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喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

平成28年 伊方町九町地区の秋祭り

2016-10-17 | 佐田岬の風景
 秋祭りが西から東へと移動している。
昨日は、評判を聞いて九町地区の秋祭りを見に行った。

 午後1時、牛鬼の宮入り。


 五ツ鹿。


 四ツ太鼓の担ぎ手たちが輪になり、動き回り、士気を高める。


 男前だ。


 3度ほど持ち上げる。


 太鼓をたたく子どもたち。


 唐獅子。




 境内を下りて、鳥居下の道路で再び、ねりが行われる。


 その後、浜に移動し、船に乗りこみ、湾を旋回する。


 これはめずらしい。


 今年から牛鬼と四ツ太鼓は大きな船がないので、取りやめになったようだ。

 浜では再びねりが行われる。




 九町の祭りは、実におもしろかった。
 祭りには、地区ごとに昔からつながってきた歴史と伝統がある。
喜びと願いが込められている。

 未来に残したいふるさとの風景だ。

               岬人(はなんちゅう)

伊方の祭り

2016-10-17 | 佐田岬の風景
 10月15日(土)昼過ぎ。
伊方中学校に、大浜から五ツ鹿が来てくれた。







 この日の夕方、湊浦をお車が優雅に引かれていた。
お車の上には、三味線を弾き語る人もいた。

 どこの地区のお車だろうか。
湊浦か、小中浦か、中浦か。



 
 佐田岬には、それぞれの地区に祭りが残っている。


                    岬人(はなんちゅう)

佐田岬の朝焼け

2016-09-17 | 佐田岬の風景
 朝焼けと夕焼け。
どちらもそれぞれの趣があり美しい。

 台風が接近中だが、今朝は朝焼けが見られた。
 
 高校1年生の娘たちがテニスの新人戦に行くため、
朝6:30分三崎高校に送っていったときのもの。

 対岸の釜木の尾根がオレンジ色に染まり、
グラデーションのように空に広がっていく。





 今日は1日バレーボールの部活動。
そして夜は飲み会。

 いい一日になりそうだ。

             岬人(はなんちゅう)

 

佐田岬の十五夜お月さま

2016-09-17 | 佐田岬の風景
 毎年この時期楽しみにしていることがある。
それは中秋の名月。十五夜お月さま。

 ただし今年は、台風が近づいていて、天気があまりよくない。
昨夜の月。



 雲が空を覆い、ときおり月が顔をのぞかせる。


 「お月見をすると言われている十五夜は、「中秋の名月」とも言われています。
十五夜は満月を意味していて、新月と呼ばれる月が出ないときから満月になるまでおよそ15日ほどかかることから十五夜と言われています。
 空が澄んで特に美しく晴れ渡る空が見えるのが9月中旬〜10月上旬といわれ、
この時期に出てくる満月を十五夜または中秋の名月といいます。

〇 この十五夜はいつから始まったのでしょうか??(゜o゜)
お月見が始まったのは平安時代までさかのぼります。
江戸時代に入って、月は作物が月の満ち欠けと一緒に成長していくことから縁起がいいものとされていました。
そのことから十五夜は秋の収穫を喜び感謝する祭りとして今に至ります。

〇 それでは2016年の十五夜はいつなのでしょうか?
2016年の十五夜は9月15日(木)です!!
 十五夜は旧暦8月15日のことを指していますが、新暦と旧暦とではズレが出るので毎年十五夜の日は変わりますよ。

〇 十五夜は満月を意味しているので、毎年満月なのではないかと思われるでしょう。
実は十五夜はいつも満月ではありません!
 十五夜と満月は毎年1日ほどずれていることが多いのです。
 2016年で言うと十五夜は9月15日ですが、満月は9月17日となっています。
 新月から満月へとなる周期が14日〜16日とブレがあるからなんです!
                        shittoku.xyz より」


 中秋の名月、十五夜は、9月15日(木)でもう過ぎてしまった。
ただし、満月は17日(金)の今夜。
 月がきれいに見える田舎の夜を楽しもう。
 
                       岬人(はなんちゅう)
 

石垣のある風景 ~平礒編~

2016-09-15 | 佐田岬の風景
 わが家の前の石垣のある風景。
お気に入り。

 時々、掃き掃除。

 玄関に明かりがともる。
違った趣のある風景。

 

 景観って、自然とできるものではなく、
創っていくもの。

 ふるさとをよりいいものにしていきたい。



         岬人(はなんちゅう)

石垣のある風景

2016-08-30 | 佐田岬の風景
 一昨日、夏の終わりに我が家の前の小道を掃き掃除した。

かつて多くの人が浜へと行き来した道。



 独特の平たい石垣が積み上げられ、続いている。

 この石垣をついた人たちのことを想像してみる。

それがまたおもしろい。

 ふるさと平礒の石垣のある風景。

未来に残したいふるさとの風景だ。


         岬人(はなんちゅう)

佐田岬の夏の朝

2016-08-11 | 佐田岬の風景
 昨夜飲み会があり、車を釜木口に置いていたので取りに行った。
その帰りに何枚か写真を撮った。

 まず釜木の船瀬の上から、朝日に反射する海。
 

 ハルサキの緑のトンネル。


 猪の獣道


 平礒の集落

 もうすぐお盆。
ふるさとをなつかしみ、多くの人が帰って来る。
その人たちには、久しぶりのふるさとはどのように映るのだろう。

           岬人(はなんちゅう)

 

佐田岬の夜明け

2016-07-05 | 佐田岬の風景
 毎夜10時前に帰宅する日々。
夕食を済ませ、風呂に入ったら、時計は12時を指している。

 持ち帰った仕事をしようと考えたが、朝早く起きてすることにした。

 そして今朝5時。
たくさんのうるさいくらいの鳥の鳴き声で目が覚めた。
蝉の声も混じっている。

 横になった状態で目を開けると、ちょうど朝日が昇ってくる方向が明るくなってきた。
そして朝日が昇る。


 朝日にも起こされた感じがする。
朝日と交わすあいさつ。
 ささやかな幸せを感じる。

 息子が使っていた机に座り、仕事をし始める。
涼しいさわやかな風が外から入ってきて、頭はさえる。


 すると、誰かの足音。
朝早い阿部のおっちゃんの姿。
 日の出とともに起き、山仕事に向かう。
そんな自然とともにある暮らしを何十年も続けている。
人らしい、すてきな暮らしに思える。


 10分でブログを書き上げ、
さあ朝ご飯をいただき、今日も元気に仕事に行こう。

         岬人(はなんちゅう)


 

梅雨時の佐田岬の夕焼け

2016-06-25 | 佐田岬の風景
 夕方7:30頃。
いつもに比べてカーテンの外が明るい。

 カーテンを閉めようとした娘から
「お父さん、お父さん。見て。見て。外が紫色。」
という意味不明な言葉。

 見てみると、
「わーーーーー、きれい。」



 カメラを取り出し、急いで見晴らしのいい3階のベランダに上がる。
やっと雨があがった空からのプレゼントのようだった。


 残念ながら、カメラでは明るく撮れすぎて表現しきれない。
娘たちも上がってきて、撮っている。
 一人は、
「私、この風景、見たことある。」
と言って、本棚から絵本を取り出してきた。


 大雨が上がった佐田岬の夕暮れのすてきな時間だった。

           岬人(はなんちゅう)

宇和海の島々 ~伊方町中之浜からの眺め~

2016-06-24 | 佐田岬の風景
 こんなに大雨が続くとは。
19日(日)の夜から降り始めた大雨。
この日は、家を揺らすような雷も夜中鳴り響いた。
 
 翌朝から愛媛県南予地方には警報が出た。
学校は臨時休業。

 それから21日(火)の午前中も大雨警報。
23日(木)の午前中も大雨警報。

 今日24日は、晴れ間も見えたが、明日はまた雨の予報。
予定されていた三崎高校の運動会が26日(日)に延期された。

 こんな天気は、はじめてだ。

 そんな中、22日(水)はいい天気だった。
勤務先の伊方を見て回った。
河内の山づたいに隣の仁田之浜や中之浜に足をのばしてみた。
 
 いつも海岸沿いを通っている仁田之浜も上から見下ろすとずいぶん違って見える。
 

 そしてもうひと山まわり中之浜にはいると、一気に視界がひらけた。


 こんなすばらしい景色が見えるのだ。
室鼻、その沖に黒島。


 左の手前が烏島、その沖に横長の佐島。
そのさらに沖に大島。
  

 宇和海の感動的な風景。
海から山のてっぺんまでみかん山が続いている。

 何かまちおこしができそうだ。

 大雨の合間のさわやかなひと時だった。

           岬人(はなんちゅう) 


佐田岬のキツネ

2016-06-04 | 佐田岬の風景
 昨夜8時頃、家路についているときのことだった。
国道メロディーラインから釜木に向かって入ってすぐのところ。

 前方にライトに照らされて、黄金色にひかる動物。
長いしっぽと細長い顔。
あっ、キツネだ。



 先日も同じ場所で見たばかり。
どうやらこの辺りをテリトリーとしているようだ。

 しばらく様子を見ていたら、もう一匹現れた。
夫婦だろうか。親子だろうか。
 ふるさと佐田岬は、なんともおもしろいところだ。
そのうち1匹は山に消えていき、もう1匹がこちらに近づいてきた。



 まじまじと野生のキツネの顔を見た。
そのうちこちらの気配に気づき、軽々と跳ねながら闇に消えていった。

 「キツネの恩返し」物語でも作ってみようか。

         
           岬人(はなんちゅう)

満月の前夜

2016-05-22 | 佐田岬の風景
 昨夜、夜9時頃家路についていた。
宇和海の夜空に浮かぶきれいな月。
その月明かりが海に光の帯をつくる。




 釜木を通るとき、上まいの家々を月明かりが照らしている。




 そして我が家に着いたとき、釜木湾を照らす月明かり。


 田舎では様々な月の表情を見ることができる。
さあ、今夜が満月。

 楽しみだ。

        岬人(はなんちゅう)


風薫る佐田岬 

2016-05-20 | 佐田岬の風景
 日本って本当すばらしい国。

 例えば、「風」について。
 四季折々に吹く風やその地方特有の呼び方など、昔の人は吹く風にいろいろな名前をつけているが、 
その数は日本全国に2000以上もあるようだ。

 
 日本人の自然に対する細やかな感覚と表現の仕方に感動を覚える。



 今の時期は青葉を吹き抜けるさわやかな東南の風が心地いい。

 風薫るふるさと佐田岬。

            岬人(はなんちゅう)