一多い神社は、圧倒的な数で八幡神社。
八幡神社は応神天皇をまつる神社で本社は大分県の宇佐神宮にある。
 佐田岬半島は宇佐神宮と向かい合っていて近いので、八幡神社が多い。

 そんな歴史も感じながら、神社と桜をながめた。
未来に残したい風景だ。


          岬人(はなんちゅう)

 

 

 

 

伊方町湊浦の明治公園

2017-04-15 | 佐田岬の風景
 職場の近くに明治公園という小さな公園がある。
桜が満開だったので、寄ってみた。

 記念碑には、次のように書いてある。
「今日の繁栄は、われらが祖先の辛苦と英知の集積である」

 おごらず、先人の功績に尊敬の念を抱く。





 真っ白な桜にカラフルな遊具がよく映える。




 まるで雪のようだ。


 町の花ツワブキの葉は、ハートの形をしている。
その上に散った桜の花びら。




 きれいさのあまり、思わず桜の花を手にする男子中学生。


       岬人(はなんちゅう)

風そよぐふるさと 風薫るふるさと

2017-02-26 | 佐田岬の風景
 今日は、何やら靄がかかっている。
気温が高いことからすると、中国から風に運ばれて飛んできた黄砂だろう。

 1週間前の写真になるが、風がそよぐ、風が薫る風景。
 風は見えない。
風がそよぎ、何かを揺らし、初めて風を感じる。
佐田岬の尾根に立つ風車もそうだ。


 佐田岬のメロディーラインにそよぐ河津桜もそうだ。


 風は匂わない。
風がそよぎ、何かの薫りを運んで、初めて風を感じる。


 風はいつも何かの手助けをしている。

 ふるさと佐田岬に吹くそんな風が大好きだ。
ふるさと佐田岬を離れて暮らす人たちにも、ぜひこの風が吹いてほしい


      
                 岬人(はなんちゅう)

メロディーラインの河津桜

2017-02-20 | 佐田岬の風景
 1週間前の2月11日。
二名津では春祭りだった。

 夕方、仕事帰りにメロディーライン沿道に咲く河津桜がとてもきれいだった。
まだ雪が残っており、雪と桜の不思議な風景。



 昭和30年に発見された河津桜。
オオシマザクラとヒカンザクラの自然交配と言われている。
この原木から今の河津側沿いの桜並木ができあがった。

 ヒカンザクラの仲間なので濃いピンク。



花期も長い。
春のお花見のソメイヨシノは見頃は1週間ほど。
開花から2週間くらいで葉桜になってしまう。

 でも河津桜は、それぞれの木の満開が2週間ほど続く。
少し葉っぱが出て来てもきれいで開花から1か月は咲いている。



 岬の夕陽に照らされて、ピンクとオレンジが混ざり合う。
向こうに見えるは、宇和海と名取。



 ふるさとの花のある風景。

 未来に残したいふるさとの風景。

                岬人(はなんちゅう)



佐田岬の梅の花

2017-02-17 | 佐田岬の風景
 先週2月11日。
大雪により、雪がまだ残っているところが多かった。

 仕事帰りに、瀬戸内側を通って帰った。
名付けて、瀬戸内岬海道(はなかいどう)。

 梅は寒い中、いち早く春の訪れを知らせる花。



 小島を過ぎた辺りだった。
道路横に梅の花が咲いていた。
 小さくて、可憐な花。



 これからいろいろな花が佐田岬に咲き始める。
ふるさとの花のある風景。

 未来に残したいふるさとの風景。



           岬人(はなんちゅう)


雪の佐田岬、瀬戸内岬海道をドライブ2  小島・田部・神崎・高茂

2017-02-12 | 佐田岬の風景
 2月11日、岬には雪が積もった。
仕事が終わり、久しぶりに瀬戸内側の県道(鳥井・喜木津線)を通って帰った。
 名付けて、瀬戸内岬(はな)海道。

 いつもはまっすぐなメローディーラインを快適にドライブしながらだが、
この道はそうはいかない。

 ぐねぐねした道、連なる鼻と湾。
でもそれぞれに少しづつ違った文化と暮らしが営まれている。
実におもしろい。

 小島の宮の森。
この森は鎮守の森で、希少な動植物の宝庫。


 小島の港


 森の中の小屋


 緑のトンネル


 きれいに切りそろえられた暴風垣


 田部を望む.
昔はこの集落にも小学校があった。


 田部のミニお四国参り



 田部のアーチ型の橋
水源は高茂だろうか。


 山王神社(高茂神社)


 春を待つ養蜂箱


 メロディーラインを走っていては絶対に感じられないものばかり。
便利さ、速さだけを追い求めては、豊かなものを見失うことも多い。
 
 もっと足元をみよう。
そこには、先人たちが暮らした跡やそのつながりが感じられる。

                   岬人(はなんちゅう)

雪の佐田岬、瀬戸内岬海道をドライブ1 三机・大江・志津

2017-02-11 | 佐田岬の風景
 2月11日、岬には雪が積もった。
仕事が終わり、久しぶりに瀬戸内側の県道を通って帰った。
 名付けて、瀬戸内岬(はな)海道。

佐市・高浦方面から三机を望む


手入れされた大江の町なみ


魔除けの大わらじ


雪をかぶった柑橘園


大江を臨む


大江と志津の中間にある旧三机第二小学校。今はグループホームとして利用されている。


志津を望む


いくつもの鼻が連なる。
その一つひとつに集落があり、暮らしが営まれている。



                 岬人(はなんちゅう)

飛梅伝説 ~東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ~

2017-02-08 | 佐田岬の風景
 早春を思わせる花として、梅があります。
身近な場所でも花開いた梅を見かけるようになりました。

 梅は、「花よし、香りよし、果実よし」と三拍子そろった花木。
しかも「松竹梅」と並べておめでたいもののひとつともされています。


  
 「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
この短歌は、今から約1100年ほど前の平安時代に、学問の神様として有名な菅原道真が詠んだものです。

 九州の大宰府へ左遷されることになった菅原道真が、京都の自宅の庭で大切に育てていた、梅の木に、
「春を呼ぶ東風が吹いたなら、梅の木よ。あるじの私がいなくても、春を忘れずに 花を咲かせるんだよ。」
と思い、別れを惜しみました。
 
 この時期から受験シーズンが始まります。
2月7・8日は、愛媛県私立高校一般入試で、中学生たちは進路の実現に向けて挑みます。
また9日は、愛媛県立高校推薦入試が行われます。

 春になり、野山も人も「静から動へ」と変わってきました。


                岬人(はなんちゅう)

みかんのある風景

2017-01-28 | 佐田岬の風景
 今日は、小春日和。
春を思わせるような暖かい天気。

 年末もそうだった。
大掃除で、神棚のものを神社に納めに行きながら、写真を撮った。

 わが家の裏の道。
 

 

 お宮への道。
このモノラックで荷物を運ぶ。
 

 

 わが家の倉庫を見上げる。


 白く見えるのは、清見タンゴールにサンテをかけたもの。




 後日、平礒の集落を歩いた。
だんなさまの裏の三差路。
石垣と柑橘。


 あさじりの伊予柑。



 みかんのある風景が大好きだ。
それは、幸せを感じる風景。

 未来に残していきたいふるさとの風景。

                岬人(はなんちゅう)

伊方湾を照らす朝日

2017-01-11 | 佐田岬の風景
 今日から愛媛県内の小中学校は3学期。
子どもたちの安全のために、地域で見守り隊活動。

 朝7:30。
川永田から伊方湾を照らす朝日を望む。
オレンジ色の光が、水面に反射しさらに明るく照らす。



 気持ちのいい朝だ。

 ふるさと佐田岬の風景。


             岬人(はなんちゅう)

 

まぶたを閉じれば、まぶたの裏側に浮かんでくる様々な佐田岬の景色

2017-01-08 | 佐田岬の風景
 2年前のブログ。
お世話になった上司を思い浮かべ、グッときた。



 私がかつてたいへんお世話になった上司がいる。
定年を迎えられ、年に1度の年賀状のやりとりだけになっていた。

 そんな昨年末、フェイスブックを始められたようで、友だちリクエストが届いた。
それからというものの、お互いの様子がよく分かるようになり、コメントまでいただいている。

 尊敬する上司からのコメントは、とてもうれしいもので、心に響く。
10日ほど前からシリーズで書いてきた「松集落のブログ」。

 これに対して、次のようなうれしいコメントがあった。



『半世紀前、父親が勤務したので、母と弟が松へ一緒に行きました。
夏休みに妹と行ってスズキ等の大物を沢山釣った覚えが鮮明に残っています!

 写真のような夕日と夜釣りでの鶴見岳のロープウェイの明かりを見たことも記憶されています。
最も印象的だったのは、冬場の北西の風と防波堤をはるかに越える大波でした…!!



 弟の後輩がサスケ兄弟で、亡父の仏壇に手を合わせに来てくれたことも、松との縁の深さを感じます!
長くなりましたが、この素晴らしい写真を仏壇の遺影に見せます!

 どうも有難うございました!!!』



 上司からのコメントを読んでいると、松集落の防波堤での景色が、
セピア色となって思い浮かぶ。

 松集落とこのようなご縁があったとは、初めて知った。

 まぶたを閉じれば、まぶたの裏側に浮かんでくるさまざまな景色。

いつまでも、いつまでも、大切なふるさと。

              岬人(はなんちゅう)

冬の岬の夕焼け

2016-12-18 | 佐田岬の風景
 夕方5時過ぎ、大久の上を帰っていたら、
空が真っ赤に染まっていた。



 めずらしい冬の夕焼け。

 写真に撮ると、その色が十分表せないのが残念。
頭にしっかりと焼きつけた。



 岬の夕焼けは美しい。


           岬人(はなんちゅう)